人事院 国家公務員試験採用情報NAVI
本文へ
 
  
      
  
 
職 員 紹 介
  
   
伊藤 拓哉   友岡 弓乃   髙宮 由里
   
原子力規制庁 地震・津波審査部門 安全審査官
平成27年採用 一般職(物理)
  原子力規制庁 監視情報課
令和2年採用 原子力工学系(一般職(大卒)相当)
  原子力規制庁 長官官房放射線防護グループ 放射線防護企画課
令和3年採用 一般職(化学)
         
  
                          
 

 
伊藤 拓哉 
 
原子力規制庁 地震・津波審査部門 安全審査官
 
平成27年採用 一般
職(物理)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
凝縮系物理
 
◇ 志望動機は?
 安全を追求する。とてもシンプルで常に進化し続ける終わりのない仕事に魅力を感じました。
 また、原子力規制委員会は組織のトップが政治家ではなく科学者・研究者であり、中央省庁ながら政治から独立した組織です。ゴリゴリの理系だった私のからすると、組織が下す科学的な判断において、政治干渉がないのも魅力の一つでした。
  
◇ 採用後の経歴は?
 環境の放射線モニタリング、原子力発電所の検査・審査の仕事に携わってきました。
 放射線モニタリング業務では、福島県のモニタリング体制の見直しに関する検討を行い、測定データを基に県や市町村と調整しながら案をとりまとめました。
 検査業務では、現地の検査官と連携して事業者の保安活動を監視し、総括担当として照会対応、国会対応等の対外的な仕事をしていました。
 約1年間の研修を受けた後、現在の審査業務に従事し、事業者とのヒアリングや公開会合を通して、原子力発電所が基準を満たした設計となっているか確認をしています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 原子力発電所の審査のうち耐震・耐津波設計の審査を担当しています。普段は事業者から提出された審査資料を読み込み、基準適合の観点での不明点について、事業者に確認する作業をしています。この一連の作業の中で技術的な論点を見つけ、公開会合(YouTube中継)での議論につなげていきます。
 また、審査の中で原子力発電所に行くこともあります。現場に行くことで書類だけではイメージしづらかった構造、配置等がクリアになり、頭の整理が進みます。
  
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 大学の専攻が直接活かされることは多くはないです。
 しかし、基礎的な物理学の知識が原子炉の物理的挙動の理解に役立つこともあったり、特に研究とその発表の中で培った根拠に基づき論理的な説明をする能力やロジカルシンキングは行政官として大いに役立っています。
 また、原子力は総合科学技術です。どの専攻分野であっても関連性がゼロということはほとんどなく、「学生のとき似たようなのやったなぁ」というのがどこかであると思います。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
   原子力規制委員会・原子力規制庁は、科学的・技術的な見地から物事を判断をします。裏を返せば、科学的・技術的な見地という土俵においては、幹部、上司、部下の壁はなく対等ということです。
 若いうちから重要な意思決定に関与し、さらには自分の意見が議論の中心になり得る環境での業務は、ほどよい緊張感とそれ以上にプレーヤーとしての面白さを感じることができます。
 
自己の成長を実感したエピソードは?
 入庁したばかりの頃は、目の前の仕事をこなすだけで精一杯でした。しばらく経って政策の担当として仕事を任されるようなってからは、単に仕事をこなすだけでなく、自分なりに考えながら意見を持って仕事に取り組むことを意識するようにしていました。
 あるとき、担当の政策を上司に説明する機会がありました。自分の意見も述べつつ事実関係を整理した論理的な説明を心がけ、「説明もわかりやすかったし納得できる内容だったよ。」と上司から言われたときは、心の中でガッツポーズをしました。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 オンオフのメリハリを付けて過ごしています。
 休日は趣味のフットサルに加えて登山、スノーボード、サイクリング、リアル脱出ゲームなどなど色々なことに挑戦して全力(?)で遊び、リフレッシュした状態で平日の仕事に臨んでいます。
 GW、お盆、年末年始等は連休を取ることが推奨されており、私の場合は毎回10日間ほどの大型連休にしています。加えて、時差出勤やテレワークの融通も利きやすいので、ワークライフバランスは取りやすい職場だと思います。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 原子力施設の規制については、ゆりかご(設置)から墓場(廃炉)まで原子力規制庁で担っています。
 せっかくなので施設の一生(各段階での規制)に一通り携わってみたいと思っています。
 
 (令和4年12月)

髙宮 由里 
 
原子力規制庁 長官官房放射線防護グループ 放射線防護企画課 
 
令和3年採用 一般職(化学)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
分析化学
 
◇ 志望動機は?
  人々の生活、幸福追求の土台となる「安全」を支える仕事に魅力を感じています。その中でも、東京電力福島第一原子力発電所での事故をきっかけに国民の関心が高まった原子力への「安全」に対し、技術系のベースを活かして貢献したいと考え、原子力規制庁を志望しました。
 また、説明会で若手職員が新しい組織づくりにやりがいを感じ、影響力のある仕事に誇りを持つ姿が印象的だったことが決め手になりました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 1年目は放射線防護グループの放射線規制部門(RI部門)の総括、2年目からは同グループの放射線防護企画課の総括として業務に当たっています。
 RI部門では病院や工場、大学等の8000 事業所を対象として放射性物質や加速器等の利用に関する規制を、防企課では原子力災害への対応を、それぞれ範囲や時点は異なりますが、放射線の影響から公共の安全を守るということを共通の目的として活動しています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
  課の窓口として、課室内外の調整を行っています。具体的な業務は、予算や契約、会議の調整、国会対応、文書管理など多岐に渡っており、不明点は上司に相談し、アドバイスを受けながら仕事を進めています。
 総括の業務では、規制庁全体の仕事やその流れに触れることができ、日々視野が広がっていくのを感じます。
  
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 大学で学んだ放射化学が、放射線防護を学ぶ際の基礎として役に立っています。
 その他の必要な知識も研修や業務を通して学ぶことができ、志望理由の一つでもあった「理系の知識や考え方をベースに専門的な知識を積み重ねていきたい」という思いが叶えられています。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
  総括業務では課室内外とのコミュニケーションの機会が多く、組織や仕事のやり方をより良くしようとする先輩、同期の姿に触れることも多くあります。そんな尊敬する周りの人に囲まれて仕事をすることが一番のモチベーションです。
 情報収集能力、言語化能力、コミュニケーション能力など、自分のスキルへの成長実感もがやりがいに繋がっています。
 
自己の成長を実感したエピソードは?
  原子力への知識が0だった入庁前からは想像できないほど、業務を通じて知識は身に付いてきていると思います。
 今の部署においては、原子力災害発生時の対応を検証する訓練での活動を通じて、日常業務で扱う原子力防災の知識への理解が深まりました。知識を整理し、再度訓練に臨むことで、緊急時対応の習熟度があがり、予見性を持って他の役割の班とコミュニケーションを取れるようになったことが一番の成長です。
 総理も参加する年1回の原子力総合防災訓練では、それまでの訓練の反省を踏まえた改善が進んだ事に達成感を感じました。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
  休暇の取得に加えて、新型コロナウイルス感染症対策の推進等を経てテレワークや時差出勤などの活用もさらに進みました。早めに退庁し、終業後にご飯に行ったり、連休を取得して旅行に行ったりと社会人の自由を謳歌しています。
 また、上司や先輩が家庭の都合に合わせて、時間休やテレワークを活用しており、長く働きやすい職場環境であることを実感します。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 技術系として高めたい専門の方向性はまだ模索中のため、知的好奇心をもって幅広い分野に関わりたいです。
 そのほか社会人として、安心して働ける職場、個々人が力を発揮できる職場づくりのために、個人として何ができるか、組織の枠組みとして何ができるかを考え続けたいと思っています。 
 
 (令和4年12月)

友岡 弓乃 
 
原子力規制庁 監視情報課 
 
令和2年採用 原子力工学系(一般職(大卒)相当)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
生命科学
 
◇ 志望動機は?
 原子力規制庁の「透明性の高い情報公開」を魅力に思い志望しました。
 大学生の時に発電所の見学や発電所立地地域との交流会に参加する中で、原子力に対する信頼を高めたいと感じ、積極的に情報を発信したいと思いました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 1年目は専門検査部門の総括担当として課の窓口や文書整理を行いました。2年目以降は監視情報課で緊急時モニタリングセンターの訓練実施と資機材整備、放射線モニタリングシステムを担当しています。
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 訓練実施に向けては、各拠点の参加者のニーズに合わせた内容で実施出来るよう、自治体や委託事業者との打ち合わせを実施しています。
 放射線モニタリングシステムは、利用者から問合せや要望を受け、課内や事業者との調整を行っています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 大学で少し原子力分野を学んでいましたが、仕事を通して新たに学ぶことが多いです。大学で勉強したことも基礎知識として活かされていると思います。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは?
  私は自分の考えを相手に伝えることが苦手で上手く伝えられないことが多いですが、打ち合わせで考えを伝えられたときに成長を感じます。
 担当した仕事をやり終えたときにも成長を実感します。
 
 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
  仕事の日も充実した時間を過ごしていますが、休日は旅行へ行ったり、買い物やお出かけをして楽しんでいます。
 また、時間休を使って仕事終わりに夕方から遊びに行くこともあります。
 
  (令和4年12月)