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国土交通省北海道開発局札幌開発建設部
深川農業事務所第3工事課第1建設係
総合職(農業農村工学)
2021年 国土交通省北海道開発局札幌開発建設部
2021年 札幌南農業事務所工事課
2023年 現職
※職員の所属(役職)は、原稿執筆時のものを記載しています。
更なる北海道農業の発展へ
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◇ 国家公務員になろうと思ったきっかけ |
道外の大学に進学した際に「北海道は美味しいものがいっぱいで羨ましい」と言われたのが嬉しくて、北海道の食・農業を広く支える仕事がしたいと思い、北海道の農業に関わることができる国土交通省で働く国家公務員を志望しました。
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◇ 記憶に残っている業務 |
札幌南農業事務所での勤務時に担当した工事の農地が地下水位がとても高いうえにサラサラの砂地盤で、このままでは約2kmの用水管が全く敷設できないということがありました。工事前の調査では判明しておらず、なんとか工事を止めないよう急いで対応を考えなければなりませんでした。コンサルタントや施工業者と解決策を考え、経済比較をし、構造計算をし、上司へ説明し、、、とスピード感と緊張感のある業務だったなと記憶しています。
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◇ 日々の仕事 |
現在所属している事務所では、農業基盤整備の工事監督業務が主な仕事です。現場で出来上がったものの検査や測量、農家や役場との打ち合わせ、農地とつながる用排水管の規格や材質は構造上適正なものになっているかの確認等をします。また貴重な税金を投入して行われる事業ですので工事施工業者へ確実な支払いをするため工事費を計算する仕事もします。そのほか省庁・年次を問わず様々な方と一緒に政策立案・発表をする研修を受けたりもします。
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◇ 仕事の面白み、やり甲斐 |
北海道開発局では”道産”ブランドを守り成長させていくため農業生産基盤の質の向上に努めています。実際に携わる業務が食料生産の基礎を作っていく、というのは壮大で責任ある仕事だと感じています。私は1年目に約26㏊のほ場整備工事を担当しました。工事によって小さかった農地が拡大したことで、農地に大きな機械が入れるようになり、翌年の春に種まきや肥料散布をしているのを見て胸が熱くなりました。
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◇ テレワークの経験 |
通勤する必要がないためプライベートの時間が充実しました。オンライン上でも人に会わないときは化粧もせず楽な格好で仕事をすることができたのでとても楽でした。テレワークではすぐに周りに相談、とはいかないので職場でやらなければいけないこと、自宅でもできることを整理し、計画的に業務を行うようにしていました。
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◇ ある1日のスケジュール |
08:30 登庁 新規発注工事の設計・積算業務、コンサルタント
08:30 打ち合わせ 午後の打ち合わせ内容の確認・資料作成
12:00 昼食
16:00 深川市役所と打ち合わせ 帰庁後打ち合わせメモの作成
17:15 退庁
19:00 最近始めた習い事に向かう(10年ぶりのクラシックバレ
19:00 エ)
20:30 帰宅
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