気 象 庁
科学技術を駆使する防災のプロ

 気象庁は、自然現象を常に監視・予測し、利用目的に応じた的確な気象情報を作成・提供することで、自然災害の軽減、国民生活の向上、交通安全の確保、産業の発展などに貢献しています。その使命を果たすためには、常に最新の科学技術を駆使し、気象情報の作成などに必要な技術基盤を確立・向上させることが不可欠です。このように、技術系職員の活躍の場は多岐にわたっており、実際に働いている職員の約9割を技術系職員が占めています。幅広い業務に携われるため、専門性を極めることも、さまざまな分野を経験することもできます。キャリアを進めながら、自分が活躍できる場を探していける点も、気象庁で働く魅力の一つです。

 
 

技術系職員の活躍・貢献

 

■赤道上空約35,800Kmで大気の状態を観測_気象衛星ひまわり

 

■数値予報モデルによる気象予測の計算を実施するスーパーコンピュータ

 

■災害が発生した際に地方公共団体等に直接解説を実施_気象庁 防災対策支援チーム

■台風解析の様子

■職員がソフト開発をおこなっている様子

 

■気象庁の仕事に関連したコンテンツを展示(気象科学館)

 

■記者会見の様子

■航海中の海洋気象観測船 凌風丸

■高潮・波浪予想のために解析を行う職員
 

先輩職員に聞く

岡 岳宏

気象庁 地震火山部管理課 地震調査連絡係長

災害の最前線で、国民の命と暮らしを守る
経歴
2018年 気象庁採用 地球環境・海洋部海洋気象課
2020年 気象庁 気象研究所企画室
2022年 気象庁 地震火山部地震津波監視課
2023年 気象庁 地震火山部地震津波監視課強震解析係長
2024年 現職
採用年・採用試験(区分)
2018年採用 総合職試験(数理科学・物理・地球科学)院卒
国家公務員になろうと思ったきっかけ
 高校生の時に東日本大震災で被災したことが大きなきっかけです。防災には事前準備から復興まで様々なフェーズがありますが、私は「自然災害が発生した正にその時に、被災されている国民の最前線で命と暮らしを守るために働きたい」と強く思い、国家公務員という道を志しました。
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 大学院では自然環境学(特に地形学・地質学)を専攻しました。地震や火山現象を的確に理解するための背景知識として、当時の学びが直接活きています。また、専門知識だけでなく、研究活動で培った「論理的に思考する力」や「課題解決に向かうプロセス」は、現在のあらゆる業務の基盤となっています。
記憶に残っている業務
 2024年1月1日に発生した能登半島地震での対応が特に記憶に残っています。元日の緊急参集という極めて緊迫した状況でしたが、微力ながら危機対応に貢献することができました。まさに「災害発生時に国民のために働く」という私が国家公務員を志望した初心を現場で体現できたという意味で、最も心に刻まれている経験です。
日々の仕事
 気象庁における地震の調査研究に関する政策の企画・立案に携わり、庁内や関係機関との調整を日々行っています。また、全国の地震活動について関係行政機関や大学などのから調査結果を収集・分析し、政府として総合的な評価を毎月行う「地震調査委員会」の共同庶務としての業務も行っています。
仕事の面白み、やりがい
 地震に関わる政策の企画立案に関する調整や国会対応、国際案件といった幅広い業務に加え、一刻を争う自然災害の緊急対応にも最前線で関われる点に大きなやりがいを感じています。さらに、地震調査委員会等を通じて最新の地震調査研究に常に触れることができ、サイエンスとしての奥深さや面白さを日々実感できるのも魅力に感じています。
テレワークの経験
 子どもの急な体調不良時や、保育園の送迎が必要な日などに積極的に活用しています。家族揃って夕食をとる時間が増えるなど、ワークライフバランスの面でとても大きなメリットを感じています。オンライン通話を適宜活用することで、登庁時とあまり遜色なく業務にあたることが出来ています。
ある1日のスケジュール
08:30テレワーク勤務開始、メール確認など
09:00幹部説明用資料作成
11:00課内会議
12:00昼食
13:00他機関との打合せ
14:00地震調査委員会に関わる会議参加
17:15テレワーク勤務終了
17:30子どものお迎え
18:00夕食準備、夕食、お風呂
20:00子どもたちの寝かしつけ

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