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農林水産省 大臣官房環境バイオマス政策課みどりの食料システム戦略グループ 気候変動国際交渉係長
総合職試験(農業科学・水産) 院卒
2021年 農林水産省採用 農林水産技術会議事務局研究推進課
2021年 農林水産省農林水産技術会議事務局研究推進課産学連携企画2係
2023年 現職
※職員の所属(役職)は、原稿執筆時のものを記載しています。
理系の知見を生かして社会に貢献できる
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◇ 国家公務員になろうと思ったきっかけ |
学生時代は農学研究に取り組んでいましたが、技術的な知見を生かして社会に貢献できる仕事に携わりたいと思い、国家公務員を志望しました。
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◇ 学生時代の専攻と現在の仕事との関係 |
学生時代に農学部で学んだ知識が多くの場面で役立っています。現職では、農業分野の日本技術を海外にも展開する事業を担当していますが、大学で学んだ知識が、スマート農機やAIを活用したモニタリングなどの最新技術について理解する助けになりました。
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◇ 記憶に残っている業務 |
気候変動の国際交渉に携わる現職で、COP28の交渉会合に現地参加したことが記憶に残っています。世界全体が関わる気候変動という問題について、先進国・途上国の立場が異なる場面も経験しましたが、最終的に将来を見据えた決定が行われた際に会場で大きな拍手が上がったのは、とても印象的でした。
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◇ 日々の仕事 |
国際会議へのオンライン出席、予算事業による民間事業者の取組の推進、国際機関とのプロジェクト実施など、業務は多岐にわたります。それぞれ違ったカウンターパートと協力して取組を進めています。
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◇ 仕事の面白み、やり甲斐 |
気候変動に関する世界全体の方針にかかわる会議に出席したり、国際的なプロジェクトを通じて、民間企業や海外の政府機関等をつなぐ役割が果たせることにやりがいを感じています。
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◇ テレワークの経験 |
テレワークは、資料を読み込んだり作成したり、手を動かす作業が多い日に行っています。テレワーク中も、必要があれば出勤している方とオンライン会議を行うことができるので、業務によって使い分けることが効率的だと感じました。
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◇ ある1日のスケジュール |
9:30 登庁
10:30 民間事業者との打合せ、終了後概要メモ作成
12:00 昼食(同期とランチ)
13:00 制度の検討会に出席するため、環境省へ
15:00 打合せを踏まえて資料を作成、省内報告
22:00 国際会議出席(※)、概要作成 (※)時差のため、執務時間外に会議が行われることもあります。
23:40 退庁
24:00 自宅で映画鑑賞
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