国税庁
国税庁は、所得税や法人税といった内国税の賦課・徴収を行う行政機関であり、あらゆる国家活動の基礎である国家財政を直接支える重要な役割を担っています。この役割を果たすため、霞が関にある国税庁本庁の下、全国12の国税局(事務所)及び524の税務署、56,000人の職員一人一人が、日々適正公平な課税の実現に向けて取り組んでいます。
経済のグローバル化が進展し日々新たな行政課題が生まれる激動の時代の中で、「使命感」・「正義感」という一貫して変わることのない価値観を胸に、全ての国民と正面から向き合い、時代の変化に対応した税務行政を創造することが国税庁職員に課された任務です。
  
先輩職員紹介
 
原爽太朗  
沖縄国税事務所 間税課 財務技官
令和2年採用 総合職(化学・生物・薬学)
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天下谷佳代子  
国税庁 課税部 鑑定企画官付 企画係長
平成31年採用 総合職(農業科学・水産)
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執印剛史  
仙台国税局 鑑定官室 財務技官
令和3年採用 総合職(数理科学・物理・地球科学)
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川窪千尋  
東京国税局 課税第二部 酒税課 国税実査官
令和2年採用 総合職(工学)
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原爽太朗 沖縄国税事務所 間税課 財務技官
令和2年採用 総合職(化学・生物・薬学)

(令和4年12月現在)
 
学生時代の専攻分野は?
発酵化学
志望動機は?
大学時代に専攻していた発酵化学の知見をベースに酒類関連の専門性を磨けること、酒類製造者と直接コミュニケーションをとる機会が多いので、現場の生の声を施策に反映できることに魅力を感じました。
採用後の経歴は?
入庁後、新人技官研修を通じて醸造・分析・酒類に関する法律の基礎等について学びました。その後は沖縄国税事務所にて、泡盛をはじめとする酒類の技術相談や分析鑑定、品質評価等に携わっています。
泡盛やビール等、様々な酒類の製造場臨場や、研修参加の機会も多いです。
日々の仕事の様子は?
現在所属している沖縄国税事務所では、お酒造り(主に泡盛)の技術相談対応、製造場への臨場等を通じて、製造者の方と意見交換を行っています。
お酒造りの知識・経験は現場の方には当然適わないので、お話を丁寧に聞くことを第一に置き、言外のニーズを掬い取ることの重要性を感じています。
最近は研修等を通じて泡盛以外のお酒についての経験値も積んでおり、日本酒やビールの造りとの比較を通じて泡盛への理解を深めています。
専門性はどのように活かされていますか?
発酵化学を専攻していたので、お酒造りに用いられる微生物の科学的な話題をフォローすることはできます。しかし専門性そのものよりは、専門性を得る過程で得た科学的素養が、新しい知見を取り込むベースとして活かされていると感じます。
仕事の面白み、やり甲斐は?
お酒に関する専門性を起点として、製造者への技術支援・産業振興・行政・研究等、幅広い業務に携われることです。
お酒自体がこのように多様な側面を有している奥深い飲み物なので、その魅力をいかに引き出し、伝えられるかにもやりがいを感じています。
自己の成長を実感したエピソードは?
若年層向けにお酒に関するWEBアンケートを実施、その結果を集計・考察し、沖縄県内の酒類製造者に「若年層向けの泡盛PR」について提言させていただける機会がありました。その際、製造者の方から提言について率直な意見をいただくことができ、自信が付きました。
仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
仕事に余裕があるときはなるべく残業せずに、趣味のソフトテニスと居酒屋巡りを楽しんでいます。
最近、泡盛の香りと味で銘柄が分かるようになってきました。
今後関わっていきたい政策課題などは?
現場の声をしっかり掬い取り施策に反映していくことで、焼酎・泡盛をはじめとする日本産蒸留酒の価値を高めていきたいと思います。

  
 
天下谷佳代子 国税庁 課税部 鑑定企画官付 企画係長
平成31年採用 総合職(農業科学・水産)

(令和4年12月現在)
 
学生時代の専攻分野は?
園芸学
志望動機は?
嗜好品としてだけではなく、産業・文化的な側面を合わせ持つ酒類に興味を持ちました。また、霞が関だけではなく、全国12箇所にある国税局(国税事務所)を拠点に勤務ができるところに魅力を感じました。
採用後の経歴は?
入庁1~2年目は広島国税局鑑定官室にて分析鑑定業務や鑑評会(酒の品質評価を行い表彰するイベント)の運営などを経験しました。また、清酒・ビール・焼酎製造研修を受講し、実際に作業をしながら製造方法を学びました。3年目は広島国税局酒税課にて、酒類の輸出に必要な原産地証明書の発行や、酒類製造免許の審査を経験しました。4年目の現在は、国税庁で、独立行政法人酒類総合研究所の予算要求や業績評価を行っています。
日々の仕事の様子は?
現職では、新たな制度を設立するため、予算要求や制度要綱の作成などを行っています。学生時代には法令を調べて判断するような機会はなく、初めて知ることが多くありますが、課内はじめ他省庁の方々にも教えてもらいながら順調に進んでいます。分析鑑定にとどまらない、技術系の業務の幅広さを実感しています。
仕事の面白み、やり甲斐は?
異動するたびに全く異なる業務を経験できるところです。
自己の成長を実感したエピソードは?
初めて主担当業務を持った時、業務の割り振りを考えたり、ゴールへの道筋を考えて取り組んだことは、難しくも成長を実感できました。
仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
推しのライブに行ってきました!次の日は余韻で時間休を取りました。休みを取りやすく助かっています。
今後関わっていきたい政策課題などは?
酒類の新たな価値開発、また、それに取り組める環境づくりの助けになりたいと思います。

  
 
執印剛史 仙台国税局 鑑定官室 財務技官
令和3年採用 総合職(数理科学・物理・地球科学)

(令和4年12月現在)
 
学生時代の専攻分野は?
位相幾何学
志望動機は?
身近な嗜好品であり、技術・文化の結晶であり、税制上の重要物品である「お酒」に対し、技術的な観点から製造者を支えるという業務内容に魅力を感じました。また、国税庁で行政の立場から製造者を広く支える制度設計ができたり、国税局で実際に製造者への技術相談を行ったり、はたまた独立行政法人酒類総合研究所で酒類製造等に関する新しい知見を得たりと、様々な立場・角度から「お酒」に向き合えることにも魅力を感じ、志望しました。
採用後の経歴は?
3か月間の研修の後、国税庁鑑定企画官付総括係に配属されました。そこでは、国税庁技術系職員全体の総務担当(裏方)として、会議の補助や、予算とりまとめの補助、採用担当の補助等を行いました。その後、現在の職場である仙台国税局鑑定官室で、実際に酒類・ガソリンの分析や酒類の官能評価、技術相談への対応といった、現場での仕事を行っております。
日々の仕事の様子は?
現在、鑑定官室では、分析に必要な試薬等の購入、酒類・ガソリンの分析、技術相談や品質評価を通して、鑑定官室技術系職員に求められる知識や技能の習得に励んでいます。技術相談では、先輩や上司と一緒に酒蔵や品質評価会へオブザーバー(見学者)として同行するのですが、オブザーバーといってもその場で利き酒して、その場でコメントが求められ、時にはコメントに対する質問にも答えなければなりません。とても気が抜けない業務ですが、先輩はどこに着目してどのように答えているのか、相手方はどのような質問をしてくるのか、といったことが実際にわかり、とても勉強になります。
専門性はどのように活かされていますか?
数学科では、与えられた条件からどのような結論が導けるのか、あらゆる可能性を考えて証明していくといったような経験を多く積んでいました。実験等はありませんでしたが、数学を通じて培った想像力や論理的思考力は、様々な場面で今の自分を支えていると感じています。
仕事の面白み、やり甲斐は?
鑑定官室での仕事の面白みは、高度な技能や知識が求められる点にあると思います。分析一つとっても、1%の誤差なくアルコールを分析できなければなりませんし、酒類製造の技術相談対応に関しては、実際にお酒を造っている杜氏さんや蔵人さんに対して科学的な視点から現場に即したアドバイスを行う必要があります。その証拠に、私の周りの先輩たちはお酒に真摯に向き合い、知識を深め続けるエキスパートたちばかりです。私も国税庁技術系職員の一員として、日本の酒類を技術で支えていけるよう、精進していきたいと思います。

  
 
川窪千尋 東京国税局 課税第二部 酒税課 国税実査官
令和2年採用 総合職(工学)

(令和6年5月現在)
 
学生時代の専攻分野は?
生物物理学
志望動機は?
実際に酒類製造者の方々とコミュニケーションをとる機会が多く、その声を霞ヶ関で施策に活かすことが出来る点に魅力を感じました。また、学生時代の専門分野とは異なっていても、新人技官研修によって酒類の醸造や法律に関することだけでなく、分析についても基礎から学ぶことが出来る点にも魅力を感じ、志望しました。
採用後の経歴は?
1~2年目は仙台国税局鑑定官室にて、分析・鑑定業務や官能評価、技術相談への対応等に携わりました。3年目には国税庁鑑定企画官付総括係として、各局鑑定官室業務のとりまとめや会議の運営、採用活動に携わりました。4年目の現在は、東京国税局酒税課にて、酒類に関する免許審査等を行っています。
日々の仕事の様子は?
現在所属している東京国税局酒税課では、酒類製造免許の審査及び現地確認、酒類の輸出に必要な輸出証明書の発行業務、税務署や他局の酒税課との連絡・調整業務などを行っています。特に免許審査は、確認すべき点がたくさんあり大変ですが、今後酒類業が健全に発達していくためには欠かせないものであり、非常にやりがいを感じています。
専門性はどのように活かされていますか?
専門外の方へ自身の研究内容を発表した経験は、酒類製造者の方々に向けて製造に関する科学的な部分をわかりやすく説明するのに活かされていると感じます。
仕事の面白み、やり甲斐は?
入庁後は国税庁だけでなく、全国12か所にある国税局(国税事務所)を拠点に勤務します。地方ごとにお酒の特徴も異なり、異動のたびに新しく学べる事が多いところが非常に面白いです。また、製造者の方と直接話す機会が多く、自分の仕事に対する反応がダイレクトに伝わってくるところにやりがいを感じますし、現場の声を活かして霞が関の本庁で勤務することが出来ることも魅力的です。
仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
週に3~5日、仕事終わりにスポーツジムに通っています!好きなお酒を飲み続けたいので、健康に気を配りつつ働いています。
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