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気象庁情報基盤部情報通信基盤課
一般職(物理)
2019年 気象庁釧路地方気象台
2021年 気象庁帯広測候所
2022年 気象庁札幌管区気象台気象防災部予報課
2023年 現職
※職員の所属(役職)は、原稿執筆時のものを記載しています。
世界屈指の技術水準で世界各国の気象業務に貢献しています。
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◇ 国家公務員になろうと思ったきっかけ |
幼い頃から日々変わる空の変化に興味を持っており、また人の役に立つ仕事がしたいと考えていました。そのため人々の生活に関わる気象や自然災害と常に向き合う気象庁に魅力を感じたのがきっかけです。
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◇ 記憶に残っている業務 |
特に記憶に残っている業務は、札幌管区気象台で勤務していた入庁4年目に天気予報や気象警報・注意報、気象情報などの防災気象情報を発表していたことです。天気は生活と密接しており、防災気象情報の発表は発生する災害の防止や軽減のために重要な業務となっています。特に警報や注意報の発表の際は緊張感があり、かなり神経を使いますが、多くに人々の目に触れ、役に立つ情報を発信していると感じたためです。
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◇ 日々の仕事 |
現配属の情報通信基盤課では、主に国際気象通信業務を担当しています。国際気象通信システムの技術開発、国際的な気象情報交換の管理に関すること、データ交換のための共通フォーマットの共有・維持・管理、海外の気象機関職員を主な対象とした研修やワークショップの実施など、国際的に気象データが迅速に交換ができるように、配信調整や情報システムの管理を行ったり、海外との打ち合わせや会議に参加したりしています。
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◇ 仕事の面白み、やり甲斐 |
情報通信基盤課では気象業務に必要な総合的な情報処理システムの維持・管理など、気象庁の情報通信業務全般に及ぶ各種システムの運営を行っており、高い専門性が求められます。また国際気象通信業務は専門的な知識に加え、英語を使う機会が多く苦慮する日もありますが、様々な業務に取り組み、経験を積むことで、難しい業務もスムーズに遂行できるようになることに仕事のやり甲斐を感じています。
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◇ テレワークの経験 |
テレワークは、オンライン研修やウェブ会議への参加で経験をしました。テレワークを行えば、通勤にかかる時間を有意義に活用できるため、研修であればその時間に事前に資料が確認できますし、前日の研修内容を復習する時間に充てることも出来ます。また、事務室や会議室で参加する場合と異なり、テレワーク環境下では一人の空間であるため、研修や会議で周りを気にせず発言がしやすいなと感じました。
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◇ ある1日のスケジュール |
08:20 登庁
08:30 メールの確認や関係機関からの問い合わせ対応
10:00 国際気象通信チーム打ち合わせに向けた課題等の整理
11:00 国際回線の調査
12:00 昼食(弁当持参)
13:00 国際気象通信チームで業務に関する打ち合わせ
14:30 通信機器セキュリティイベント検知の対応
16:00 外国気象機関と定例会合(ウェブ開催)
17:30 退庁
18:20 最寄り駅で買い物をして帰宅 夕食
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