2027年度 一般職ガイド

※職員の所属(役職)は、原稿執筆時のものを記載しています。

 

試験区分

行政(本府省) 行政(地方機関) デジタル・電気・電子
機 械 土 木 建 築
物 理 化 学 農 学
林 学 農業農村工学  
行政(本府省)
会計検査院

大場 哲平

会計検査院 第五局特別検査課 調査官

自分の目で見て、自分の耳で聞いて
経歴

 2014年 会計検査院採用 第一局外務検査課  事務官
 2014年 同事務総長官房会計課 事務官
 2017年 同第四局農林水産検査第2課 事務官/調査官補
 2020年 同第二局厚生労働検査第2課 調査官補/調査官
 2022年 公正取引委員会へ出向 審査局第五審査 審査専門官
 2024年 現職

採用年・採用試験(区分)
2014年採用 一般職試験(行政九州地域区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 学生時代は、法律学や経済学、政治学、統計学など色々なことを学んできました。法律や規程を読むこと、政策の背後にある理論的な裏付けを理解すること、政策や予算の編成における力学を分析すること、政策の検証を行うこと、そのひとつひとつのことに今まで学んだことが生かされていると感じています。
日々の仕事とやり甲斐
 政策が作られ、実施されるまでの間には多くの人が関わっています。私達は、政策の立案に関わった人や政策の実施に携わっている人、政策による受益者などから「自分の耳」で直接お話を聞き、実際に政策が実施された現場に赴いて「自分の目」で状況を確認します。
他府省等人事交流について
 公正取引委員会審査局に2年間出向し、独占禁止法違反に関する調査に携わりました。ここでは会計検査院にはあまり見られない調査の手法を学びました。会計検査院に戻ってからは、自分が学んできた調査の手法を自ら実践していくとともに、周りの調査官に対してもこれらの調査手法を紹介しています。
 
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 普段の業務では公務員同士でコミュニケーションをとることがとても多いのですが、ある助成金の検査で、全国津々浦々、色々な民間企業に赴いて、助成金が適切に使用されているかなどを確認しました。民間企業の方との多くの関わりを通じて、コミュニケーション能力が格段に向上しましたし、霞が関で座っていては得られない多くの学びをいただきました。
テレワークの経験
 通勤時間が長く、子どもを保育園に送迎することもあるので週1回程度でテレワークを行っています。通勤時間がない分、家事に充てる時間もとれますし、子どもを早くお迎えにいくことができるので普段より家庭の時間を多くとれていると感じています。
フレックス勤務経験
 子どもの保育園への送迎は、妻と分担して行っています。普段は、私が朝早く出勤し、妻が子どもを保育園に送って行きますが、妻が所用により対応できないような場合は、私が、勤務時間を短くして子どもの送迎を行うこともあります。他の日に長く働くなどして調整することができるのでフレックス勤務にして大変助かっています。
フレックス勤務 ある1日のスケジュール
月(7:45~16:30)退勤後、子どもを保育園に迎えに行き、帰宅は18:30
火(5:30~  6:30)テレワーク、7:30に子どもを保育園に送って(9:00~16:45)出勤、
          退勤後、子どもを保育園に迎えに行き、帰宅は18:30
水(7:45~16:30)終日テレワーク、7:30に子どもを保育園に送って、17:00にお迎え
木(9:00~17:45)地方出張
金(9:00~17:45)地方出張
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 公共に尽くす気持ちと熱意で一緒にこの国をよくしていきましょう

公正取引委員会

幸田 そよか

公正取引委員会 事務総局 経済取引局取引部 企業取引課 フリーランス取引適正化室 企画班

公平な視点で法律を育てる
経歴

 2023年 公正取引委員会事務総局採用 取引部取引企画課相談指導室企画調整班
 2024年 現職

採用年・採用試験(区分)
2023年採用 一般職試験(行政関東甲信越地域区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 学生時代は法学部に所属し、特に契約分野について深く学びました。公正取引委員会が所管する法律は業種・業界横断的に適用されるため、業務の中で様々な契約書を目にします。学生時代に養った、契約内容を適切に捉える力は、調査事案の法的整理を行う上でとても活かされていると感じています。
日々の仕事とやり甲斐
 現職では、新しく施行された法律の解釈を整理する業務を行っています。法律上の条文や文言の解釈を検討するだけでなく、実際の執行の場面で統一的に法律が運用されているかの確認も行っています。新しい法律であるが故に難しいことも多いですが、自分が悩み抜いた末に出した結論が今後の運用の基準として活かされることに大きなやりがいを感じています。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 最も成長できたと思うことは「伝える力」がついたことです。これまで相談対応業務に従事する機会が多く、学生、事業者、行政機関、国会議員など様々な立場の方に対して法律の考え方をお話ししました。最初はなかなか理解が得られないことも多かったのですが、相手の置かれる事情や立場に応じて伝え方を試行錯誤し、今では法律の考え方を理論的に理解していただける話し方ができるようになったと思います。
テレワークの経験
 説明会の資料や原稿の作成、論点の検討など、一人で集中して行いたい業務がある際にテレワークを活用するようにしています。静かな部屋でじっくり検討を行うことができますし、検討に煮詰まってしまっても上司と電話やメールで密にやりとりをすることができるので、登庁時と比べても業務に支障は感じていません。
 
フレックス勤務経験
 テレワークで勤務する際に併用してフレックス勤務を活用しています。テレワークで通勤時間がない分始業時間を早め、終業後にゆったりと家事や趣味の時間をとるようにしています。終業後に余裕を持てることでリフレッシュできています。
 
フレックス勤務 ある1週間のスケジュール
月(9:00-17:45)翌日の打合せに向けて資料の確認
火(9:00-17:45)打合せの残務整理で少し残業
水(8:15-17:00)テレワーク勤務、終業後ちょっと手の込んだ夕食作り
木(9:00-17:45)上司への説明資料作成のため19時まで残業
金(9:00-17:45)定時退庁し、同僚と食事へ
ある1日のスケジュール
09:00登庁
09:30メールチェックと業務タスクの整理
10:00調査担当班から確認依頼がきた調査報告書等をチェック
12:00昼食
13:30調査担当班との打合せ
15:00法解釈に関する検討資料の作成
16:00審査担当班からの相談対応
17:00相談案件の対応状況の確認
17:45退庁
19:00趣味のピラティスへ
21:00帰宅
23:00就寝
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 国の政策を動かす最前線で一緒に働ける日を楽しみにしています!

金融庁

花野井 椋

金融庁 証券取引等監視委員会事務局 証券検査課 証券検査官

未来志向で金融を考える
経歴

 2015年 金融庁採用 検査局 企画審査課
 2016年 検査局 総務課
 2017年 企画市場局 市場課
 2019年 官民人材交流制度派遣(不動産開発会社派遣)
 2021年 総合政策局 総務課 国際室
 2022年 監督局 証券課
 2024年 総合政策局 秘書課
 2025年 現職

採用年・採用試験(区分)
2015年採用 一般職試験(行政関東甲信越地域区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 学生時代は法学部において、各国の政治制度などを学びました。国家公務員の仕事には、国会議員への説明資料の作成や国会に提出する法案の作成など、政治と密接に関わる業務が多くあります。学生時代の学びを踏まえ、自らの仕事が国の意思決定過程に組み込まれていることを改めて実感し、その重要性を強く感じています。
日々の仕事とやり甲斐
 現在は、証券会社に対する立入検査を行い、投資者保護の観点から問題有無等を検証する検査業務に従事しています。多様化する金融商品の販売状況やサイバー攻撃への対策等、最新の課題についても、事業者と対話を行いながら改善に向けた取組を促し、将来にわたって安全な金融市場が確保されるように努めています。
他府省等人事交流について
 官民人事交流制度を活用して、不動産開発事業を手掛ける会社に2年間派遣されました。派遣先では、建設の要件確認等のため、行政当局へ民間事業者の立場で相談に出向く機会も多々ありました。官民両面から物事を考えられるかけがえのない経験ができたと感じています。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 入庁当時の私は、金融に関する知識をほとんど有していませんでした。しかし、入庁後に携わる業務を通じて証券分野に関心を持つようになり、自ら志望して同分野でのキャリアを積んできました。現在では、証券会社に臨店し、経営陣の方々と事業内容について対話を行う検査官として業務に従事しています。こうした成長は、長期的な視点で人材育成を考えていただける職場環境があったからこそ実現できたものだと感じています。
テレワークの経験
 テレワークの日は、1週間の中で、今日どこまでタスクを終えるべきかを具体的に考え、メリハリをもって業務を行うようにしています。資料の作成や分析等を集中してできることはテレワークの良いところだと感じます。
フレックス勤務経験
 出勤時間を早めることで、フレックス勤務を実施する以前よりも快適に出退勤ができるようになりました。また、早朝の業務時間帯は自分の作業時間等に当てやすいため、より効率的に業務が行えるようになったと感じます。
フレックス勤務 ある1日のスケジュール
08:30臨店先へ出勤
10:00検査先へのヒアリング、終了後概要メモ作成
12:00昼食(家から持ってきたお弁当)
13:00ヒアリングを踏まえた対処方針について検査官と議論
15:00質問資料の作成、交付
17:15退勤
19:00家族で夕食
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 長期での成長を期待できることが、この仕事の魅力だと思います。

デジタル庁

仁木 晴斗

デジタル庁 戦略・組織グループ 会計担当 予算班

デジタル化でより幸せを感じられる社会に
経歴

 2024年 デジタル庁採用 戦略・組織グループ 会計担当
 2025年 現職

採用年・採用試験(区分)
2024年採用 一般職試験(行政四国地域区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 学生時代は税法を専攻し、税に関するディベート大会への参加や自治体への政策提案を行いました。税法の知識をそのまま業務に使うことはあまりありませんが、法律全般に関する知識やディベートや政策提案のプレゼンを通して得た伝達力は、予算折衝などの調整業務に役立っています。
日々の仕事とやり甲斐
 デジタル庁予算の要求取りまとめ業務を担当しています。要求できる予算には限りがあるため、要求内容や過去の執行実績などを精査して、各班と要求額を調整します。要求を取りまとめた後も、財務省との折衝や国会審議などがあり大変ですが、それらを経て予算成立したときには頑張ってよかったと思える達成感があります。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 予算業務では、予算に関する相談を様々な班からいただきます。
最初は、会計の知識が不足していたこともあり、相談内容をそのまま上司に伝えて指示を求めることしかできませんでした。しかし、日々の業務をこなして知識や経験を積み上げていくことで、相談に対する回答案や今後の流れも自分で考えた上で主体的に対応できるようになりました。自分で考えた内容で相談に対応して感謝された際はうれしいですし、成長を実感できます。
テレワークの経験
 資料作成等、1人で黙々と進める業務が多い際は、テレワークを活用することで、より集中して業務に取り組むことができます。
また、通勤時間がなくなるため、睡眠時間を始めとした自分のための時間を増やせることも大きな利点です。
ある1日のスケジュール
09:30登庁、メールやチャットを確認
10:00財務省に提出する資料の作成
11:30午後のヒアリングに係る資料の確認
12:00昼食
13:00予算要求を行う各班へのヒアリング
17:00ヒアリングした内容を整理、各班の要求内容について班内で検討
19:00退庁
20:00帰宅 映画などを鑑賞しながら家事
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 今は大変でもそれはきっと自分の糧になります。ファイトです!

文部科学省

鎌田 亜紗樹

文部科学省 初等中等教育局幼児教育課 指導係

生涯にわたる人格形成の基礎を培う「幼児期の教育」を考える
経歴

 2023年 文部科学省採用 大臣官房人事課
 2024年 現職

採用年・採用試験(区分)
2023年採用 一般職試験(行政関東甲信越地域区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 学生時代は教育学部で幼児教育を専攻し、教員養成課程で学びを深めました。その中で培った教育の根幹となる考え方や理論は、日々の業務においても土台として活きています。また、教育を志す者としての視点から、こどもと向き合う教職員の思いなどを実感を伴って理解できることは、業務を進める上での大きな強みとなっています。
日々の仕事とやり甲斐
 幼児教育の内容を担う業務として、有識者と議論を重ねながら、幼児教育に関する重要な視点を社会にどう伝えるか検討しています。教育の中身そのものに関わる難しさはありますが、その分大きなやりがいを感じます。また、自分の仕事の先には、それを待つ「人」がいることを実感しながら働くことは、日々のモチベーションにつながっています。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 年に1度作成する当課の冊子において、従来にない試みとして有識者4名へのインタビュー企画をゼロから立ち上げました。企画立案から調整、取材、校正まで一貫して担い、上司の助言を受けながら、これまで培った企画力や調整力などを活かし、発行までやり遂げました。2時間を超える取材内容を精査し、話者の意図を読み手に伝わる形に再構成した結果、読者からも好評を得ることができました。業務を通じて得た力を総合的に発揮し、自身の成長を実感しました。
テレワークの経験
 資料の作成や確認などを集中して行いたい時や勤務前後のプライベートの予定に合わせて活用しています。PC(メール)や公用携帯(電話)だけでなく、オンラインミーティングを活用した打合せも可能なので、距離が離れていても意思の疎通や認識の共有が可能です。
ある1日のスケジュール
08:45登庁、メールチェック、会議準備
09:30審議会WGの開催
12:00昼食(外出してランチをすることも)
13:00全国規模の会議を実施するため運営業者との打ち合わせ
14:30幼稚園教育要領の今次改訂に関する資料作成やロジ整理
17:00委託事業関係者との意見交換
18:30退庁
19:00同期と飲み会
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 少しでもよりよい「未来」のために、一緒に働きましょう!
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行政(地方機関)
人事院

福井 宏介

人事院 北海道事務局第一課給与 係長

公務員が元気に働ける環境を給与制度から創る
経歴

 2006年 人事院北海道事務局 総務課に採用
 2007年 人事院北海道事務局 第二課
 2009年 人事院給与局給与第三課 手当第一班
 2012年 外務省総合外交政策局国連企画調整課 国際機関人事センター
 2014年 人事院事務総局総務課 秘書
 2015年 人事院北海道事務局 総務課研修係長
 2016年 人事院北海道事務局 第二課任用係長
 2017年 人事院北海道事務局 総務課総務係長
 2020年 人事院事務総局会計課 主計班予算係長
 2021年 人事院北海道事務局 第二課試験係長
 2022年 人事院北海道事務局 第一課公平勤務係長
 2024年 人事院給与局給与第二課 審査班審査第一係長
 2026年 現職

採用年・採用試験(区分)
2006年採用 一般職試験(北海道地域区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 大学では会計学を専攻し、監査論ゼミにおいて、第三者的な視点から組織や制度の妥当性を検証する考え方を学びました。人事を扱うのは人であることから、制度と運用の関係を実態に即して理解することや、事実や数値に基づいて判断し説明する力は、人事・給与制度に関わる現在の業務においても活かされています。
日々の仕事とやり甲斐
 第一課給与係では、給与関係法令が適正に運用されるよう、制度説明や照会対応、監査、意見交換の実施に加え、実際に現場を調査することで、実態への理解を深めています。併せて、公務員給与改定の基礎調査など、全体に影響する業務にも携わっており、自身の仕事が公務員の働きがいのある環境創りにつながっていると感じています。
転勤について
 本府省の業務では、制度検討や運用状況の確認において「もっと現場の実情を知る必要がある」と感じることが多くあります。地方機関での勤務経験で、他省庁の現場に伺う機会も多く、その際の意見交換で自ら見聞きした経験があることは、業務を行う上で、より実効性のある検討・判断につながっていると感じています。
他府省等人事交流について
 外務省では、国際機関で活躍する日本人の支援業務に携わっていました。人事院でも国家公務員の人材確保が重要な業務であり、志望者への説明や向き合い方などに共通する点が多くありました。世界で活躍する人材の支援業務を通じて、日本の国益という視点がより意識されるようになり、自身の視野が広がったと感じています。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 給与局給与第二課審査班では、職員の昇格可否に関する案件を担当しました。制度上の根拠を示しつつ、判断の趣旨や理由を丁寧に説明し、担当者を通じて府省内や職員にも納得が得られるよう折衝しました。粘り強く毅然と対応した結果、「部内で納得が得られた」と連絡を受け、説明責任を果たせたときに成長を感じています。
テレワークの経験
 GSS環境(政府の働き方を支える共通IT環境)の整備や2026年初頭の人事院本院庁舎移転により、業務環境が大きく向上しました。大規模な会議はもちろん、上司への説明や、同僚へのちょっとした相談についてもオンラインで打合せができるため、出社に依らず業務の質を維持できることは、大きなメリットだと感じています。
フレックス勤務経験
 自分で行う資料作成や検討業務については、集中しやすい一般的な始業前の時間帯に取り組むことができます。また、通勤ラッシュを避けられるほか、交通機関の乗り継ぎや待ち時間を短縮できるよう始業・終業時刻を調整できるため、業務の質を保ちながら日々の時間を効率的に活用できる点が大きなメリットだと感じています。
フレックス勤務 ある1日のスケジュール
月(7:45~18:00) 今週の調査業務のため集中的に事前準備
火(8:30~17:15) 終日調査業務。予定どおり終了し、定時退庁
水(8:30~17:15) テレワークを活用し、調査報告書の作成と点検、今後の調査について、オンライン会議で検討
木(7:45~16:30) 午前中に制度照会を検討。午後のコアタイムに上司へ説明
金(7:45~15:00) 業務量にあわせて短時間勤務。帰りに週末のキャンプのための買い出しへ
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 一般職が活躍し、挑戦できるフィールドは着実に広がっています!

出入国在留管理庁

福嶋 みなみ

出入国在留管理庁 名古屋出入国在留管理局留学審査部門 入国審査官

人と国をつなぎ、安心と共生を支える仕事
経歴

 2019年 名古屋出入国在留管理局 富山出張所

 2021年 名古屋出入国在留管理局 実態調査部門

 2023年 名古屋出入国在留管理局中部空港支局 審査管理部門

                名古屋出入国在留管理局中部空港支局 第二審査部門
 2024年 名古屋出入国在留管理局中部空港支局 審査管理部門
 2025年 名古屋出入国在留管理局 留学審査部門

採用年・採用試験(区分)
2019年採用 一般職試験(行政東海北陸地域区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 経済学、法律を中心に専攻し、条文の読み方、法律に基づき業務を遂行するという基本的な考え方を自然に身につけることができたと感じており、この考え方は、法律に基づき適切に判断することが求められる今の仕事に活かされています。
日々の仕事とやり甲斐
 現在、留学生として来日しようとしている外国人や、既に日本で留学生として在留している外国人の手続を主に担当しています。在留資格の審査をする中で、申請内容や提出資料を丁寧に確認し、許可の要件に適合するか否かを適切に審査できたときは、日本社会の秩序を守りながら、人々が安心して生活できる環境づくりに貢献できたとやりがいを感じます。
転勤について
 私は採用当初、富山にある出張所に配属され、その後、中部空港支局、現在の名古屋局と何度か転勤を経験しました。出張所では出入国審査業務と在留審査業務を両方担うため、始めに様々な業務に携われたことは、業務に対する視野が広がり、とても良い経験でした。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 採用当初は日々の業務に懸命に取り組む中で、出入国在留管理の根幹である入管法をはじめ、まずは一つ一つの知識を着実に身につけることに集中していました。その後、在留審査や出入国審査など多様な業務を経験していく中で、それまで個別に学んできた知識や法律が有機的につながり、一連の流れとして深く理解できる瞬間がありました。そのとき、自分自身の確かな成長を実感するとともに、この仕事の奥深さと面白さを改めて感じました。
ある1日のスケジュール
08:45登庁
09:00業務開始/在留審査・行政相談・電話対応
12:00昼食
13:00業務再開/在留審査・行政相談・電話対応
19:00退庁
20:00自宅で映画鑑賞
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 より良い社会の実現を一緒に目指しましょう。

厚生労働省

國兼 圭介

厚生労働省 新潟労働局新潟公共職業安定所(新卒応援ハローワーク)職業相談担当

誰かの「働く」にコミットできます
経歴

 2017年 厚生労働省新潟労働局採用 長岡公共職業安定所職業紹介部門
 2019年 新潟公共職業安定所雇用保険給付課
 2020年 厚生労働省職業安定局雇用開発企画課就労支援室(出向)
 2022年 三条公共職業安定所学卒部門
 2024年 新潟労働局総務部総務課
 2026年 現職

採用年・採用試験(区分)
2017年採用 一般職試験(行政関東甲信越地域区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 経営学ゼミで企業側のマネタイズの仕組みを調べる際、世の中にはこんなにも様々な職種があるということに驚きました。その流れもあって労働行政に関心を抱きました。ハローワークでは求職者の就職相談がイメージ強いと思いますが、求人者支援として企業側の雇用コンサルも行いますので、ゼミでの企業研究は活きたと思います。
日々の仕事とやり甲斐
 窓口での就職相談が最も長く、転職や学生の就活、定年後のキャリアなど様々な方からの相談があり、現状と課題把握をまずはよく伺って相談を進めていき、就職が決まり「ありがとう」と感謝された時はやりがいをとても感じます。ハローワークは第一線窓口なので比較的感謝のお声を直にいただける機会に恵まれていると感じます。
転勤について
 厚生労働省本省へ出向しました。そこでは国として「履歴書の様式例」を作成しメディアにも取り上げられました。国が方向性を示す重要性を痛感しました。労使だけでなく関係省庁との調整含め幅広い視点から思考する難しさを感じましたが視野は広がりました。同じ行政分野内で異なるスケール感を経験できたのはとても身になっています。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 職業安定行政内でも多岐に渡る分野がありますが、全ての知識がいずれの部門でも活きてきます。逆に言うと、幅広く知識も身につけておく必要があるのでニュースなどで少しでも雇用関係の話題があると調べる癖が付きました。また、対人業務に苦手意識があっても研修で“技法”も学べたり充実しているので不安はなくなりました。
 
テレワークの経験
 本省と労働局総務課でテレワークを定期的に行っていました。事務作業を集中して進めることができますし、通勤時間がないので私生活に余裕が生まれやすくなると思います。また、テレワークを行うために各資料をデジタル化する必要もあるので従来通りの資料管理方法ではなく自分なりに工夫するようになったと思います。
ある1日のスケジュール
08:30登庁
10:00大学等キャリアセンターへ伺い就活状況の聞き取り
12:00昼休憩
13:00窓口相談(模擬面接やES添削)
15:00企業から認定制度の相談を受ける
17:15退庁
18:00ジムで筋トレし翌日は筋肉痛
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 興味ある行政分野のプロフェッショナルを目指してください
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デジタル・電気・電子
総務省

松井 江里佳

総務省 国際戦略局技術政策課研究推進室 応用研究係長

最先端の技術に携われる仕事です。
経歴

 2020年 総務省採用 サイバーセキュリティ統括官室
 2022年 総務省総合通信基盤局電波部監視管理室
 2024年 総務省総合通信基盤局電波部移動通信課
 2026年 現職

採用年・採用試験(区分)
2020年採用 一般職試験(電気・電子・情報区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 現職の量子分野に関する内容は全くの専門外であるため、現在も鋭意勉強中です。前職の無線技術関係の内容含め、これまで全く取り組んだ経験の無い分野であっても、大学で勉強していた理系分野の知識がとっかかりとなって業務内容の理解に役立っていると感じています。
日々の仕事とやり甲斐
 研究推進室応用研究係は現在「量子ライン」と呼ばれており、その名のとおり総務省における量子分野の研究開発・社会実装の推進等を担当しています。最先端の技術分野ということで業界の熱量も高く伸びしろも大きいため、国としてこの先の発展を支えているという緊張感とやりがいを感じています。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 前職の移動通信課で制度改正の主担当となり、事業者や省内の関係部署含め多くの関係者と長い時間をかけて調整を行ったことはとても有意義な経験でした。法律や省令を取り扱う法制執務の難しさに直面しながらも、無事省令が公表された際には達成感とともに自らの業務スキルを成長させることができたと感じました。
テレワークの経験
 業務内容としては資料作成やオンライン会議への出席など出勤して行う業務とほぼ変わらないですが、採用当初は実家(片道1時間超)から通勤していたため、テレワークで通勤時間をカットできるのは大きな利点でした。
ある1日のスケジュール
09:30登庁、メール・チャットチェック
10:00関係省庁と定例ミーティング
12:00昼食(お弁当持参orコンビニ等で調達)
13:00研究所や大学等に出向いて事業者との打合せ
16:00帰庁、照会対応
17:00上司と相談しながら資料作成
20:00提出物の締切りをチェックしつつ退庁
20:45帰宅(夕食・家事など)
00:00YouTubeをみながらダラダラし、就寝
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 些細なことでも、今勉強している知識がきっと業務に役立ちます。
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機 械
防衛省

飯沼 廉之祐

防衛省 海上幕僚監部装備計画部航空機課装備 専門官

技術の視点で国防に貢献
経歴

 2017年 海上自衛隊採用 海上自衛隊航空補給処航空機部航空機整備課機器管理班部品管理係員
 2018年 海上自衛隊航空補給処航空機部航空機整備課航空機技術班技術係員
 2019年 第1航空修理隊修理部機体科発動機係員(併)機体係員
 2020年 第1航空修理隊修理部機体科発動機係航空技術主任(併)機体係員
 2021年 海上自衛隊補給本部航空機部航空機整備課回転翼整備班回転翼整備第1係員
 2023年 海上自衛隊補給本部航空機部航空武器整備課航空装備整備班整備係員
 2024年 海上自衛隊補給本部航空機部航空機第2課固定翼大型機班固定翼大型機第1係補給技術主任
 2025年 現職

採用年・採用試験(区分)
2017年採用 一般職試験(機械区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 防衛技官の仕事は行政業務が中心ですが、技術的な素養が強く求められます。私は、学生時代に機械工学を専攻し、入省後は海上自衛隊が運用する航空機のロジスティクスを支える業務に携わってきました。機体の構造や通信に関する理解をもとにメーカーと調整し、データ分析を通じて、技術に裏付けられた行政判断を行っています。
日々の仕事とやり甲斐
 私の仕事は、海上自衛隊として初めて導入する無人航空機について、調達から整備、部品補給、関連施設までを見据えたロジスティクス体制を検討し、予算として形にすることです。前例のない分野だからこそ多くの行政判断が求められますが、関係各部と連携し国防を支える基盤を築いていくことに大きなやりがいを感じています。
転勤について
 防衛技官の転勤は、幅広く現場を知る大切な機会です。私は主に関東圏で勤務してきましたが、一度、鹿児島県でヘリコプターの整備員として勤務しました。実際にヘリコプターを整備し、自ら同乗して最終調整を行った経験は、航空機や現場を深く理解する貴重な体験となり、その後の行政業務にも大きく活きています。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 若手の頃は、前例のない業務や難しい判断に直面し、不安を感じることもありました。そんな時、一人で抱え込まず、上司や同僚に相談することで、多様な視点から助言をもらい、チームで解決策を見出してきました。周囲に支えられながら仕事に向き合う中で、自信と判断力が着実に身についたと感じています。
フレックス勤務経験
 鹿児島県でヘリコプターの整備業務に携わっていた際、フレックス勤務を利用し、出勤時間を早めて夕方には業務を終えていました。整備や点検といった現場業務を確実に行いながら、観光や趣味の時間を持てたほか、役所手続きのために休暇を取る必要もなく、仕事と私生活の両立を実感できました。
フレックス勤務 ある1週間のスケジュール
鹿児島県での勤務時
月(07:30~16:15) ヘリコプターの整備、定時退庁し部活動参加(和太鼓)
火(07:30~16:15) ヘリコプターの整備、翌日の試飛行に向けて17:30まで残業
水(07:30~16:15) ヘリコプターの試飛行、17:30まで残業し試飛行終了
木(07:30~16:15) 整備記録の整理、定時退庁し同僚と食事
金(07:30~16:15) ヘリコプターの整備受入れ準備、定時退庁し趣味の釣りへ
ある1日のスケジュール
08:30登庁、日課の確認、全国の航空機の稼働状況確認
09:00メールの確認、返信
09:30担当班内の打ち合わせ
10:00業務の効率化検討に関するテレビ会議、終了後概要メモ作成
12:00昼食、仮眠
13:00航空機の調達に向けた調整会のため外勤
15:30帰庁、上司への概要報告
16:00担当機種のロジスティクス態勢に関する資料作成
17:15退庁
18:15帰宅、家事
19:00趣味(近所の河川で釣り)
21:00帰宅、食事
23:00就寝
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 技術的な知見を活かして、一緒に国を支えましょう。
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土 木
国土交通省

沼田 麻未

国土交通省 関東地方整備局 河川部 水災害対策センター

古今東西の人々の想いを繋ぐ、リレーの一員!
経歴

 2014年 国土交通省 関東地方整備局 採用 関東地方整備局 八ッ場ダム工事事務所 調査設計課
 2017年 関東地方整備局 荒川下流河川事務所 工務課
 2018年 関東地方整備局 河川部 河川計画課
 2020年 国土交通本省 水管理・国土保全局 河川計画課 河川計画調整室(出向)
 2022年 関東地方整備局 江戸川河川事務所 計画課 総合治水係長
 2025年 関東地方整備局 河川部 水災害対策センター 中小河川水防係長

採用年・採用試験(区分)
2014年採用 一般職試験(土木区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 大学では、土木工学科で河川工学を専攻していました。在学中、先生方から「土木は体で現場を見て、頭でデータの意味を理解し考えること」と言われていましたが、当時は深く理解していませんでした。入省後の今、その言葉が身に染みています。また、実習で器具に触れたり、プログラムで計算をしたり、結果を分析した経験が、業務においても役立っています。
日々の仕事とやり甲斐
 河川の仕事は、ずばり「年表に残る仕事」です。整備には当時の人の想いが詰まっており、100年前のことを知る楽しさがあります。それを引き継ぎ、100年後を想定した計画に携わることには重い責任がありますが、誇りのある仕事と感じます。古今東西の人々の想いを繋ぐリレーの一員となれることが私のやりがいです。
転勤について
 関東地方整備局は関東地方を管轄しており、地域ごとに現場事務所があります。採用時、故郷を離れて配属先の群馬で過ごすことは不安でしたが、業務を担当する土地で生活することで、地元の方の生活やその土地の雰囲気を感じ取りながら仕事へ取り組むことが重要と感じるようになりました。また、先輩方にあたたかく迎えていただき、チームとしての結束も強くなりました。
他府省等人事交流について
 同府省内ですが、国土交通本省へ出向した際、全国の幅広い情報、人、考え方に出会い、視野が広がるとともに、勉強意欲に刺激を受けました。また、それまで、自分の中で点だった情報が幅広くつながり、整備局へ戻ってからも業務の位置づけなどを考えながら取り組むことができました。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 学生時代から「人への説明」が苦手で、研究発表などでも思うように説明ができませんでした。現状、まだまだ発展途上ではありますが、日々の他組織や地元の方とやりとり、お手本となる職場の先輩・仲間を通じ、「背景や相手の状況を理解し、理解しやすいように伝えること」を意識して取り組むことができるようになったと感じています。何事も準備が大事ですね。
テレワークの経験
 国交本省への出向の直後、コロナ禍となり、テレワークの日々でした。やってみると意外と快適で、満員電車通勤だった私にとっては通勤時間を有効に活用することができることが一番のメリットでした。また、相手への思いやりを学ぶことができるツールでもありました。
ある1日のスケジュール
09:15業務開始 メール確認、作業内容の確認
10:00事務所との打合せ(WEB会議)
11:00会議資料作成、関係機関との調整
12:00昼食
13:00現場対応
15:00写真、メモ等作成
16:00会議資料作成、明日の作業確認
18:00退庁
19:00夕食・趣味の時間
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり!皆様と働く日を楽しみにしています。


国土交通省

原島 康輔

国土交通省 関東地方整備局 企画部 企画課

未来へ繋ぐインフラ整備をあなたの手で
経歴

 2021年 国土交通省 関東地方整備局 長野国道事務所 計画課
 2023年 東京国道事務所 交通ターミナル整備課
 2025年 現職

採用年・採用試験(区分)
2021年採用 一般職試験(土木区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 大学では都市基盤環境工学を専攻しており、インフラ整備について幅広く学びました。
普段の仕事では、ゼネコンやコンサルなど、専門会社と打合せをする機会が多く、学生時代に学んだ用語が沢山出てくるので、日々業務の中で活かされています。
日々の仕事とやり甲斐
 主な仕事は、リクルート活動と自治体の調整になります。リクルート活動では、資料を作成し、学校や各種イベントに出席して説明をしました。SNSの活用やインタビュー動画の作成など、就活生に刺さるような企画を考えるのは楽しかったです。自治体との調整では、都県政令市と連携して会議の調整や運営を行っております。
転勤について
 私は地方部(長野県)の道路整備と首都圏(東京都)の道路整備に携わりました。地方部では地下水が地酒に使用されていることから、トンネルの掘削には非常に関心が高く、首都圏では地下埋設物が多数あるため基礎杭の打設時には干渉しないか調整しました。
転勤を通じて様々な地域特性を知り、知見を広めることができると思います。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 先生や就活生など、対外的に説明する資料を作成する機会が多々ありました。当初は過年度の資料を活用するだけでしたが、コツやポイントを自分で勉強しながら沢山資料を作成していくうちに、分かりやすい資料を作成できるようになりました。
ある1日のスケジュール
08:30登庁 会議資料の作成、関係機関との打合せ
12:00昼食
13:00リクルート活動用の動画撮影(現場対応)
17:15退庁(現地解散)
18:00現地のグルメを堪能
20:00帰宅
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 「形に残る」ことの楽しさをぜひ体感してください!
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建 築
外務省

一条 平太郎

外務省 在釜山日本国総領事館 副領事

異文化に合わせて工夫する。
経歴

 2018年 外務省採用 大臣官房在外公館課営繕室 外務技官
 2022年 外務省 在英国日本国大使館三等理事官
 2024年 現職

採用年・採用試験(区分)
2018年採用 一般職試験(建築区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 学部1年から2年までは建築を、3年から修士課程までは都市計画を学び、修士論文は統計を用いた都市構造の研究でした。構造や材料の基本的な建築知識は、海外の工事現場での判断に生かされていますし、都市計画の知識は現在の職場で設計段階のゾーニングやエネルギー計算に生かされています。
日々の仕事とやり甲斐
 現在は、在釜山日本国総領事館事務所の改修工事を担当しています。現場で何か検討事項が生じれば、すぐに現場に足を運び、解決策を考えます。外国での業務ですので現場関係者とは通訳を挟んで会話をします。相手との理解に齟齬が生じないように緻密に伝えることを意識しており、日本語での意思疎通の倍以上の時間がかかりますが、こうして苦労した先に建物が形作られていくことには、特別な満足感があります。
転勤について
 外務本省からイギリスの日本国大使館へ、そこから更に韓国・釜山の日本国総領事館へ転勤しました。本省ではデスクワークが主でしたが、外国では日本の大使館や総領事館施設の維持管理や改修工事が主な業務です。改修工事の現場を担当したことで、本省に戻り海外とやりとりする際には、現場の状況に想像力をより働かせられると思います。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 施工業者に限りませんが、他人に何かを指示するということは難しいもので、現状を理解し、課題を見つけた上で、説明しなければなりません。仕事が忙しいとこれが雑になってしまいますが、最近は忙しい中でも段々とできるようになって来たと感じます。これも分からないことがある度に少しずつ自分で知識を蓄えてきた結果であると思います。
ある1日のスケジュール
07:00登庁
08:00メール確認、承認書確認等
09:00現場の見回り、検査
12:20自宅に帰って昼食、育児
14:00施工会社、監理協力会社との打合せ
15:00メール確認、承認書確認等
18:15退庁
18:20二児の育児
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 同じ建築区分でも様々な職場があります。自分に合う職場を探してみて下さい。
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物 理
気象庁

廣岡 直己

気象庁大気海洋部予報課予報係

科学を武器に自然災害から国民の生活を守る、人間の挑戦
経歴

 2019年 気象庁採用 成田航空地方気象台 観測グループ 現業班員
 2022年 岐阜地方気象台 観測予報グループ 防災情報係員
 2024年 気象庁大気海洋部予報課気象監視・警報センター 現業班員
 2026年 現職

採用年・採用試験(区分)
2019年採用 一般職試験(物理区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 物理工学科で、物理を基本に電気電子や情報、化学系の分野なども広く浅く学んでいました。本格的な気象学は入庁してからの研修で初めて触れましたが、物理や数学がある程度は身についていたため、難しい数式変形などは大変でしたが、ついていくことができたと思います。
日々の仕事とやり甲斐
 私は予報課の業務運営に関する諸々を担当しつつ、予報の当番にも入っています。予報は気象庁における一つの大きな軸ではありますが、気象庁の業務はそれだけではありません。どの部署に異動しても、水害や地震火山などの自然災害から国民の豊かな暮らしを守るという大きなテーマが根本にあるので、やりがいは日々の業務のあちこちに散らばっていると思います。
転勤について
 勤務地でいうと成田、岐阜、東京に勤め、業務内容でいうと航空観測、通信、予報などをメインに様々な業務に取り組んできました。本庁と管区気象台、地方気象台では日々の業務は全く異なっており、特に気象庁は各地域で気象や地震火山などの特性が異なることもあるため、同じ部署に長く勤めて得られる知見はもちろんですが、様々な勤務地を渡り歩いて得られる知見も同等以上に重宝されていると感じます。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 入庁後の研修で気象学や地学、海洋学などを網羅的にインプットしますが、机上の計算としては何とか処理できても実際の自然現象を説明出来るほど自分の中で噛み砕けないまま研修を終えました。その後予報業務に携わるようになってから予報官と一緒に様々な現象を予想、解釈していくことで合点がいくようになった知識が多々あり、成長を感じるとともに勉学の楽しみはこういう学んだ点と点が後になって繋がる瞬間にあるなと再認識しました。
テレワークの経験
 これまでもメール・チャットのやり取りやオンライン研修の受講などに留まらず、事前に必要な資料をSharePointに上げておくことで、イントラネットに繋がなくても出来る業務は問題なく実施することができました。今年からはGSSが導入されたことで更にテレワークがやりやすい環境が広がると思います。
ある1日のスケジュール
【予報現業日勤】
08:30登庁、夜勤明け当番者から引継ぎを受け、現在の気象概況や最新の観測データ、
       数値予報資料などを確認、11時予報の作成
10:3011時予報発信
12:00昼食
13:00最新資料の確認、中枢予報官や地方気象台の予報官と連携し、17時予報の作成
16:3017時予報発信
16:45夜勤当番者に引継ぎ、メールの確認等
17:15退庁
18:00帰宅、夕食、入浴
22:00ゲーム
24:00就寝
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 勉強は効率も大事ですが最後は地道なインプットとアウトプットの繰り返し!頑張ってください
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化 学
財務省

伊藤 七瀬

財務省 横浜税関本牧埠頭出張所統括審査官(通関第2部門担当)付

水際で日本の安全と物流を支える仕事
経歴

 2024年 財務省横浜税関本牧埠頭出張所統括審査官(通関第2部門担当)付
 2026年 現職

採用年・採用試験(区分)
2024年採用 一般職試験(化学区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 学生時代は生化学を専攻し、研究では有機合成を行っていました。現在は化学品や化粧品を中心とした輸入通関審査を担当しており、日々、化合物の構造式や製品の試験成績書及び分析結果などを確認しています。学生時代に身につけた化学の知識が適正な審査を行う上で役に立っていると感じています。
日々の仕事とやり甲斐
 輸入通関業務では、輸入貨物について適正な申告がなされているかを審査し、必要に応じて検査を行った上で、輸入許可の判断を行っています。「税関」の名のとおり、適正な関税等の徴収が行われる内容かどうかを確認する「税」的側面と、密輸等の不正な輸入を防止する「関(せき)」的側面の双方から審査を行っています。一つ一つの判断が物流の円滑化と日本の安全確保に直結する点に、強い責任感とやりがいを感じています。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 法令を読んだことすらなかった状態から、関連資料を自ら調べ、分からない点は臆せず先輩や上司に質問することで理解を深め、内容を整理し説明する力が身につきました。加えて、日々の電話対応や窓口対応を通じて、社会人としての基礎も習得しました。現在では通関業者への説明も自信を持って対応できるようになり、業務へのモチベーション維持につながっています。
テレワークの経験
 税関では在宅に加え、自宅の近くの官署(サテライトオフィス)でテレワークを行うことができます。サテライトオフィスは執務図書やモニターなどの設備が整っており、普段と変わらない環境で業務に取り組むことができます。通勤時間が短縮されることで、プライベートの時間を多く確保できる点も魅力だと感じています。
ある1日のスケジュール
08:30登庁、メールとスケジュールの確認、通関審査
12:15年次休暇を1時間取得して、同僚とランチ
14:00通関審査
14:30貨物検査
17:00退庁
19:30ピラティスで身体を整える
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 大学で培った専門性を活かせる職場はたくさんあります。日本を支える仕事、してみませんか?
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農 学
警察庁

冨永 拓臣

警察庁 中国四国管区警察局 四国警察支局 愛媛県情報通信部 機動通信課 移動通信係長

技術で警察をつなぎ、治安を守る
経歴

 2019年 警察庁採用 中国四国管区警察局四国警察支局愛媛県情報通信部 通信庶務課
 2020年 警察庁 中国四国管区警察局四国警察支局愛媛県情報通信部機動通信課
 2023年 警察庁 中国四国管区警察局四国警察支局高知県情報通信部 通信施設課施設第二係長
 2026年 現職

採用年・採用試験(区分)
2019年採用 一般職試験(農学区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 農学専攻において、農業機械(耕運機等)を通じて学んだ電気工学等の知識は、現在従事している警察無線の保守業務に直接的に役立っています。警察庁では業務に必要とされる専門知識・技能を学ぶことのできる研修が充実しているため、自身の専攻を心配する必要はありません。
日々の仕事とやり甲斐
 警察官の現場判断や部隊指揮に必要不可欠な通信システムが、いつ、どのような場面でも使用できるように、保守管理を担っています。特に、大規模警備時は、警察官の判断や連携に警察無線がとても重要で、その運用計画を入念に策定します。無線を介するやりとりを通じて円滑な部隊活動が行われ、警備が無事に終了したとき、自分の業務の重要性を感じます。
転勤について
 愛媛県と高知県での勤務経験があり、県民性や文化の違いによって、同じ省庁であっても、県ごとに考え方が異なることを実感しました。それぞれの特性に適応する中で視野が広がり、自分を成長させてくれました。
また、ご当地グルメを味わうことができるのも、楽しみの一つです。高知では土佐巻、愛媛では宇和島鯛めしがおすすめです。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 無線機の障害発生時に、原因を特定してから解決までに要する時間が短くなったり、対応できる障害の種類が増えたりするなど、日々の業務のなかで自分の成長を感じます。様々な障害に迅速的確に対応するためには常日頃からの勉強が不可欠ですが、仕事を通じてできることが増える楽しみや達成感を直接感じることができます。
ある1日のスケジュール
08:30登庁・メールチェック
09:30機械の点検
12:00昼食(職場近くの飲食店)
13:00無線機の修理
16:00翌日の出張準備
17:15帰宅
18:00夕食、家で読書をしたり、映画を見たりする。
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 意欲があれば、どんな場所でも活躍できます。
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林 学
林野庁

白石 快

林野庁 四国森林管理局 徳島森林管理署森林情報管理官

ICT活用で、森林整備と木材循環を支える。
経歴

 2019年 林野庁採用 四国森林管理局愛媛森林管理署(業務グループ)
 2020年 四国森林管理局愛媛森林管理署西条・石鎚森林事務所
 2022年 四国森林管理局愛媛森林管理署(業務グループ)
 2026年 現職

採用年・採用試験(区分)
2019年採用 一般職試験(林学区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 学生時代は海洋学を専攻し、沿岸域や砂浜に生息する生物や、海の栄養塩について学びました。これらを学ぶにあたって、森林が荒廃することで海の生態系や環境に悪影響を及ぼすことを知り、適切な森林保育、管理が重要であることを認識できたことで、木材生産以外の側面から林業の課題を捉えることができています。
日々の仕事とやり甲斐
 現職では植付や間伐業務を主に担当しています。植付や間伐事業地を設定するため、植付箇所では下草繁茂状況を確認し、間伐箇所では間伐する樹木の胸高直径、樹高等を計測します。最近ではドローンやレーザー測量機を使用して調査することが多く、これらのICT機器を使いこなして、効率的に調査することにやりがいを感じます。
転勤について
 私は森林管理署と森林事務所に勤務したことがあります。森林事務所では、林業だけでなく、登山道整備や不法投棄対応など地域毎に異なる課題があることを学びました。また、地域住民からの様々な問い合わせに対応する中で、地域の実情や住民目線を理解しながら業務を行う重要性を実感しました。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
 林業に関する課題解決や技術提供を目的とした現地検討会に携わり、資料作成や工程調整、当日の説明を担当しました。関係職員と連携しながら準備を進める中で、円滑な業務には事前の準備と関係者間の調整が重要であることを実感しました。また、分かりやすい説明や柔軟な対応力の大切さを学ぶことができました。
ある1日のスケジュール
08:15出勤
08:30メール確認、事業予定地調査準備
10:30調査地到着、収穫調査(立木の胸高直径と樹高計測)
12:00調査地で昼食、休憩
13:00調査再開、ドローン空撮(事業予定地の区域確認)
16:15調査野帳及びドローン空撮写真の整理
17:00退勤
18:15散歩や温泉に行ってリラックス
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 ドローンやレーザー測量機を使って、森林調査してみませんか?
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農業農村工学
農林水産省

水梨子 綾音

農林水産省 東北農政局岩手山麓農業水利事業所 工事第一課 設計係長

地域のニーズに合った農業農村整備で、食料安全保障の実現を目指す
経歴

 2020年 農林水産省東北農政局採用 農村振興部設計課設計審査係
 2021年 東北農政局津軽土地改良建設事務所津軽北部二期農業水利事業建設所 工事課工事係
 2023年 東北農政局農村振興部設計課水利調整係
 2024年 農林水産省農村振興局設計課企画班企画係
 2026年 現職

採用年・採用試験(区分)
2020年採用 一般職試験(農業農村工学区分)
学生時代の専攻と現在の仕事との関係
 大学では農業農村工学を専攻し、水理学、構造力学、土質力学等の基礎を学びました。働き始めてからは、実際の施設整備等における現場でどのように活用されているのか触れる機会もあり、事業目的に合った施設を整備するための基礎として役立っています。現場ではより複雑で分からないこともあり、現在も学ぶことは多いですが、その反面、知識が広がる喜びもあります。
日々の仕事とやり甲斐
 事業所勤務では、主に工事の設計・積算・監督業務、地元関係者との協議・調整、事業所の予算管理を行っています。本事業所の工事では、地域農業における水需要や施設管理方法の要望に合わせた農業用水利施設の補修を行っています。実際に工事が完成した後に施設管理者や地元の方から「きれいになった。使いやすくなった。」と声をいただけることもあり、達成感を味わうことができます。
転勤について
 採用されて4回の転勤を経験していますが、新しい土地、新しい職場にはいつも緊張するものの、その土地ごとの観光地や食を満喫し、職場ごとの仕事の流れ、考え方、雰囲気を感じることができるのはとても良い経験になっています。
新しい人間関係を築くためのコミュニケーション能力や行動力も身についていると感じます。
仕事を通じて成長したと感じるエピソード
  事業所、地方局、本省と各々の立場での業務を経験したことで、国の政策として目指すビジョンが明確に見え、それぞれの立場での役割や取組を知ることができました。業務のつながりや目的を広く捉えて、今自分にできることを考え、主体的に動けるようになったと思います。今後、経験を積み、自分の担当した業務が地域に貢献した成果として残っていくことを楽しみにしています。
ある1日のスケジュール
08:30登庁、メールの確認
09:00工事の設計資料作成、積算業務
12:00昼食
13:00現場立会のため外勤
15:00対外協議の資料作成
18:00退庁
19:00友人と食事
執筆者と同じ試験の区分を受験しようとする人に向けてのメッセージ
 地域に寄り添い、将来に残る農業基盤づくりを一緒に目指しましょう!
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