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消防庁消防・救急課救急企画室主査
総合職(工学)
2019年 消防庁採用消防庁予防課
2021年 宮城県仙台市消防局
2023年 現職
※職員の所属(役職)は、原稿執筆時のものを記載しています。
技術系行政官として、国民の生命、身体、財産を守る。
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◇ 国家公務員になろうと思ったきっかけ |
それまでの人生でたくさんの人から受け取った恩を業務で返すことができ、なおかつ理系としての大学の専攻を活かすことができる仕事がまさに消防庁での仕事(国家公務員の仕事)だと考え、国家公務員を目指しました。
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◇ 記憶に残っている業務 |
仙台市の火災予防関係手続に電子申請を導入した業務が最も記憶に残っています。この業務は、私が仙台市消防局の出向2年目に所属していた部署で担当したのですが、消防庁予防課(採用1、2年目に所属していた部署)が作成したガイドラインなどを市の実際の現場にどのように落とし込んでいくかなどを検討し、国(消防庁)で勤務していただけでは分からない課題や実情があることを知ることができました。
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◇ 日々の仕事 |
私は現在、救急企画室の法令担当を担っており、救急企画室が所管する業務の法的整理を行ったり、都道府県や消防本部からの救急業務に関する法的解釈についてのお問合せに対応したりしています。 大規模な災害などが発生した際は、所属する課室関係なく消防庁職員全員で災害対応を行います。 また、G7広島サミットが開催された際は、消防庁の現地警戒本部の救急担当要員として、開催期間中、実際に現地に派遣されました。
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◇ 仕事の面白み、やり甲斐 |
火災予防、救急、防災など様々な分野に関する業務に携わることでジェネラリストとして成長できる一方、広義での消防防災分野に関する業務に携わり続けることでスペシャリストとしても成長できる点が消防庁で勤務する魅力だと感じています。 私はこれまで主に火災予防と救急に関する業務に携わってきましたが、それぞれの業務は違う分野でありながらも、人の命を守るために現状の制度などをより良いものにするという目的は共通しており、その共通目的を達成するために力を尽くすことができる点にやり甲斐があります。
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◇ ある1日のスケジュール |
09:00 登庁
09:30 消防庁幹部との打合せ、終了後概要メモ作成
11:00 事業の一部を委託している民間企業との打合せ
12:00 昼食
13:00 消防庁全体での災害対応訓練
16:00 消防本部からのお問合せ対応
18:00 退庁
19:00 大学時代の友人と夕食
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