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文部科学省研究開発局宇宙開発利用課課長補佐
総合職試験(化学・生物・薬学)
2018年 文部科学省科学技術・学術政策局政策課
2019年 文部科学省研究振興局基礎研究振興課基礎研究推進室
2021年 文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室
2023年 現職
※職員の所属(役職)は、原稿執筆時のものを記載しています。
主語が「私」から「国」となるとき
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◇ 国家公務員になろうと思ったきっかけ |
「人」を中心に据えた政策や、教育と研究の双方に関心が高かったこと。また、長い人生のたった20数年で自分の生き様を決めたくはないと思い、自分自身の興味や活躍の場の選択肢をできるだけ広く維持できる職種を希望しました。
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◇ 記憶に残っている業務 |
2年目で担当した基礎研究支援の政策では、データ分析や大勢の研究者等との意見交換を通じた新たな事業設計を経験し、大学院での経験が活かされたとともに、アイデアが実装されていくやりがいを感じました。5年目では大学や高専における学部再編等を加速する制度の設計に携わり、研究支援とはまた違った「組織」や「社会構造」を動かすダイナミックな視点が印象的でした。現在は宇宙開発に関する企画・立案に携わっており、壮大なスケールの政策をどうデザインするかといった点で面白さを感じています。
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◇ 日々の仕事 |
制度設計を行うための折衝、国会対応、出張、関連業界との勉強会、所管法人との打合せ、データ収集と分析、他省庁との意見交換・調整など
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◇ 仕事の面白み、やり甲斐 |
1人1人に任せられている業務の範囲が広く、アイデアと工夫次第で自分の想いや熱意を政策として形にできる可能性が与えられていることが、大きなやり甲斐の一つです。限られた期間の中で、突き詰めれば突き詰めるほど良い政策に繋がることが面白いと感じています。
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◇ テレワークの経験 |
業務上差し支えのない範囲で実施しています。これまで通勤時間に当てていた時間を家事や休息に使えることが大きなメリットであるように思います。
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◇ フレックス勤務の経験 |
通勤の混雑時間帯を避けて、10:00からの出勤としています。
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◇ ある1日のスケジュール |
10:00 登庁後、メールの確認
11:00 他省庁との打合せ、資料作成
12:00 昼食(近場の飲食店でお弁当を購入)
13:00 政策立案に関連する課内での議論、意思決定
15:00 政府の会議に出席
17:00 会議内容のフィードバック
18:00 課内での打合せ、資料作成
20:30 退庁
21:30 帰宅後、夕食と読書
24:00 就寝
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