人事院 国家公務員試験採用情報NAVI
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職 員 紹 介
  
         
岩本千鶴   妹尾光平   石井颯杜
   
環境省 自然環境局国立公園課 生態系事業係長   環境省 地球環境局温暖化対策課 フロン対策室 係員   環境省 環境再生・資源循環局総務課 リサイクル推進室
平成26年採用 総合職(森林・自然環境)   令和元年採用 総合職(工学)   平成28年採用 一般職(電機・電子・情報)
 
         
原澤翔太        
       
環境省 九州地方環境事務所 えびの管理官事務所 国立公園管理官        
平成25年採用 一般職(林学)        
  

  
岩本千鶴
 
環境省 自然環境局国立公園課 生態系事業係長
 
平成26年採用 総合職(森林・自然環境)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
野生鳥獣管理学
 
◇ 志望動機は?
 子どもの頃は田畑の周りで遊びまわり、また生きもの好きだったこともり、漠然と野生生物に関する仕事がしたいと思っていましたが、大学でシカを研究対象に調査等を行っていく中で、広域的に自然環境の保全に関わりたいと考えるようになりました。環境省では、全国の自然環境保全に関われることに魅力を感じ、レンジャーを志望しました。 
 
◇ 採用後の経歴は?
 入省1年目は、本省で国立公園内の事業認可や鳥獣保護区の指定に関わりました。2年目からは、奄美自然保護官事務所(現 奄美群島国立公園管理事務所)に赴任し、3年4ヶ月の間、島の生活にどっぷり浸かりながら、希少動植物の保護、外来種対策、世界自然遺産登録に向けた取り組み、普及啓発活動など様々な業務に携わりました。その後、再び本省で勤めています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 現在は、本省にて国立公園や国指定鳥獣保護区内におけるシカ対策や、指定動物・指定植物制度等に関わっています。現場の事業が円滑に進むように、各地方事務所、現場事務所と連携しながら、予算の管理や情報の収集・提供、他省庁との協議などを行っています。 
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 大学で学んだことは、野生生物に関する業務の中で、対策の検討や関係者とやりとりをする上で活きています。特にシカ対策業務では、研究活動で得た知識や経験が役立っているなと感じています。
  
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 自然環境保全に関する様々な経験を積めることと業務や現場での生活を通じて多く方々と関われることが面白いです。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 本省での勤務は、オンオフが割とはっきりしていて、土日は外に出かけてリフレッシュしています。現場にいた時は、土日に仕事があることも多かったのですが、休める時は、山や海に行くことはもちろん、集落行事に参加したり、そこでしかできない体験をたくさんしました。
 
 (令和元年10月)

  
妹尾光平 
 
環境省 地球環境局 温暖化対策課 フロン対策室  係員
 
令和元年採用  総合職(工学)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
土木
 
◇ 志望動機は?
 私は自然災害に対して、根本からの解決に向かい合いたいと考え、環境省に入省しました。
学生時代、水害(特に高潮)の研究をしていた私は、気候変動によって台風が強大化している昨今、ハード面の対策だけでは水害による被害を防ぐことができないと考えていました。そこで、これからも進んでいくであろう気候変動の解決に貢献することで、水害の甚大化を防ぐことに貢献したいと考え、環境省に入省しました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 1年目は化学物質の適正な排出・移動を管理する法制度の運用と見直しに携わってきました。現在は、フロン類の規制に取り組んでおり、国際的なフロン類削減の流れを日本国内・外で推進するために特にフロン類の処理の観点から法律の適切な運用、見直し、そして日本の技術の海外展開の補助等を担当しています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 国内に目を向けた業務では、フロン類を含む空調機器や冷蔵・冷凍機器の管理や処理に関する事業者からの相談や、自治体からの法解釈についての相談に答えることや、冷媒が含まれる機器を製造している業者や業界団体等との意見交換や勉強会を行っています。
国際分野では、日本の技術を海外展開するための情報収集や意見交換、国際会議でのサイドイベントの開催や出席等をしています。
  
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 仕事の規模の大きさが、今の仕事の面白いところだと思います。私が携わってきた業務は国内外共に多くの方に影響がある業務でした。
時には、日本中の事業者さんに影響を与える法見直しをし、時には今後の国際的な環境政策の潮流を変えるような対応もしています。
責任の重さを実感するとともに、対応に非常にやり甲斐を感じています。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 事業者さんへの説明会です。1年目から10年に1度のような法見直しに携わっていたため、法律の見直しについて事業者さんに説明する場がありました。500人以上の事業者さんに対して、自分が入省してからつけた知識や経験をフル稼働して1時間の説明をやり遂げたことで、自分の法律の理解度の向上や環境省職員としての自覚と成長を実感できました。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 休日は趣味のテニスや友人との旅行、食事に行くなど、公私でメリハリをつけ、充実した日々を送っています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 今後は、引き続き気候変動を食い止める政策を推進するための国内外の業務や、生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)に関する取組、災害廃棄物等、私のバックグラウンドや目標に繋がる業務に携わっていきたいです。
 
 (令和2年10月)

  
石井颯杜 
 
環境省 環境再生・資源循環局 総務課 リサイクル推進室
 
平成28年採用 一般職(電気・電子・情報)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
情報理工学・気象分野
 
◇ 志望動機は?
 子供の頃から自然に興味があり、大学時代に気象に関する研究を行う中で、気候変動による気象の変化に関心を持つようになりました。気候変動、ひいては自然に関わる仕事として一番に浮かんだのが環境省であり、どの部署でも地球環境をよりよくしていくという幹があることに魅力を感じました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 入省すぐは、大気環境課で大気環境モニタリング等を、2年目からは福島地方環境事務所にて放射能汚染廃棄物の処理を、4年目からは現在のリサイクル推進室で各種リサイクル対応をしています。特にリサイクル推進室では、リサイクルの効果や可能性を日々関係者と検討しており、昨年度は最もリサイクルとは疎遠と思われるような使用済紙おむつについて、再生利用に関するガイドラインをとりまとめました。
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 リサイクルは製造から廃棄・回収、その再生品の利用先と関係者が多く、そのいずれの方とも連携が不可欠です。日々の業務では、それら関係団体・省庁との折衝を行い、かつ法律を施行する自治体との連携やリサイクル業者等との意見交換等を行っています。処理の方法として、リサイクルがどうしたら選択されるか、まずは現場で同じ物を観て話ができるよう心がけています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 はじめに配属された大気環境課では、大気環境の測定地点などで気象に関する知識を少し活かすことができましたが、放射能汚染廃棄物やリサイクルは、日々勉強しながら業務に当たっています。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 国の業務、環境関係の業務は裾の尾が広く、様々な立場の関係者から意見や実情を伺うことができます。今のリサイクル推進室では、資源循環の必要性が高まる中で、広くリサイクル全体を見渡して、国が鳥の目となって、より全体にとってよいことは何かを検討することが面白いです。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 福島事務所の2年間で、地元の方々や法律を基にした現場作業をみて、現場のために仕組みがあることを改めて実感したことです。どのような目的で法律や自分の業務があるのか、そのためにどう動くかを考える機会となりました。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 今日は、朝起きて、3歳になる息子と散歩し、家族で朝ご飯を食べてから出勤してきました。夜は遅くなる日もありますが、休日には、趣味の登山や地域のバレーボールサークルなどで汗を流しています。福島では特産の桃をたくさん食べました。将来、子供と登山やバレーボールができるよう健康を最優先に、家庭と仕事を両立して過ごしています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 これまでの業務で、現場・業界など様々な視点で考える必要性を学んできました。今後も、民間企業がどのように考えているか等多角的な視点を持てるよう勉強し、配属された業務で国に何が求められているのかを考えて仕事をしていきたいと思います。
 
  (令和2年10月)

 
  
原澤翔太
 
環境省 九州地方環境事務所 えびの管理官事務所 国立公園管理官
 
平成25年採用 一般職(林学)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
森林生態学
 
◇ 志望動機は?
 学生時代に山岳部で全国各地の山々を歩く中で、山のオーバーユースの問題に興味を持ち、好きな山の自然が我々登山者によって壊れてしまうことのないよう、山岳環境の保全と登山が両立できる方法を考える仕事をしてみたいと思うようになりました。環境省のレンジャーは机上の話だけでなく、現場を歩き体感しながら問題解決に向けた取組を実践できるという点に憧れを持ち、志望しました。
  
◇ 採用後の経歴は?
  本省で1年間鳥獣の仕事に携わった後、北海道の利尻礼文サロベツ国立公園で1年8ヶ月、大雪山国立公園で3年3ヶ月勤務し、現在は九州の霧島錦江湾国立公園の担当をしています。
 特に5年間働かせていただいた北海道は思い出深く、荒廃が進む登山道の維持補修や高山帯のトイレ問題などの課題に対し、地元山岳会やガイドの方たちとともに何度も現場に登りながら解決の方策について議論し、山に関わるすべての人が同じ方向を向いて取り組めるよう汗を流しました。
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 今の職場では、平成28年から始まった「国立公園満喫プロジェクト」に携わり、国立公園・霧島の魅力を世界に発信し、インバウンドを呼び込むために、各種施設や広報物の多言語化や国立公園を楽しむための新たな体験メニューの造成などの取組を地域の方たちとともに考え、実践しています。
 野生生物関係では、シカによる植生被害が深刻化していることから生態系の維持回復に向けた取組を行っており、最近は捕獲や植生モニタリングの効率化、目標とする植生イメージの具体化に向けた作業を、コンサルとともに実施しています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 正直に言えば、大学での専攻は仕事に直結していません。ただ、修論研究の過程で他の研究機関の方や行政の方とお話しをする機会が多くあったこと、また学会等でのプレゼン資料作りや発表の場があったことは、今の業務においてプラスになっていると思います。 
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 現場の自然保護官事務所では、常勤職員が自分1人しかいない中で様々な業務をこなし、自分の親世代以上の方たちともやりとりしつつ良い関係を築いていかなければならないことがあります。若手のうちからそのような立場に置かれ責任もありますが、現場で感じたことを踏まえた自分の意思と発想で(もちろん上司と相談しながらですが)仕事ができる点は環境省ならではかなと思います。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 最初は自然公園法などの法律のことも、国の予算のことも、現場での立ち振る舞い方も、何もかもわからない状態でしたが、上司や同僚に支えていただきながら経験を積んでいったことで、今では新しい現場でも(それほど)戸惑うことなく仕事ができています。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 休日は現場で知り合った方たちと山に出かけたり、各地方の観光地巡りをしています。2~3年おきに全国転勤のある職種なので、現在は単身赴任状態となり大変ですが、全国各地の素敵な場所を巡ることができる点は魅力です。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 入山料の導入に関する仕事に携わってみたいです。登山はゴルフなどの趣味と異なり、お金を払わずに楽しめるものですが、登山道管理や山の環境保全には毎年多くのお金がかかっている現実を環境省に入って知ったので、一登山者としても、山を楽しむ際には登山者側もある程度の負担をするべきではないかと考えるようになりました。
 
 (令和元年10月)