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国土交通省 北陸地方整備局・能登港湾空港復興推進室長
Ⅰ種(理工Ⅰ) 大卒
2012年 国土交通省採用 九州地方整備局 港湾空港部 港湾物流企画室
2014年 環境省 水・大気環境局 水環境課海洋環境室
2015年 同上 審査係長
2017年 国土交通省 港湾局 港湾経済課港湾物流戦略室 (併)港湾局国際コンテナ戦略港湾政策推進室 戦略港湾第一係長
2018年 同上 専門官
2019年 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 空港整備課長 (併)那覇空港プロジェクト推進室長
2021年 国土交通省 航空局 航空ネットワーク部 空港計画課 課長補佐
2023年 北陸地方整備局 港湾空港部 計画企画官
2024年 現職
現場力をフル活用して地域に寄り添い支える国土づくりのプロフェッショナル
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◇ 国家公務員になろうと思ったきっかけ |
大学で学んだ社会基盤工学と関係がある中で、幅広く色々なことを経験したいと考えていたので、港湾・空港・道路等のインフラについて政策立案や計画作りから工事完成まで、本省・整備局・事務所の様々な立場を、全国で経験できる国土交通省を目指しました。
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◇ 学生時代の専攻と現在の仕事との関係 |
学生時代と同じことを行ったり、学んだことをそのまま使って何かするという場面はほとんどなかったと思いますが、業務の中で専門的な議論をする際に、当時の専攻と近い分野でも関係ない分野でも、学生時代に学んだ専攻の基礎的な理解があることで、相場観がわかったり、感覚的に理解できることがあり、業務を進める上で間接的に役立っていると感じます。
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◇ 記憶に残っている業務 |
港湾局で、港湾のコンテナ物流に関する細かいオペレーションを現場で教えていただきながら、AI・IoT等最新技術を活用して如何に労働環境改善・効率化できるか試行錯誤したことは、新たな施策・取組にチャレンジする経験として印象に残っています。 また、沖縄に赴任した際に、那覇空港第2滑走路の完成・供用開始に関わり、1つの大プロジェクトの完成による感動や地域の方々の喜びを身近で感じることができたことは、非常に貴重な経験でした。
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◇ 日々の仕事 |
現在、能登半島地震で被災した8港湾・2港湾海岸・1空港の復旧・復興を担当しています。 少しでも早く施設が利用できるよう、応急復旧の作業短縮方法や短縮期間などについて、施工業者や当室担当者と打合せを行っています。 また、地元の自治体・事業者等と、本格復旧の方針に関する意向や議論の進め方に関する打合せや、整備局や本省への状況報告等の打合せも行っています。 関係する市長・町長や港湾利用者等に、工事の概要説明や状況報告等も行います。
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◇ 仕事の面白み、やり甲斐 |
政策立案や予算獲得のために国全体を俯瞰することを経験できることや、細かい課題を一つ一つ解決して工事を進め、形(地図)に残るインフラを作ることもできることは、国家公務員(国土交通省)の仕事のやり甲斐だと思います。 本省・整備局・事務所のどこでも、どの役職でも、新たな学びがありますが、深く業務・物事を理解して専門性を持ちつつ、様々な立場の関係者に合わせてわかりやすく説明するために工夫することは、この仕事の面白みだと思います。
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◇ テレワークの経験 |
テレワークの際は、現状や課題・業務の進め方などについて、自分の考えを資料にまとめ・整理することを行いました。周りの同僚に確認などが不要な資料作成の場合、1人で集中できるため、作業が効率化すると感じました。 満員電車への乗車がなくなり、通勤時にストレスを感じないことや、業務終了後すぐにプライベートの時間に充てられることで、テレワークでない場合と比べて1日の疲労度や満足度が大きく違うと感じました。
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◇ ある1日のスケジュール |
8:20 登庁
8:30 会議前の当室担当者打合せ等
9:00 会議へ移動
10:00 地元の事業者等との会議
11:30 会議終了、庁舎へ移動
12:00 昼食(庁舎近くの食堂で)、昼食後現場へ移動
13:30 現場確認・視察対応
15:30 対応終了、庁舎へ移動
16:00 当室担当者と打合せ等
17:15 18:00まで残務整理
19:30 一度帰宅後、ジムで運動、その後夕食等
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