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研究開発局 環境エネルギー課 半導体エレクトロニクス推進室 半導体技術係長
2020年 文科省採用 科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課
2022年 経済産業省資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課
2024年 現職
未来のデジタル社会の可能性を広げる仕事
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| ◇ 採用年・採用試験(区分)院卒・大卒 |
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2020年採用 一般職試験(物理) 大卒
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| ◇ 国家公務員になろうと思ったきっかけ |
専門の地球科学分野に携わりながら仕事がしたいと思っていたところ、文部科学省に技術系の採用がある事を知り、地球科学に限らず、幅広く科学技術・学術に携われるという点が魅力的で志望しました。
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| ◇ 学生時代の専攻と現在の仕事との関係 |
学生時代は地球科学を専攻しておりました。これまで原子力、半導体と専門とは異なる部署を回っているように、必ずしも専門に合致した部署に配属されません。そのようなときでも、わからない事が多いながら、ある程度自分なりにやり方を理解していく必要があり、その際に基礎的な物理・化学の知識が役に立っています。また、一般の方や、他省庁の方等、専門家以外に説明する際にも、このあたりの理解は非常に役立っています。
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| ◇ 記憶に残っている業務 |
昨年度まで、文部科学省が推進すべき研究開発や人材育成についての検討会を実施していました。科学技術振興機構理化学研究所、技術研究組合最先端半導体技術センターの理事長など、そうそうたる委員の皆様に議論いただき、時には日本の将来を見据えた重要性もお話いただき、非常に身の引き締まる思いでした。また、本検討会の議論を踏まえ、文科省内の様々な部局が連携するだけでなく、他省庁と連携した施策も実施することとなり、驚きと大変さにあふれた一連の業務でした。
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| ◇ 日々の仕事 |
事業を運営するにあたり、事業のPD/POとの打合せや、採択先のサイトビジットを行い、どういった研究をしており、進捗はどうなっているかといった活動状況の確認をしています。契約面・予算執行面など、行政面で対応すべき点があればサポートするとともに、事業運営以外にも予算要求、国会対応、外部との連絡調整、講演資料の作成等も行っています。
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| ◇ 仕事の面白み、やり甲斐 |
半導体は特に各国の技術競争が激しく、開発のスピードが早く、次の技術開発に向けた基礎的な研究を進めておく事が重要になります。産業化が見通せる技術は他省庁で実用化に向けた開発がなされているところですが、文科省ではさらにその先の技術に向けた基礎的な研究開発を推進しています。社会を変え得る、その分野の最先端の技術に触れられる点がこの仕事の魅力だと思います。
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| ◇ テレワークの経験 |
入省当時、新型コロナウイルスが流行しており、テレワークの日もありました。当時は三鷹市の官舎に住んでおり、駅までバスや自転車が必要だったため、通勤にかなり時間がかかってしまいました。テレワークの時は通勤がないぶん、ゆとりをもって仕事に臨むことができる点がよかったです。現場の温度感がわからないというデメリットがある半面、上司に確認したい案件を、顔色をうかがわずにどんどんメール等で送っておくことができるので、効率的に仕事をこなせる面もあります。
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| ◇ ある1日のスケジュール |
9:30 登庁
10:00 外部有識者との打合せ
12:00 昼食
13:00 事業関係の会議への出席
17:30 外部有識者との打合せ
18:00 外部有識者との打合せ
20:00 退庁
20:30 ラーメンを食べて帰宅
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