厚生労働省
かけがえのない生活の「要」 ー当たり前の日常を守るー
厚生労働省総合職技術系には薬系、数理・デジタル系、技術系、人間科学系の4種類の区分があります。そのうち、薬系技官は化学やライフサイエンスにおける専門性に基づき、主に医薬品関係の政策の企画立案や実施、科学的な評価を担当しています。薬事規制では品質、有効性、安全性などの評価方法の国際調和・整合が進められており、国際会議において日本の規制当局の立場から発信し、議論に参画する業務もあります。
また、生活に身近な医療の面では、地域において薬局や薬剤師の役割が一層重視される中、認定薬局の推進や薬剤師の資質向上といった施策に携わり、国民が安心して医療を受けられる体制の機能強化に取り組んでいます。国内外で課題解決を目指し、専門性をもって幅広い政策に関わることができるのは、薬系技官の魅力です。
技術系職員の活躍・貢献
■薬と健康の週間
■電子版お薬手帳
■ICH(医薬品規制調和国際会議)

■ICHシンガポール集合写真

■国内で開催された国際会議の様子
先輩職員に聞く
末永 朝美
厚生労働省 医薬局 総務課 薬局・販売制度企画室・薬剤業務指導官

エビデンスを基に制度を設計する
経歴
2019年 厚生労働省採用 医政局研究開発振興課
2021年 内閣府食品安全委員会事務局評価第一課添加物係長
2023年 厚生労働省保険局医療課主査
2025年 現職
2021年 内閣府食品安全委員会事務局評価第一課添加物係長
2023年 厚生労働省保険局医療課主査
2025年 現職
採用年・採用試験(区分)
2019年採用 総合職試験(化学・生物・薬学)院卒
国家公務員になろうと思ったきっかけ
医薬品の薬価算定方式に関する大学の講義や病院実習での副作用対策に係る対応などを通じて、新薬の特性を適正に算定したり、病棟業務における薬剤師の職能を正当に評価したりする薬系技官の業務に興味を持ったことがきっかけです。
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
大学では薬学(生体情報制御学)を専攻していました。現職では、医薬品の販売制度に関する業務を行っており、大学で学んだ医薬品や薬事に関する知識や経験が医薬品の販売制度・運用等を検討する際に役立っています。
記憶に残っている業務
食品添加物公定書の改正に伴う「食品、添加物等の規格基準」の改正に係る食品健康影響評価等に関する業務が特に記憶に残っています。大規模な改定だったため、食品健康影響評価を行うか否かの仕分けや食品添加物評価委員への事前説明資料の作成等、非常にタフな経験でした。
日々の仕事
現在は、医薬品の販売制度に関する業務を行っており、令和7年改正薬機法の改正に伴い、登録販売者試験問題の作成に関する手引きの改訂等を行いました。また、地方分権要望を踏まえ、薬局開設の許可申請等の手続きについて、オンライン手続による申請等を可能とするための必要書類等の取扱いに関する通知を発出しました。
仕事の面白み、やりがい
施策を形にするまでには、業界団体へのヒアリング、厚生労働科学研究等を活用したデータ収集、ヒアリングやデータ等に基づく施策立案、さらには法令改正やその運用に関する通知の作成等、様々なプロセスがあります。
こうした一連のプロセスに関わりながら、「現場の声」と「データ」を基に制度を設計する経験ができる点が魅力です。
こうした一連のプロセスに関わりながら、「現場の声」と「データ」を基に制度を設計する経験ができる点が魅力です。
テレワークの経験
食品安全委員会事務局に出向していた際に、係内で計画的にテレワークの体制を組み、積極的にテレワーク勤務を行っていました。説明資料や評価書案の作成に集中して取り組めました。
ある1日のスケジュール
09:30登庁
10:00資料作成
12:15昼食(お弁当)
13:30事業者との打合せ、終了後概要メモ作成
14:30資料作成、業務ライン内での資料確認
17:30他省庁との打合せ
19:30退庁
20:00学生時代の友人等と食事
10:00資料作成
12:15昼食(お弁当)
13:30事業者との打合せ、終了後概要メモ作成
14:30資料作成、業務ライン内での資料確認
17:30他省庁との打合せ
19:30退庁
20:00学生時代の友人等と食事