消 防 庁
災害対策の司令塔

 消防庁は、火災の予防や消火、救急、救助、防災など「国民の安心・安全」を担っています。
高齢化社会の到来や新エネルギーの出現、AI・IoTの活用など、社会の大きな流れの中で、誰もが安心して暮らすためには、合理的な安全対策が必要です。技術系職員は、消防防災の専門家としての現場の知見、研究者や技術者と議論するための理系の素養、そして関係者が納得できるように説明する行政官としての技量をもって、合理的な安全対策を実現します。
 また、地域の消防力では対応できない大規模な地震や集中豪雨などの自然災害、大規模事故、テロなどの緊急事態の際には、被害の全貌を把握するとともに、全国的な見地から緊急消防援助隊を派遣して被害の抑制にあたるなど、オペレーション業務を担います。

 
 

技術系職員の活躍・貢献

 

■地震などの大規模な災害が発生すると、消防庁内にある消防防災・危機管理センターに参集し、情報収集や緊急消防援助隊のオペレーションなどを行います。

 

■消防の現場で活躍する消防吏員、地域の防災を担う市町村・都道府県の職員、地方自治体や行政評価を専門とする総務省の職員など、様々な経歴を持つ職員の橋渡しの役割を担い、チーム力を高めます。

 

■現場の意見を正確に理解した上で施策に反映させるため、入庁して数年で消防本部に出向し、現場活動や消防防災行政の基礎的な知識を身につけます。

■都道府県などに出向して、地方の危機管理を担う機会があります。現場サイドの問題点を正しく理解し、消防庁に戻った際により実効性のある制度の企画・立案ができるようになります。

■実験結果や調査結果など、科学的な根拠をもとに議論を行い、安全面でも経済的にも合理的な結論を導きます。

 

■オンライン会議も増えており、テレワークの日も自宅から会議に参加するなど、柔軟な働き方が可能です。

先輩職員に聞く

加藤 大地

消防庁 予防課 設備係長(併)法令係長

「現場を変えたい!」という思いを現実に
経歴
2022年 消防庁採用 消防庁 国民保護防災部・防災課 防災情報室
2023年 内閣官房副長官補(事態対処・危機管理担当)付  ※現:国家危機管理室
2025年 広島市消防局南消防署予防課
2025年 現職
採用年・採用試験(区分)
2021年採用 総合職試験(工学) 大卒
国家公務員になろうと思ったきっかけ
 大学での研究では研究成果を実用化に結びつける困難性に直面したこともあり、技術面・制度面の両面から施策の検討ができる国家公務員を志望しました。
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 大学では、パワーエレクトロニクスと呼ばれる電力の変換、制御、供給等に関する技術分野を専攻していました。専門分野の知識が直接生かされる機会は限られていますが、論文作成時に行う根拠集めや論理的文章の作成等は、施策立案時にも必要な重要スキルです。
記憶に残っている業務
 私は消防庁での在籍期間こそ短いですが、政府の中枢から自治体まで、様々な「現場」で事案対応を経験してきました。 地震・台風・国民保護事案など、どんな事案も一つ一つが真剣勝負で、「あの時どのような状況であったか」「あの時自分はどう動いたか」などは、今でも鮮明に頭に残っています。
日々の仕事
 誰でも身近にある、消火器やスプリンクラー設備、自動火災報知設備といった「消防用設備等」の技術基準の策定を担当しています。安心・安全のために必要な新たな技術・制度と、設備の設置費用を負担する社会とのバランスを考え、その最大公約数を実現することが任務です。
仕事の面白み、やりがい
 「施策の企画立案」と「現場の運用」の両面に携わることができる点です。消防庁には消防本部等への出向機会があり、自らが立案した施策が現場でどのように社会実装されているか、現場の課題は何かを肌で感じることができ、出向先から戻った後はその経験を企画立案に還元できる点に、大きなやりがいを感じています。
ある1日のスケジュール
09:00登庁
10:00検討会資料の案について課内ミーティング
12:00昼食(タイミングが合えば同期や後輩とランチ!)
13:30省庁横断的な政策について、関係省庁と打合せ
16:00事業者からの法令解釈に関する相談への対応
17:30国会議員への説明資料の作成
18:45退庁
21:00家族との団らん(子どものお風呂と寝かしつけ担当です)

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