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小路 杏 |
審査第三部有機化学
平成31年採用 総合職(化学・生物・薬学) |
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| ◇ 学生時代の専攻分野は? |
化学工学、粉体工学
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| ◇ 志望動機は? |
知財や技術の専門家として、世の中のものづくりの発展やそれを担う研究者を支えることができるという点で、特許審査官・行政官の仕事に魅力を感じ、特許庁を志望しました。特定の技術分野に限らず、産業界全体に貢献できる仕事がしたい、自分の専門知識や経験を活かして誰かの役に立ちたい、と考えていた私にとって、知財という観点から幅広い技術分野の発展に関わることができる特許庁での仕事は、自分のやりたかったことにぴったりでした。また、論理立てて考えたり、自力で判断することが求められる業務である、という点で、日々の業務の内容や進め方が自分の性格に合っていると感じたことも、志望した理由の一つです。
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| ◇ 採用後の経歴は? |
◎審査官補、審査官
入庁後、有機化学の技術分野の審査を担当する部署に配属されました。1~3年目は審査官補として、見習いの立場ではありましたが、ほかの審査官と同じように実際の案件の担当官となり、指導審査官に相談したり指導してもらいながら、審査業務に従事しました。実案件での審査経験を積みながら、特許法や審査基準に関する研修も受講したりして、審査官として必要な知識や経験を身につけました。そして、4年目に審査官に昇任しました。
◎審査基準室
審査基準室は、その名のとおり、審査基準に関する業務を所管する部署です。審査基準とは、審査における特許法等、関連する法律を適用するための一般的な指針であり、また、出願人が特許庁における実務の理解を深めるために非常に重要なものです。主な業務として、審査基準に関する庁内外からの問い合わせ対応(月に30~40件ほど)、審査基準の改訂業務、国際会議対応等、様々な業務に携わりました。特に、国際会議対応では、実際に現地に出張して、海外庁の審査官と会話することや、会議の場で発言することもあり、若手の立場でありながら、貴重な経験をたくさんさせていただきました。
◎公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
大阪・関西万博の開催地である大阪夢洲に、会期中とその前後を含めて8か月間、長期出張しました。広報部の海外メディア対応を担当する部署に所属し、主な業務として、海外メディアの取材フォロー(メディア用AD証申請の審査・発行手続・受渡、各パビリオンへの取材のスケジュール調整、当日の会場内アテンド等)をしたり、新規メディアアプローチ(100社以上に取材依頼メール)、メディア露出の分析等の業務を行いました。一生できないであろうポスト・仕事内容で、一生モノの貴重な経験を得ることができました。
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| ◇ 日々の仕事の様子は? |
審査官は、担当することになった案件について、1人で審査します。出願された明細書などの書類を読んで発明の内容を理解したら、先行技術文献調査を行い、その結果に基づき特許性の判断を行います。判断に迷った際には、周りの審査官に相談することもあります。個人的には、1人で仕事に集中しつつ、人との関わりももてる、ちょうどいいバランスで仕事ができると感じています。また、月の目標値の達成のために、計画的に進める必要がありますが、進め方は自由なので、自分のペースで働くことができます。私は、1日1件くらいのペースで進めることが多く、一案件終えるごとに毎日達成感を味わいながら、日々のモチベーションを保っています。難しい案件は、一件終えるのに、数日かかることもありますが、その時は他の案件をより効率よく審査できるように工夫しています。
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| ◇ 専門性はどのように活かされていますか? |
幅広い技術分野の審査をしているため、あまり詳しくない技術の審査をすることもありますが、どんな案件でも、理系の基礎知識は当然必要とされます。特に、審査する案件の技術の理解や、技術常識に基づいた特許性の判断の際には、基本的な化学の知識等、理系としての専門性が活かされています。また、日々の審査業務を通じて身につけた特許審査に関する専門性は、特許審査においても、知財行政業務においても直接的に活かされるため、専門性が活きることが感じられやすい職業と思います。
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| ◇ 仕事の面白み、やり甲斐は? |
審査業務も行政業務も、答えがわからない状態から始まり、調べたり考えたりしていきながら、何か一つの結論を導く過程に、面白さを感じます。審査業務でいえば、出願される発明は基本的にはどれも新しい技術で、それゆえ理解や判断が毎回難しいのですが、調べたり考えたりすることで、理解が深まるとどんどん面白くなっていきますし、納得感のある結論にたどり着けた際には、達成感を感じます。審査を通じてそういった技術に触れられることは、毎回学びもあり、とても面白く、何年やっても飽きることがないだろうと思っています。
また、上述の万博に関する仕事ができたように、特許庁の枠を超えた業務に挑戦する機会があることも、特許庁で働くやりがいにつながっています。
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| ◇ 自己の成長を実感したエピソードは? |
一番実感したのは、自分自身が指導審査官として、審査官補の指導をすることになり、自分が審査官補だった時に教えてもらっていたことを今度は自分が教える番になったときです。目の前の仕事に必死に取り組む中で、たくさんの知識と経験を得ることができていたのだと気づくことができました。そう感じることができたのも、周りの方たちのサポートのおかげで、たった数年でここまで成長できる環境に身をおけたことに改めて感謝しました。
また、審査基準室や博覧会協会での仕事では、日々いろいろな出来事が起こり、初めて経験することがたくさんありましたが、こうした経験を通じて、どんなこともまずはやってみて、試行錯誤し続ければ、どんな困難も乗り越えることができる、という自信がついたように思います。
特許庁には、尊敬する先輩、上司の方がたくさんいて、まだまだ足元にも及びませんが、少しでも近づけるようこれからも努力していきたいです。
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| ◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は? |
審査官の仕事は、自分の担当案件をどのような順番で進めるか、今日はどこまでやるか、いつ休みを取るか、等、日々の過ごし方の自由度は高く、基本的には自分の思い通りに進めることができるので、仕事も生活もどちらも大切にできます。私は、勤務時間内に集中して仕事に取り組み、定時後はスッキリした気持ちでプライベート時間を過ごせるようにしています。
行政官の仕事の際は、日時の決まった仕事や突発的な仕事も多く、審査官の時より自由度は下がりますが、どんな状況でも問題なく仕事が進むよう、他のメンバーとお互いに協力し合いながら仕事をしていました。そのため、生活との両立も問題なくできました。
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| ◇ 今後関わっていきたい政策課題などは? |
志望動機でもあった、産業の発展や研究者を、知財の観点から支える仕事をしたい、という気持ちは、今も変わっていません。そのため、審査官としての経験を積み、専門性を高めると同時に、自分の知識や経験を誰かのために使うことができるような業務がしたいと考えています。特に、ユーザー支援や広報業務に興味があります。
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| (令和8年1月) |
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大桃 由紀雄 |
特許庁 審査第一部 調整課 審査企画室 課長補佐
平成26年採用 総合職(工学) |
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| ◇ 学生時代の専攻分野は? |
情報学、コンピュータアーキテクチャ
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| ◇ 志望動機は? |
理系の知識に何か+αのできる、自分自身の可能性を広げられる仕事に就きたいと考えていました。特許審査官は、専門職の側面では理系としての知的好奇心を満たせるだけではなく、法律の知識も得ることができるうえに、行政官としての多様な業務があり、自分にあう働き方を見つけられることに魅力を感じました。
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| ◇ 採用後の経歴は? |
入庁後の見習いから一人前の特許審査官になるぐらいの時期には、電柱や電線・ケーブル、サーバの障害対策・仮想化技術、多重処理、プログラムのテストやデバッグ、データベース、情報セキュリティの審査を担当しました(数年でここまで色々な分野を経験するのは珍しいと思います)。その後にも、人工知能や動画像符号化、3Dデータ符号化技術を担当しました。審査の傍らで、新規入庁者向けの部内研修の企画、採用担当、大学での1コマ講義なども経験しています。
行政官としては、特許審査の施策を企画・立案する部署(調整課)の総括担当として、庁内全体を俯瞰しながらの業務や海外庁との会合を経験しました。また、情報システムを担当する部署(情報技術統括室)では民間会社との折衝や、予算要求に関連した業務も担当しました。そのほかにも、福島復興支援の現地派遣も経験しています。
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| ◇ 日々の仕事の様子は? |
現在は、特許庁の情報システムを変革する企画立案の特設チームに所属しています。庁内の関係部署を横断した連携や、庁幹部との定期的な打合せ、民間の企業・団体へのヒアリングなど、既存業務にとらわれない新しい提案をするための調整を日々行っています。成果重視型で、上司と気軽に相談ができたり、これまでに培った人間関係や業務経験をフル活用したりと、工夫し甲斐を感じています。
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| ◇ 専門性はどのように活かされていますか? |
専門性そのものよりも、専門性を獲得する過程の読み解いて学ぶ力、説明する力が、今の仕事に活きていると感じます。私の大学時代の専門はかなりニッチで(単一磁束量子という単語を聞いたことないですよね?)、論文を読むにも、ゼミの同期に説明するにも、かなり苦労をしたのですが、その苦労が今の自分の適応力、説明力になっていると感じます。
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| ◇ 自己の成長を実感したエピソードは? |
特許審査官は見習い時代に師弟関係のような形で業務を学びます。自分が一人前になり、指導者として後輩を任されたときに自分の成長を実感するとともに、気が引き締まる思いでした。そのほかにも、いつの間にか色々な人から顔や仕事ぶりを覚えていただいていることも増えてきて、自分を認めてもらえている実感があります。
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| ◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は? |
趣味では2つの社会人合唱団に所属しており、代表や指揮者を務めたり、海外遠征に行ったりもしました。仕事の部署によっては国会対応や休日出勤もありますが、同僚で業務分担を助け合ったり、自分の趣味のために業務を早く終わらせて有給を活用するなど、メリハリのある働き方でプライベートも充実しています。
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(令和8年1月) |
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坂田 麻智 |
特許庁 審査第一部 環境・基盤意匠 審査官
平成16年採用 Ⅰ種相当〔意匠学〕 |
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| ◇ 学生時代の専攻分野は? |
工業デザイン
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| ◇ 志望動機は? |
大学院の時に、研究成果を仲間と一緒に特許出願をしたことで、知財に関心を持つようになりました。
自分の学んできた専門である工業デザインの知識を業務に活かせるため、意匠審査官に魅力を感じました。
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| ◇ 採用後の経歴は? |
入庁後4年間の審査官補の期間に、それまで全く触れたことのなかった法律や審査業務の基礎を様々な研修やOJTの形で先輩から学びました。また、審査官となった後は、様々な分野(産業用ロボット、医療用品、テレビ、プレハブ住宅、珍しいところでは配管用管など)の意匠審査を経験しました。
その他、法律改正、国際業務、政策立案、制度立案、法解釈である審査基準の検討など、意匠行政に関わる様々な部署を経験し、一年間の米国留学でデザインの先端を学ぶ機会も頂きました。
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| ◇ 日々の仕事の様子は? |
出願されたデザインが、世界で最も新しいデザインであるのか、容易に創作できたデザインでないのか等の観点で、特許庁のデータベースに格納されている既にあるデザインとの比較をし、法律に定められた登録のための要件を満たすのかどうか審査をしています。そして、審査の結果を文書として出願された方にお送りしています。このような文書は、なるべく平易な表現で出願された方にポイントが伝わりやすくなるように努めています。
時には出願された企業のデザイナーと直接お会いして、そのデザインの創作のポイントや背景等をお聞きしたり、担当分野の最先端デザインの展示会等に参加することで、そのデザインに対する理解をより深めることもあります。
また、現在私は意匠の審査で使用する製品の分類を国際標準に合わせて改正するプロジェクトに参加していますので、そのための作業やメンバーでの打ち合わせ等を行っています。
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| ◇ 専門性はどのように活かされていますか? |
出願されたデザインを把握し、その創作のポイントを正しく理解するためには、そのデザインの背景にあるデザイナーの意図や、そのデザインを実現するための技術も含めて理解する必要があります。そのためには、学生時代に学んだ工業デザインの知識は非常に役立っていると思います。
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| ◇ 仕事の面白み、やり甲斐は? |
日々、最新のデザインに触れられることです。
また、きちんとした権利を設定することによって、企業の健全な経済活動に直接役に立っているという実感がある点だと思います。
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| ◇ 自己の成長を実感したエピソードは? |
何かを検討する時に、まず法律を見て根拠条文を確認するようになりました。
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| ◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は? |
休日は家族と一緒に近場の温泉に出かけることを楽しんでいます。
また、平日早く帰れる日には、業務後に語学研修を受講したり、趣味の茶道やヨガの教室に通ってリフレッシュしています。
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| ◇ 今後関わっていきたい政策課題などは? |
権利化後の活用促進や、意匠という枠に縛られずに知財全般に関わるような業務に携わっていきたいです。
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| (平成28年11月) |
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岩永 寛道 |
特許庁 総務部 総務課 調整班
平成27年採用 総合職(工学) |
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| ◇ 学生時代の専攻分野は? |
土木
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| ◇ 志望動機は? |
社会全体の役に立ちたい。理系の素養を生かしたい。専攻に縛られたくはない。そんな漠然でわがままな私のイメージに合致していると感じたことが志望のきっかけです。特許審査官と知財行政官という性質の異なるキャリアを交互に歩めることも私にとっては魅力でした。
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| ◇ 採用後の経歴は? |
最初の約5年間は遊技機の特許審査を担当しました。新規入庁者のほぼ全員が特許の素人なので、入庁から約3か月間は研修でみっちり特許審査の基礎を学び、それ以降も(私は学部卒なので)4年間は審査官補として指導審査官からのマンツーマン指導をいただきながら、仕事を覚えていくことができました。
次の1年半は特許分類の改正に携わりました。世界各国の特許文献に共通の記号でアクセスできるように整備されている国際特許分類(IPC)を技術の進展等に応じて改正していくIPC改正プロジェクトの取りまとめ等を担当しました。
その後の3年間は、車両の試験、気密性の試験、検体の自動分析など、物の分析についての特許審査を担当しました。審査対象の技術分野が変わると、新たな技術に触れることはもちろんですが、調査で重視される媒体の種類(特許文献、論文、雑誌、Webサイトなど)や、適用頻度の高い特許法の条文も変わることが多いので、学びは尽きません。また、技術系職員の採用担当として、各種イベントの実施や官庁訪問の運営にも携わりました。
そして現在は、システム開発やAI活用、予算要求や講演会への登壇などさまざまな業務に携わっています。
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| ◇ 日々の仕事の様子は? |
特許審査官にはバランス感覚が重要だと思っています。出願書類を読んで発明内容を理解して、過去に類似の技術があったか調査し、特許法や審査基準に基づいて特許性を判断して、判断結果を起案する。特許審査は基本的にその繰り返しですが、スピードを求めすぎて質の低い審査をしてはいけませんし、質ばかりを求めて過剰な残業をしたり出願人を待たせすぎてもいけません。スピードと質のバランスを取るためにも、審査官同士で相談したり、研究開発の現場を見せていただいたり、企業等の方々と意見交換したりと、俯瞰することを心がけていました。
一方、知財行政官には密なコミュニケーションが求められます。庁としての意思決定を行う会合の運営や、関係課室を代表した講演への登壇や、システム更改への対応など多くの方に協力いただく業務が多いため、日頃からの情報共有に努めています。
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| ◇ 専門性はどのように活かされていますか? |
どの分野の特許審査であろうと、学生時代に培ってきた理系の素養や卒業論文の経験は、発明内容の理解や、特許性の判断結果を起案する際の論理的な文章構成に役立っていると実感しています。
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| ◇ 仕事の面白み、やり甲斐は? |
審査する度に産業の発達に寄与していることを実感できる。とまでは言いませんが、特許権という独占的な権利を付与した発明が市場に出回っているのを見かけたときは、思わず回りにウンチクを語りたくなるような嬉しさがあります。
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| ◇ 自己の成長を実感したエピソードは? |
ある検査装置の出願について、発明者や代理人の方々と面接審査を実施することになりました。書面主義を原則とする特許審査において、面と向かって審査内容の議論ができる機会はあまり多くありません。技術的にも法律的にも建設的な議論ができたと内心満足しながら片付けていると、先方から「どちらの学科をご卒業ですか?」と質問がありました。何か至らない点があったかと恐る恐る「土木系の学科です。」と答えると、「ニッチで複雑な弊社技術を正確に理解されていたので、思わず聞いてしましました。」と嬉しいお言葉をいただきました。専攻外であっても一人前の特許審査が出来ていると実感できた瞬間でした。
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| ◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は? |
テレワークやフレックス、時短勤務などの制度を活用している職員が多い印象です。特に審査官は働き方を自分で調整しやすいので、終業後の予定をドタキャンしたことはありません。
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| ◇ 今後関わっていきたい政策課題などは? |
専攻に縛られたくないと言っておきながらも、土木分野の特許審査に一度は携わってみたいです。
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| (令和6年12月) |
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高橋 武大 |
特許庁 総務部 総務課 情報技術統括室 情報技術企画班
平成28年採用 総合職(工学) |
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| ◇ 学生時代の専攻分野は? |
建築学
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| ◇ 志望動機は? |
大学・大学院での研究生活において民間企業と共同研究を行う機会があり、その過程で、建築分野内外の技術の面白さや、技術開発・商品化することの難しさ、技術者たちによる閃き・アイディアの重要性を知りました。特許庁では、特許出願や文献調査という形で様々な技術に触れることができ、世の中の様々な技術やアイディアに対して適切な評価を与えることによって個人・法人問わず多くの方の活動を支えることができます。このことに大きな意義を感じ、特許庁を志望しました。
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| ◇ 採用後の経歴は? |
入庁当初の5年間は「運輸」という審査室に配属され、自動車に取り付けられる部品(サスペンション・ホイール・電装品等)の審査を担当しました。この間に、庁内研修やOJTを通じて審査業務で求められる法律や基準を学ぶ一方、私は自動車に関連する経歴を有していないことから、自動車に関する講義を扱う大学に通う大学聴講や、自動車メーカーでの工場見学や技術研修等に多く参加し、自動車技術に対する理解を深めました。
その後、特許庁内の「情報技術統括室」という部署へ異動し、庁内職員や外部ユーザーが先行技術文献調査をする際に利用する検索・照会システムの、運用保守業務やシステム改造プロジェクトに携わりました。
情報技術統括室での1年半の任期を終えた後、再び審査部へと異動することになり、家電製品等の審査を行う「生活機器」という審査室に配属されました。その課室では、自身の審査業務だけではなく、入庁して間もない審査官補の指導担当も行い、以前の審査室よりも更に幅広い業務を担当しました。
その後、再び情報技術統括室に配属され、現在は、庁内全体の情報システムについての予算管理や、今後の情報システムのあり方を企画・検討する業務に携わっています。
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| ◇ 日々の仕事の様子は? |
先に述べたとおり、現在は特許庁内の情報システムの予算管理を担当しており、庁内の職員だけではなく、財務省、会計検査院、デジタル庁といった外部機関に対して資料の作成やプレゼンを行うことがあります。過去には外部からの、情報システムの契約や予算に関する情報公開請求にも対応したことがありました。情報システムや予算に関わる様々な関係者と協働しながら、日々の業務に取り組んでいます。
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| ◇ 専門性はどのように活かされていますか? |
審査対象となる発明のなかには数学・工学に基づいた学術的な内容を含む場合があり、その発明を理解するにあたって、私が建築学を専攻する過程で培ってきた材料力学や振動工学の知識が活かされたことはありました。
専門性を高める上で土台となっている知識や経験は、審査業務のなかで活用できると思います。
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| ◇ 仕事の面白み、やり甲斐は? |
審査の過程で出願人と面接・電話応対する場合がありますが、発明の実物に触れてその効果を実感したり、出願人に審査の意図を的確に伝えた結果、出願人にとってより良い権利設定をすることができたときに、この仕事の面白さややり甲斐を感じます。また、以前、自動車に乗って信号待ちをしていたときに、私が特許付与した発明の技術が目の前の自動車のバックドアに採用されていたことがあり、審査官として関わった技術が世の中で利用されていることを実感でき、この仕事に携わって良かったと思いました。
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| ◇ 自己の成長を実感したエピソードは? |
発明の内部構造やその仕組みの理解に時間を要する技術分野を担当した際、初めはその審査に多大な時間を要していたものの、日々の審査経験の積み重ねによって発明を理解するスピードや正確性が向上して自身の審査処理量や質につながっときや、その結果もあって自分自身だけではなく審査官補の指導を任されるようになったときに、自分自身の成長を強く感じました。
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| ◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は? |
審査業務は、それぞれの審査官が独立して業務をこなす時間が多く、個人で仕事のペースを管理することができるため、仕事とプライベートを両立することは難しくありません。突発的な業務が発生することも殆ど無く、自分自身や家族の予定を中心にしたスケジュール調整ができます。
一方、国際業務や制度設計担当、情報システム担当のような、行政官として特許庁全体をサポートする部署に配属されている場合、カウンターパートと連携しながら業務を進めることが多く、審査業務に比べると時間の融通が利きづらい場合があります。しかしながら、審査業務と同様に、勤務開始時間の選択やフレックス制度、テレワークといった多様な業務形態に対応していると共に、周囲のメンバーと持ちつ持たれつ業務に取り組める雰囲気づくりがなされています。
実際、私は旅行・野球観戦が趣味ですが、いずれの部署においても、任された業務をこなしつつ、海外旅行や、国内旅行がてら地方球場へ野球観戦に行くような時間を確保できており、特許庁はワークライフバランスが整った職場であると強く感じています。
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| ◇ 今後関わっていきたい政策課題などは? |
特許庁が作成している年次報告書等にもあるように、日本ではまだ、中小企業や、地方団体、大学等の教育機関で知的財産が十分に普及しているとはいえないため、このような相手に対して更に知的財産が身近になるような制度設計に関われれば良いと考えています。
また、これまで情報システムに関わる部署に2度配属されているので、その経験を活かし、知的財産に関するデータ提供やシステム利用の観点から、特許庁や知的財産が抱えている様々な課題にアプローチしていきたいです。
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| (令和6年12月) |
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川原 光司 |
特許庁 審査第一部 調整課 審査企画室 課長補佐
平成25年採用 総合職(工学) |
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| ◇ 学生時代の専攻分野は? |
数理情報科学
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| ◇ 志望動機は? |
小さい頃から根っからの理系で、特許庁に興味を持ったのは、いろいろな技術に触れられそう!という至って単純なきっかけでした。その後、業務説明会に参加し、特許審査だけではなく、知的財産に関する企画立案や国際業務にも携わる機会があることを知りました。特許庁での業務や働き方について理解するにつれて、次第に、こうした特許庁でしかできない業務に魅力を感じて、官庁訪問で特許庁に足を運ぶことに決めました。
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| ◇ 採用後の経歴は? |
入庁してまずは半導体技術の特許審査を行う部署に配属されました。大学の専攻は数理情報科学でしたので、全くなじみのない技術分野でした。最初の1,2年目は、特許審査のやり方も分からないし、半導体の技術も分からないしで非常に苦労したのを覚えていますが、指導審査官や同じ部署の先輩方が丁寧に指導してくださったおかげで、徐々に特許審査の手法や半導体技術に関する知識を身につけることができました。
入庁6年目には審査基準室という部署に異動となりました。特許庁は、特許審査における判断基準として審査基準を作成していて、全ての特許審査はこの審査基準に沿って行われます。その名前のとおり、審査基準室では、この審査基準を管理しており、私はその中でも国際関係の業務を担当しました。国際業務ということで、国際会議への参加や海外特許庁の職員との意見交換のために海外出張する機会も多くありました。初めて国際会議に参加したときは非常に緊張したのを今でも覚えておりますが、日本の審査だけではなくて、海外の審査についても理解を深められたことは、今でも役に立っています。
その後は、特許審査業務と行政官としての業務を行ったり来たりしながら今に至ります。
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| ◇ 日々の仕事の様子は? |
現在は、 審査第一部調整課審査企画室という部署で、主に新興国・途上国向けの特許審査実務研修の企画・調整を担当しております。新興国・途上国の特許庁では、審査に非常に時間がかかっていたり、審査の品質が十分でなかったりすることがあります。こうした国々の特許庁に対して、日本の特許審査官が研修を実施し、新興国・途上国の特許審査能力の向上と、日本の審査手法の浸透を図っています。
日頃は、新興国・途上国の特許庁の担当者とどのような内容の研修とするか相談したり、その研修内容に応じて誰が講師を務めるのが適任なのか検討したり、研修の実施向けて新興国・途上国の特許庁の担当者と講師との間の調整を行ったりしています。自分自身が新興国・途上国に行って研修講師を務めることもありますし、逆に新興国・途上国の特許審査官が日本に来た際は特許庁の案内をしたり、日本の特許審査官が使用している特許審査ツールを紹介したりすることもあります。
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| ◇ 専門性はどのように活かされていますか? |
「あなたの大学での研究の成果の中で特許になりそうなものはありますか?」
特許庁での面接でされた質問です。当時、私は数学の研究室に所属しており、物作りをしているわけでもない数学の研究の成果って特許にならなさそう、と思い素直にそう回答しました。その後、入庁後すぐに受講する研修を通じて、数学上の公式は発明として保護されないことを知りました。面接の受け答えとして適切だったかはさておき、審査実務に照らしてそこまで間違った回答でもなかったようです。
では、大学で学んだことは入庁後活かされていないのか、と言うとそんなことはありません。
数学上の公式それ自体は発明として保護されなくても、数学の研究成果が発明として全く保護されない訳ではありませんし、また、言うまでもなく数学が応用されている技術は山ほどあります。
私自身、入庁後は半導体の審査室に配属となりましたが、何年も上の先輩から数学についての相談を受けたこともあり、入庁した時に思っていた以上に、大学での学びを活かす機会は多かったと感じています。
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| ◇ 仕事の面白み、やり甲斐は? |
やはり様々な技術に接する機会がある点だと感じます。特許審査官は、入庁してから退職するまで1つの技術分野を担当する訳ではなくて、人事異動で新しい技術分野を担当する可能性もあります。もちろん、これまでと異なる技術分野を担当することになったばかりは慣れなくて苦労することもありますが、審査を通じて徐々に理解が深まっていき、新しい分野に挑戦して良かったなと思うことも。こうした、自分の専門性を深めるだけでなくて、広げていけることも面白みの1つだと思います。
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| ◇ 自己の成長を実感したエピソードは? |
特許審査を通じて、論理的にしっかりと検討をした上で、自分なりの意見を持つ、ということが習慣付けられたと感じます。
特許審査の業務は興味深いことに、若手の審査官の意見であってもベテランの審査官の意見であっても、年次はあまり関係なく1人の審査官の意見として尊重してもらえるように感じます。ただ、逆に言えば、特許にすべきかどうか非常に悩ましい案件を担当することになった場合も若手の審査官であってもよく考えた上で自分の中で結論を出すということが求められます。
先輩や上司との議論の結果、自身の考えが採用されないことも当然あります。先輩や上司の意見を聞いて、こんな考え方もあるのか、自分はまだまだだなと感じることもあります。ただ、自分自身の中で検討を重ねて結論を導いた過程は決して無駄にはなりません。
こうした習慣は、特許審査だけでなく、行政官としての業務でも日々役に立っています。
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| ◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は? |
2人の娘がいて、共働きで生活しています。
共働きなので、子供の保育園の送迎は協力して行っています。日によって私が朝の保育園への送りを担当したり、あるいは、夕方の保育園へのお迎えを担当したりしていますが、フレックスを利用して、朝の送っていく必要がある日は勤務開始時間を遅くしたり、逆に、夕方お迎えに行かないといけない日は早めに退勤するようにしています。
また、特許庁ではテレワークも推奨されていますので、職場に行かないとできない業務がない日はテレワークすることもあります。テレワークの日は通勤にかかる時間が節約できるので、その分、たまには手のかかる料理を作ったり、子供と公園に遊びに行ったりと、家族と過ごす時間を増やしています。
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| ◇ 今後関わっていきたい政策課題などは? |
経済成長のドライバーや社会課題を解決する主体としてスタートアップが期待される中、知的財産の面からのスタートアップ支援に携わり、日本でのイノベーションの促進に貢献できればと考えています。
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| (令和6年12月) |
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堀内 建吾 |
特許庁 審査第三部 審査調査室・副査
平成28年採用 総合職(化学・生物・薬学) |
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| ◇ 学生時代の専攻分野は? |
応用生物化学
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| ◇ 志望動機は? |
知的好奇心が強く、これまで培ってきた知識・経験を活かしたいと考えていた自分にとって、特許審査官が向いていると思い志望しました。その期待どおり、特許審査官は、日々新しい技術に出会うことができ、それらを理解するために、理系の知識がとても役立っています。
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| ◇ 採用後の経歴は? |
入庁後に配属された審査室では、主にプラスチックや紙、繊維に関する発明の審査を行いました。どれも身近なものですが、そこには隠された技術がたくさんあることを知りました。また、特許庁は研修制度がかなり充実しており、法律・技術・語学など、あらゆる研修を受けさせてもらいました。これらの経験は、今でも非常に役に立っています。
5~6年目は、特許審査に関する施策を企画・立案する部署に配属され、部署内の各種取りまとめや、他部署との連絡窓口を担当しました。
7~9年目は、ポリマーに関する発明の審査を行いました。最も印象的だったのは、欧州の企業と現地で意見交換をしたことです。どの企業も日本の審査に関心をもってくださり、審査制度から審査実務に至るまで、腹を割って議論しました。その後は参加メンバーでランチをする機会もあり、審査とは関係のない雑談をしたこともいい思い出です。
そして現在は審査調査室に配属され、主に特許審査に関する統計データを扱う業務を担当しています。
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| ◇ 日々の仕事の様子は? |
特許審査は、一人で黙々という印象をもたれるかもしれませんが、そんなことはありません。判断に迷う案件について、同じグループの審査官が大テーブルに集まって議論することが日常です。私の場合はそれに加え、雑談がてら色んな人に相談しながら特許審査を行っています。その方が楽しいですし、審査官同士の判断の均質性を保つ上でも重要であると考えています。
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| ◇ 専門性はどのように活かされていますか? |
農学部出身の私にとって、専門性を審査に活かすことができるのか、最初は不安でした。しかし、農学部で学んだことの全てにおいて、その理解には化学一般の知識が求められます。そのようにして鍛えられた化学一般の知識が、プラスチックや紙、繊維など、これまで担当してきた審査において、非常に役立っています。
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| ◇ 仕事の面白み、やり甲斐は? |
特許審査をしていると、日常のいたるところに使用されている技術を知ることができます。プラスチックの審査経験があるので、プラスチック製のおもちゃや包装フィルムの材質をチェックするのがマイブームです。
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| ◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は? |
特許庁は本当に家庭との両立がしやすい職場で、日々感謝しています。
娘が生まれた際には、周りの協力のおかげもあり、2ヶ月育休を取ることができました。
現在も早く帰れる日が多く、娘のお迎えが楽しみの一つです(私を見つけると走って抱きついてくれて、疲れが吹っ飛びます。)。
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| (令和6年12月) |
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瀨戸井 綾菜 |
特許庁 審査第一部応用光学 審査官
平成30年採用 総合職(工学) |
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| ◇ 学生時代の専攻分野は? |
電子物理工学専攻
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| ◇ 志望動機は? |
特許庁を志望した最初のきっかけは、大学の指導教官からの「特許庁の仕事、向いていると思いますよ。」という一言でした。それまでは正直、特許庁とは何をしているところなのかよく知らなかったのですが、その一言から特許庁に関心を持ち、説明会に参加するようになりました。
元々、理系として学んできた知識を活かした仕事をしたいと思っていたところ、特許審査官は、技術に関する知識はもちろん、さらに法律の知識も駆使して審査するという、非常に専門性の高い仕事であるところに魅力を感じました。研修制度も充実しており、最新の技術や法律について学び続けることができるという点も、私にとって大きな魅力でした。
また、採用パンフレットを読んだり、個別業務説明に参加して職員の声を聞いたりする中で、特許庁で働き続けるイメージを持つことができた点も、特許庁を志望した理由の一つです。
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| ◇ 採用後の経歴は? |
入庁してまずは分析診断という審査室に配属され、血圧、心電図、睡眠状態といった、生体に関する情報を測定する技術の審査を行いました。最初の3年間は審査官の見習いである審査官補として、経験豊富な審査官からの指導や研修を通して、審査実務や法律の知識を身につけていきました。4年目に審査官に昇任してからは、基本的に一人で審査を行うようになりましたが、時には周りの審査官に相談しながら特許審査の経験を積み重ねていきました。
その後、特許審査から離れて、システム関連の部署に異動となりました。その中でも、担当していたシステムが、数年後に次期システムに移行することから、その次期システムの設計開発と運用を行う事業者を決めるための調達という業務に携わることができたことは、大きな学びとなりました。また、審査業務をしている時には、システムが問題なく動くことが当たり前でしたが、その当たり前の裏側には、システムを支える多くの職員や業者の方々がいることを、身をもって実感しました。
システム関連の部署を1年半経験した後は、再び特許審査に戻ることになりました。今度は応用光学という審査室に配属となり、ディスプレイ関係の審査を担当しています。新しい技術分野の審査をするにあたり、担当技術の知識を身につけなければいけないので、勉強の日々を過ごしています。
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| ◇ 日々の仕事の様子は? |
特許審査では、出願された書類を読み込んで発明の内容を理解した後、同じ技術が存在しているのか調査を行います。そして、調査結果も踏まえて特許できるかどうか判断をし、特許できないと判断した場合には、その理由を記載した書面を作成します。審査の一連の流れは、どの案件でも変わりませんが、特許をとりたい発明の内容はそれぞれ異なるため、各案件に適した調査の方針を立てて、審査を進めています。基本的には一人での業務がメインですが、審査経験が豊富で、技術にも詳しい審査官が周りに多くいるため、悩んだときには積極的に相談するようにしています。
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| ◇ 専門性はどのように活かされていますか? |
特許審査での担当技術分野の発明を理解するためには、基本的な数学、物理、化学などの知識が必要となることが多いため、これまでに身につけた理系の素養は、審査する上でとても役立っています。
また、審査では、同じ技術が存在しているか調査するため、担当分野に限らず、色々な技術に触れておくことが大切であると感じており、日常生活で身の回りにあるものや、歩いていて見つけた面白い技術などにも関心を持つようにしています。どこかで見たことがあるな、という記憶が、調査の手がかりになって審査に役立つこともあるため、これまでに見たこと、学んだこと、経験したことは、今後どこかで活きてくると思っています。
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| ◇ 仕事の面白み、やり甲斐は? |
特許審査の仕事の面白みとして、まず思い浮かぶのは、様々な技術に触れることができる点です。ある技術に対して、どのような点に課題を感じ、その課題をどのように解決する技術を発明したのかについて記載された書類を読むので、様々な着眼点や課題解決手段に触れながら新しい技術を知ることができます。
審査では、出願された発明と同じ技術が存在するか調査を行いますが、存在するのかしないのか、正解がわからない状態で行わなければなりません。そのため、最初は手探り状態で調査しなければいけないこともありますし、同じ技術がみつからない場合には、本当に存在しないのか、自分がみつけることができていないだけなのかがわからず、不安になることも少なくありません。そして、特許できないと判断した場合には、その理由を通知するための書面を作成しますが、自分の判断を言葉で正確に伝える必要があるため、論理的でわかりやすい文章となるように、細かい表現にも注意しながら、文章を組み立てています。自分の頭の中ではわかっていても、文章にするのは難しく、何度も書き直すこともあります。
このような審査を限られた時間の中で行う必要がありますし、何よりも、特許権を付与するかという、非常に責任の重い判断をしなければなりませんが、その分、1件1件の審査にやりがいを感じています。
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| ◇ 自己の成長を実感したエピソードは? |
特許審査では、論理的に物事を考え、自分の考えを文章化する、ということを日々行っています。審査以外の業務においても、資料を作成する時などに、審査で培った論理的な考え方や文章を組み立てる力が活きていると感じます。
また、審査処理の目標量は、審査官補のうちは毎年増えていくのですが、思うように審査処理を増やしていくことができずに悩んだこともありました。試行錯誤を重ねた結果、目標量の審査をできるようになったことは成長と思いますし、壁を乗り越えたという経験は自信につながり、前向きな考え方を持つことができるようになったと感じています。入庁時の私を知っている方から「最初はすごく不安そうにしていて心配だったけど、顔つきが変わって頼もしくなったね。」と言ってもらえた時には、客観的にみても、少しは成長できているのかなと思うことができました。
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| ◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は? |
特許審査の仕事は基本的に1人で行いますので、自分のペースに合わせて仕事をすることができます。例えば、私の場合は、朝型であり、電車が混まないうちに通勤したいので、7時半に業務を開始、終業後に予定があるときは定時退庁し、休日前などには少し頑張って残業をして仕事を進めておき、時々休暇を取得してリフレッシュする、という風にメリハリをつけて働くようにしています(休暇は希望した日に取りやすいです。)。
10時から業務開始をしたり、フレックス制度を活用している職員もおり、それぞれの生活スタイルに合わせた働き方をすることが可能です。また、現在はテレワークで仕事をすることもでき、仕事と生活を両立しやすい環境が整っていると感じています。
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| ◇ 今後関わっていきたい政策課題などは? |
新しい技術が日々生み出されているため、私たち審査官が調査する対象も増え続けています。このような状況下で、品質を落とさずに、むしろより良い審査を提供するため、自分自身の審査スキルを高めることはもちろんですが、AIを活用したツールなど、審査や関連業務を効率化するシステムの検討に関わりたいと考えています。
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◇ 今後関わっていきたい政策課題などは? |
新しい技術が日々生み出されているため、私たち審査官が調査する対象も増え続けています。このような状況下で、品質を落とさずに、むしろより良い審査を提供するため、自分自身の審査スキルを高めることはもちろんですが、AIを活用したツールなど、審査や関連業務を効率化するシステムの検討に関わりたいと考えています。
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| (令和6年12月) |
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