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財務省 関税局 関税課 税関調査室・調査官
2020年 東京税関採用 関税局業務課総括係
2021年 関税局第二参事官室関税協力係
2022年 東京税関羽田空港税関支署旅具通関部門 東京税関調査部検察部門
2023年 現職
世界最先端の税関を一緒に創りませんか?
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| ◇ 採用年・採用試験(区分)院卒・大卒 |
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2020年採用 総合職試験(化学薬学生物) 院卒
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| ◇ 国家公務員になろうと思ったきっかけ |
化研究室の博士の先輩が国家公務員になったのを見て、そんな進路があるのだと初めて知りました。国家公務員は、ゼネラリストとして様々な知識が必要であることから、幅広い経験が出来るのではないかと思い、志望しました。
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| ◇ 学生時代の専攻と現在の仕事との関係 |
学生時代の専攻は生命情報学でした。生命現象を情報学の視点から解明する学問であったため、その時に得た情報学(データサイエンス・数学等)の知識は、AI等先端技術を税関業務で活用するための施策立案という現在の業務で存分に活かされていると思います。そのほか、学生時代に論理の組み立て方を訓練した経験や、英語の論文をたくさん読んだ経験は、どの部署の勤務であっても役に立つ場面が多いと感じています。
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| ◇ 記憶に残っている業務 |
印象に残っている業務は、羽田空港で検査官として制服を着て、旅客の通関を行ったことです。旅客の手荷物を開披したり、各種検査機器を駆使して不正薬物や社会悪物品が入っていないか目を光らせたり、水際最前線の緊張感のある現場を体感しました。膨大な数の旅客に対し、迅速な通関と厳密な取締を両立する必要性と難しさを実感した経験は、「先端技術をいかに税関の現場で活用するかを考える」という現在の業務の大きな土台となっています。
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| ◇ 日々の仕事 |
現在の担当業務は、「世界最先端の税関」を目指して、AI等先端技術を税関業務で活用するための施策立案です。様々な先端技術の情報を収集するために、民間企業との新技術に係る打合せや、各種展示会に参加しています。そのほか、税関で業務活用しているビッグデータ解析モデルの方向性やデータサイエンス人材育成についての検討等、新たなアイデアを出し、税関の将来像を考えることを日々行っています。
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| ◇ 仕事の面白み、やり甲斐 |
財務省税関の面白みは、水際機関であるが故にありとあらゆる分野を扱うというところにあると思います。そのため、文系・理系の垣根を越えて、想像以上に多彩な経験ができます。理系の知識を行かせるフィールドもたくさんありますし、法律や国際関係等新しい分野にも出会うことができます。自分の強み+新しい知識を駆使して、密輸取締・テロ対策・国際関税交渉・税徴収・・・これらすべてを経験できるのは財務省税関ならではだと思います。
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| ◇ テレワークの経験 |
関税局勤務の際はテレワークを頻繁に活用しています。業務内容はほとんど出勤時と変わらず、打合せや会議もオンライン会議ツールを使用して、特段不便を感じることなく実施できています。関税局では、ワークライフバランスを考慮し、自分が好きなワークスタイルを選べる雰囲気が醸成されていると感じています。
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| ◇ フレックスの経験 |
財務世界税関機構というベルギーに本部がある国際機関に関する業務を担当していた時は、頻繁に国際会議特例勤務を使っていました。時差の関係で、遅い時間帯の開催になる場合もあるので、その日は午後から出勤していました。午前中に自分の時間を持てますし、何より身体的に楽でした。
【フレックス勤務のある一日のスケジュール】
14:15 出勤
15:00 翌日の会議に向けた英語の資料読み込み
17:00 会議対処方針作成
18:00 夕飯
20:00 国際会議開始
23:00 退庁
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| ◇ ある1日のスケジュール |
9:30 登庁
10:00 民間事業者との新技術導入に係る打合せ
12:00 昼食
13:00 AI関連部署との打合せ
16:00 ビッグデータ解析モデルの今後の方向性検討
19:00 退庁 仕事が早く終わった日は、ショッピングをしたり、カフェに行ったり、同僚と夕飯を食べたりしています
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