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防衛省 防衛装備庁 調達管理部 調達企画課 課長補佐(総括班長)
総合職試験(工学) 大卒
2013年 防衛省採用 運用企画局情報通信課
2014年 経理装備局装備政策課
2016年 防衛装備庁プロジェクト管理部事業監理官(航空機担当)付係長
2019年 内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付主査
2020年 防衛装備庁装備政策部装備政策課課長補佐
2022年 現職
日本が日本であり続けるために不可欠な仕事。
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◇ 国家公務員になろうと思ったきっかけ |
大学生の頃、「30~40年後になっても変わらずに誇りを持って働ける仕事はなにか?」と考えたときに、安全保障という国の最も根幹をなす重要な政策を担える仕事に携わりたいと思いました。
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◇ 学生時代の専攻と現在の仕事との関係 |
これまでの業務においては、大学で学んだ専門的な知識を直接使う機会はそれほど多くはありませんでした。 他方で、政策の立案に際して、過去の事例を研究したり法令や規則類を調べて実現に近づけていく様は、学んだ知識やツールを駆使して課題解決を図ろうとする理工系的なアプローチに似通っていると感じることがあります。
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◇ 記憶に残っている業務 |
入省3年目に海上自衛隊練習機TC-90をフィリピンに移転するというプロジェクトに従事しました。機体の移転のみならず、維持整備支援やパイロットへの教育も行う大規模プロジェクトであり、私自身、何度もフィリピンに赴き、現地の政府や軍の方と話し合いを重ね、移転を実現させることができました。 本件は「防衛装備品の海外移転」の初の成功事例であり、このプロジェクトに携わり移転を実現させたことが今でも私の自信に繋がっています。
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◇ 日々の仕事 |
現在は装備品の調達制度の企画立案や調達実務に係る管理業務等を担う部署において、「総括班長」という立場で課内や部内全体の業務管理や、国会や報道などの対外説明等を主に担当しています。このほか、特に重要な案件について特命事項として主体的に対応することもあります。 立場上、重要な決断を迫られることもありますが、自衛官をはじめ様々なバックグラウンドを持つ方々の声にも耳を傾けながら、皆が納得できるような説明を心掛けています。
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◇ 仕事の面白み、やり甲斐 |
防衛省独特の風潮なのかもしれませんが、若手であっても自由に意見や考えを言える雰囲気があります。 前例のないプロジェクトや政策も多く存在する中で、自分のアイデアを基に事業が具現化していくことも多々あり、日本の安全保障の一翼を担えることに誇りを感じています。
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◇ ある1日のスケジュール |
9:30 登庁
10:00 他部署との打合せ
12:00 昼食
14:00 国会議員へのレク、終了後課長への報告
15:00 デスクにて資料作成
16:00 会議
18:00 外国政府とのオンライン会議
20:00 退庁 早めに終わった日は友人らとディナーに行ったり、自宅で料理をして過ごしています。
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