人事院 国家公務員試験採用情報NAVI
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職 員 紹 介
  
         
勝田 勇希   江越 晴樹   根岸 辰太朗
   
財務省 東京税関総務部 総括システム企画調整官付係員   財務省 関税局総務課 事務管理室 システム総括係長   財務省 関税局業務課 総括係長
平成30年採用 一般職(電気・電子・情報)   平成26年採用 総合職(工学)   平成26年採用 総合職(化学・生物・薬学)
         
家田 繭子   近藤 紗恵    
     
財務省 関税中央分析所 係員   財務省 関税局関税課 税関調査室 鑑査専門官    
平成31年採用 一般職(化学)   平成30年採用 総合職(農業科学・水産)    
 

  

  
勝田 勇希 
 
財務省 東京税関総務部 総括システム企画調整官付係員
 
平成30年採用 一般職(電気・電子・情報)
 
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
電気電子工学
 
◇ 志望動機は?
 行政職での採用が多い中、税関では電気・電子・情報区分での採用枠があり、説明会に参加したところシステム系の業務もあるとのことで、学生の時に学んだ知識が活かせると思い志望しました。
 
◇ 採用後の経歴は?
 横浜税関にて海上貨物に係る輸入申告の審査を2年、別送品貨物の輸出入審査及び検査を1年担当しました。その後、令和3年7月に東京税関に出向し、現在の部署に所属しています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 税関業務に使用するシステムやネットワークの安定稼働を確保するための運用・保守、法改正やシステムに求められる様々なニーズに対応するためのプログラム変更やシステム更改への対応を行っております。私は貿易統計業務機能や税関HPに係るシステムの企画を担当しており、関係課室より寄せられる要望をシステムとしてどのように実現するか、システムベンダ-等との調整を行ったうえで検討し、システムの更改、プログラム変更に対応しております。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
  業務上、打ち合わせや説明をする機会は多くあり、学生時代に培った論理的な思考力や、それを基に正確に相手に説明する能力が役立っております。また、何が原因で要望が上がっているのか課題の要点を理解するのに役立っています。直接的にではなくても、税関には理系の皆さんが得た様々な知見を活かせる機会が多くあると思います。
  
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
  要望を正確に理解するために、今知っている業務知識だけでなく、新しい知識をどんどん増やしながら、多角的により良い解決方法がないか模索しています。知識を深めたことで新しいアイデアが浮かび案件を進められたときは面白さややりがいを感じました。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは?
 上述のとおり、既存の知識を深めるだけでなく、常に新しい知識も求められておりますが、そういった積み重ねを実現案としてまとめた資料が最終的に採用されたときは自己の成長を実感しました。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 現在の部署はテレワークやフレックス勤務、サテライトオフィス等が推進され、プライベートな時間を確保しやすい環境です。私もこういった制度を利用しながら、休日はバンドの練習に参加したり、友人とゲームをしてリフレッシュしています。
  
 (令和4年12月)

  
江越 晴樹
 
財務省 関税局総務課 事務管理室 システム総括係長
 
平成26年採用 総合職(工学)
 
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
精密機械工学
 
◇ 志望動機は?
 税関は早くから電子化を推進しており、現在では輸出入申告の99.9%はシステムで申告されています。さらには、輸出入申告時に添付する必要のある書類の多くを、電子的(PDF等)に提出することを私が勤務する前から認めており、学生だった私はそうした、政府内でも進んだ取組を実施していた点に感銘を受けました。
 関税局・税関は時代や貿易動向の変化に合わせて制度や運用を変化させているところが魅力です。
 
◇ 採用後の経歴は?
 採用後、1~2年目は財務省関税局に配属され、1年目は現場である税関の運用に関連する政策の担当を、2年目は税関システムの大規模更改が控えていたため、システム更改や全国税関のネットワークの調達を担当していました。
 3~4年目は税関の現場に配属され、名古屋税関や東京税関で輸出入貨物の通関審査・検査や、納税額に不足がないか確認する輸入事後調査、違法薬物や金の密輸入事犯に係る調査に携わりました。
 5年目以降は、財務省関税局に戻り、関税率の変更やEPAの発行を受けた法律・政令改正といった法制面の担当をした後、現在では2年目に働いていたシステムを担当している部署において総括を担当しています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 事務管理室は税関のシステムを所掌しています。事務管理室の窓口として総括業務に加えて、税関システムに関連する法律、輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社の監督・認可を担当しています。
 税関は税金を取り扱うため、手続きをシステム化した際に法律的に担保出来ているかどうかを特に気にかけており、現場の運用を担当する部署と調整したうえで、内閣法制局に改正の説明に行きます。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 税関のあらゆる業務がシステムを前提として運用されており、その他にも、様々な密輸の取締機器を導入しています。また、常に最新技術を税関行政に生かすことができないかが検討されています。
 特にシステムの検討に際しては、学生時代プログラムを書いた経験や、分析機器を用いた経験に助けられることも多く、幅広い分野の理系の皆さんの活躍の場があると思います。
  
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 関税局・税関は全国に現場を抱えています。自分が関わった政策や制度変更、システム整備が、全国の税関職員により実行に移され、またその反応が返ってくることに、責任とやり甲斐を感じます。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 平日は忙しいことも多く、夜遅くの帰宅になることもありますが、休日はゆっくりと休み、ラジオを聞きながらドライブに行ったりしています。

  
 (令和4年1月)

根岸 辰太朗
 
財務省 関税局業務課 総括係長
 
平成26年採用 総合職(化学・生物・薬学)
 
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
 薬学(医薬品の費用対効果に関する研究等)
 
◇ 志望動機は?
 官庁訪問直前の業務説明会で聞いた、たった30分の説明で、私の第一志望は関税局・税関に決まりました。説明会では、「不正薬物の密輸取締り」、「偽造医薬品の輸入差止」、「関税中央分析所」のような薬学に関連しそうな言葉が次から次へと出てくる一方で、「税の徴収」、「テロ対策」、「国際交渉」といった専門外ながらも強く興味がそそられる言葉も多くあり、関税局・税関の業務の広範さと奥深さを十二分に感じました。そして、「この先薬学の道を進み続ける自信はないけど、今まで勉強してきたことを無駄にはしたくない…」と考えていた私の心に強く響きました。
 
◇ 採用後の経歴は?
  1、2年目は財務省関税局で、若手ながらも関税政策の企画・立案に携わり、法律の制定や国際会議への出席などを経験しました。
 3年目は大阪税関に出向し、旅客の荷物検査や密輸事件の調査といった税関業務を行いました。
 4、5年目は内閣官房TPP等政府対策本部に出向し、TPP11協定や日米貿易協定の交渉に携わりました。
 6年目は英国・マンチェスター大学に留学し、医療関係のデータサイエンスを学び、修士号を獲得しました。
 帰国後は財務省関税局に戻り、今度は係長として関税政策の企画・立案に携わっています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
  上司への説明や資料作成、関税局内各所との連絡・調整といった業務で日々忙しくしていますが、より良い税関行政を目指し、税関や関係団体の担当者と意見交換を行うことも少なくありません。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 専門性が活かされる機会を待つのではなく、専門性を積極的に日々の業務に活かしていくことが大切です。税関は、動植物から化学品、機械類に至るまで世の中のありとあらゆるものを扱って(通関して)おり、各品目に関する高度な専門性が求められますので、薬学だけでなく理系の多くの分野について、その専門性が必要となります。より一般的に言えば、「論理的に考える力」や「場合分けして考える力」は理系の強みだと思いますが、これらは日々の業務を行う上で必要不可欠な能力であり、エクセルやパワーポイント、統計ソフトの扱いに慣れていることを含め、「理系でよかった」と思う機会は多々あると思います。
私自身も、専門性を最大限アピールすることで、英国留学という大変貴重な経験ができました。
  
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 自身の専門を活かしつつ新たな分野にチャレンジできることは大変な幸せです。また、特に総合職として入った場合、財務省関税局での勤務を中心としつつも税関への出向が多いため、自身が携わった政策が税関の現場でどう運用されているかを自らの目で確かめることができ、加えて現場で感じた問題点を新たな政策につなげられるため、日々の業務をモチベーション高く行うことができます。
 関税局・税関は海外とのつながりも強く、海外出張はもちろん、留学や海外勤務の機会が多いことも魅力の一つです。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは?
 周りから、「入省したときと比べて大人になったね」と言われたときです。頻繁に言われるので嬉しくもありますが、当時の自分の言動への心配が勝り、素直に喜べないこともしばしばあります。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 仕事と生活の両立や、自身が学んだ薬学の知識の活用については常に模索しています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 税関の広報。税関の仕事をテレビドラマ化できないかなど考えています。
  
 (令和4年1月)

  
家田 繭子 
 
財務省 関税中央分析所 係員
 
平成31年採用 一般職(化学)
 
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
応用化学
 
◇ 志望動機は?
  私が税関を知ったきっかけは、官庁訪問の際に行われた業務説明会でした。食品の成分分析や不正薬物の鑑定など、科学の力が税関行政に大きく貢献していることを知った一方、「密輸取締」や「事後調査」など、聞き慣れない多種多様な業務があることを知りました。大学で化学を学んだものの、「化学とは無関係な仕事も経験してみたい」と考えていた私にとって、強く印象に残りました。また、業務内容は異なっても、税関の使命を実現するという大きな目的は変わらない、というところに税関の奥深さと魅力を感じました。
 
◇ 採用後の経歴は?
  1年目は、神戸税関で化学品の通関業務に携わりました。貿易の最前線を経験し、国境を行き来する貨物の流れを学びました。
 2年目は、神戸税関の分析部門で食品や化学品の分析、不正薬物の鑑定業務に携わりました。
 3年目で、関税中央分析所に異動し、高分子や無機物の分析業務に携わりました。現在異動後2年目になりますが、最新の分析機器に囲まれ、分析漬けの日々を送っています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
  主に税関から依頼される物品の分析を行っています。私の所属する分析室では、無機物、プラスチック、ゴムなどの輸出入物品を分析しています。また、年に1度、税関の分析担当者による研究発表会が開催されるため、それに向けた研究も行っています。さらに、関税中央分析所では、外国の税関分析所の職員を対象とした分析実務研修を行っているため、その準備や対応に当たることもあります。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
  私は大学で応用化学を専攻し、幸運にも多くの分析装置に触れる機会に恵まれました。関税中央分析所には、様々な分析依頼に対応するため、数多くの機器が配備されています。大学を卒業して以来触っていなかった、お馴染みの分析装置に再び出会えることは大きな喜びであるとともに、ある程度予備知識がある状態で業務に臨めることは、職場への親和性も高いように感じます。
  
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 分析業務の面白みは、勉強が尽きないことにあると思います。なぜなら、国境を通過するありとあらゆる物品が分析の対象だからです。その中には分析した前例がなく、これまで培ってきた知識では太刀打ちできないものもあります。このような物品を正しく分析するために、新しい知識を吸収し、試行錯誤しながら業務を進めています。研究発表も、いわば未知への挑戦です。専門性を活かしながら、新たなことにチャレンジできることは大変な幸せであると感じています。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
  分析という業務は、分析方法を考えたり、分析対象物について調査したりするなど、実験以外のデスクワークもありますので、実験室だけでなく在宅ワークが可能な職種だと思います。休日は、リフレッシュのために、近所の河川敷を散歩したり、スーパー銭湯に行ったりして、心行くまで羽を伸ばしています。
 
 (令和4年12月)

  
近藤 紗恵
 
財務省 関税局関税課 税関調査室 鑑査専門官
 
平成30年採用 総合職(農業科学・水産)
 
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
畜産学
 
◇ 志望動機は?
 大学で畜産学を学んでいたことから、農産物の輸出入に関わる職業に就きたいと考えていました。しかし、関税局・税関の説明会に参加し、関税局・税関では、農産物の輸出入の話だけではなく、日本の安全を守るための空港・港における水際検査や、貿易の円滑化を図るために他省庁と協力して諸外国と協議するなど、大学生の頃には想像できないような興味深い業務が多くあることを知りました。自分の専攻分野を生かすことにのみ拘るのではなく、業務内容に興味を持つことができ、魅力を感じることができる職場で働きたいと思い、関税局・税関を志望しました。
 
◇ 採用後の経歴は?
  1~2年目は、局内や課室内の総括係員として、調整業務を主に担当していました。3年目は東京税関に出向し、羽田空港で旅客の手荷物検査を行ったり、知的財産侵害物品(いわゆるコピー商品)の輸入に関する犯則事件の調査を行っていました。そして4年目に入り、再び財務省関税局にて業務を行っています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 現在所属している関税局税関調査室では、AI等の先端技術を税関に導入し、税関業務の一層の効率化・高度化を図ることを目的に、政策立案を行っています。税関職員や輸出入業者の方からの要望や既存の課題等に対して、新しい技術を活用して、課題解決につなげられるよう日々検討を行っています。前例踏襲ではない業務に苦戦しつつも、AI等の先端技術を「まずはやってみよう」という姿勢でトライアルから始め、徐々にその活用の幅を広げるべく、毎日業務に当たっています。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 毎年異動があり、異動後の新しい職場に慣れるまでが少し大変である一方で、様々な職員や業務と出会えることは楽しみでもあります。仕事のやり甲斐は担当している業務によって様々ですが、多様な業務に接しながら、徐々に自分の興味のある分野や今後進みたいキャリアパスを探していける環境があるのは大変ありがたいことだと感じています。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
  突発的な事案も時々ありますが、基本的には、自分でスケジュールを立てて業務を進めることができるので、用事がある日は定時に退庁したり、休暇を取得し、趣味の映画や美術館巡りを楽しんでいます。掲載されている写真は、休みを取って行った京都旅行の時の写真です。
 
 (令和4年1月)