法務省
  
   
  
 
職 員 紹 介
  
   
武藤 羽菜  
 
法務省大臣官房施設課 設計担当 係員  
令和4年採用 一般職(電気・電子・情報)  
   
阿部 和也  
 
法務省大臣官房施設課 技術企画室技術企画係長  
平成30年採用 総合職(工学)  
   
濱野 梨紗子  
 
法務省大臣官房施設課 収容施設企画第一係長  
平成25年採用 一般職(建築)  
   
久代 達空  
 
法務省大臣官房施設課 官署施設企画第二係・係員  
令和4年採用 一般職(建築)  
   
高橋 諒  
 
法務省大臣官房施設課 収容施設企画第二係・係員  
令和2年採用 一般職(機械)  
  

  
武藤 羽菜 
 
法務省大臣官房施設課 設計担当 係員
 
令和4年採用 一般職(電気・電子・情報)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
情報技術科
 
◇ 志望動機は?
 収容施設の計画・設計という特殊性に魅かれ、説明を聞くうちにセキュリティなど収容施設独自の設計に興味を抱くようになり、法務省大臣官房施設課に志望を決めました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 1年目から2年目では上司や先輩の御指導の下、職員宿舎の計画、設計、工事をメインで行いました。3年目では、引き続き職員宿舎の案件をメインで行い、副担当として先輩方の補助を行っています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 工事現場から提出される質問の回答や設計事務所から提出される成果物の確認などを行っております。そのほかに現場調査や検査で全国の収容施設に出張する機会が多くあり、良い経験となっています。  
  
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 工事案件が完成すると達成感とやりがいを強く感じます。施設課に勤めて建物が完成するまでにたくさんの時間や人手をかけていることを知りました。そのため、特に完成した工事の検査に立ち会う際に達成感ややりがいを感じます。 
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは?
 以前よりも速やかに設計事務所からの質問に回答できるようになったことです。今までは専門用語を理解するのに必死でしたが、徐々にですが分かる用語も増えてきて、質問に対して即座に回答ができるようになってきたことに成長を感じました。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 特に仕事を頑張った日に、ご褒美にデパ地下のお惣菜やお弁当を買って食べます。少し高いので特別な日にしかしないのですが、自分で心身の健康を図りながら頑張っています。
 
 (令和6年5月)

  
阿部 和也
 
法務省大臣官房施設課 技術企画室技術企画係長
 
平成30年採用 総合職(工学)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
建築学科
 
◇ 志望動機は?
 人の役に立つ建物を創造したいという思いがあり、社会秩序の維持に必要な公共施設を造れる公務員を志望しました。加えて法務省大臣官房施設課では、社会秩序の維持にとって必要不可欠な収容施設を専門的に扱っていたため、仕事を通して確実に社会貢献ができると思い、魅力を感じ志望しました。
  
◇ 採用後の経歴は?
  1~2年目は施設課で、施設の設計から完成に至るまでの一連の業務について担当しました。3年目は大臣官房秘書課で、省内各局部課の方々と連携して災害対応等に当たりました。4年目は大臣官房国際課で、省内意見をとりまとめながら国際会議の開催や他省庁からの照会対応を行いました。5~6年目は矯正局で、全国の矯正施設の現況をとりまとめながら、改修工事の調整を行いました。現在は施設課で、設計標準の整備や技術審査に加え、矯正建築に関わる国際協力事務を行っています。
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 計画、設計、工事調整といった設計部門の技術的支援を行っています。公共施設に求められる機能は日々変化しており、時代のニーズに見合った公共施設を計画できるよう、研修計画の立案や、他局部課・他省庁との意見交換を通じて設計標準の見直しや技術審査を行っています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 施設課が計画した建物を実際に使用するのは全国の法務省職員です。今この記事を読まれている皆様はおそらくは理系出身であり、図面や専門用語を見慣れているものと思いますが、全国で働く法務省職員にとっては、見慣れていないものになります。自分が培ってきた専門性や技術的知見は、これら職員に図面等の見方やポイントを言語化して分かりやすく伝え、共通のビジョンを持つために活かされています。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 上述のとおり、施設を使用するのは自分ではなく全国で働く法務省職員です。たとえ技術や意匠が優れた建物でも、利用者にとって不便であるならば、それは独りよがりな建物です。利用者の意見を最大限まで汲み取りつつも、種々の制約の中でできることとできないことを技術的視点で見極め、それを利用者と共有しながら設計に反映していき、真に必要な建物を造れた時に強いやり甲斐を感じます。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 私は自分のことを未熟で発展途上だと思っています。そのため成長している自覚はなかったのですが、尊敬している上司から「阿部係長はこの一年で一番大きく成長したよ」と褒められた時に、頑張って仕事して良かったなと思いました。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 入省してからもプライベートの時間を確保できたため、今も学生時代からの友人と交友関係が続いています。しかしながら、休日は友人と過ごす時間が楽し過ぎて、自己研鑽を疎かにしてしまっているところがあるので気を引き締め直します。笑 
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 高度経済成長期に建てられた多くの収容施設が耐用年数を迎える中、限られた予算の中で、施設の合理化を図りつつも、利用者に寄り添った施設を創造できるように引き続き検討を進めたいです。
 
  (令和6年5月)

  
濱野 梨紗子 
 
法務省大臣官房施設課 収容施設企画第一係長
 
平成25年採用 一般職(建築)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
理工学部建築学科
 
◇ 志望動機は?
 建築に係る企画・立案・設計・工事・保全等,建物ができるまでの一連の流れの業務を幅広く経験できる点や、矯正施設という特殊な建築物に対する技術的手法に関して興味を持ち、施設課を志望しました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 1~2年目は、業務委託や工事発注に係る事務手続を経験し、3~5年目は、約12万6千㎡の敷地をもつ大規模な整備計画に設計担当・監督職員として携わりました。その後、国土交通省関東地方整備局への出向を経て、現在は収容施設の新営整備計画等に係る予算要求、企画・立案業務を行っています。
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 収容施設企画第一係では、矯正局からの施設建替え要望等を踏まえ、建築基準法等の法令に基づき、建替えの可否について検討した上で、必要な設計費、工事費等の予算要求を行っています。矯正局や課内の設計部門、予算係等と打合せを実施し、より良い施設整備に向けて日々奮闘しています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 建築系は特に学生時代に学んだ基礎的な専門知識が生かされると感じています(今となってはもう少し真面目に勉強していればよかったと思っています…。)。
 ですが、当時得た知識だけではなく、社会の動きによって新たな建築的需要があったり、新たな技術が開発されたりする中で、仕事をしながらいかにそれらの情報収集をするか、も大事なところであると思います。
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 特に、自分が工事の現場で監督職員として携わった建物が完成し、ユーザーの方々に感謝の言葉をいただけたことが、今までで一番達成感を感じた瞬間です。今は、自分が設計を担当した建物が完成する日を楽しみに、日々業務を行っています。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 初めは日々言われた仕事をこなすので精一杯でしたが、仕事の流れを把握するにつれて、計画的に自身の作業スケジュールを組み、管理できるようになりました。その結果、休暇も計画的に取ることができて、ワークライフバランスの実現に繋がったと考えています。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 平日は月に数回、早出出勤をすることで、業務後の時間が多くとれるので、友人と美味しいご飯を食べに行ったり、映画を見に行ったり、充実した日々を過ごしています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
とにかく数多くの経験をして、建築技官として技術力UPしていきたいです!
 
   (令和6年5月)

  
久代 達空 
 
法務省大臣官房施設課 官署施設企画第二係・係員
 
令和4年採用 一般職(建築)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
建築学科
 
◇ 志望動機は?
 中央省庁の合同説明会で法務省大臣官房施設課の存在を知り、矯正施設の特殊性と日本全国に所在する法務省所管施設の設計、工事を行うことに魅力を感じ、施設課を志望しました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 1年目は設計部門で、設計業務委託のための事前調査や、2階建て木造宿舎の工事を担当しました。2年目からは企画係に異動し、職員宿舎や法務本省の改修工事の設計・監督業務を行っているほか、全国の法務省所管施設の管理者を対象とした施設保全についての説明会を担当しています。
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 職員宿舎や法務本省の改修工事では、図面の作成から積算、工事監督まで一連の業務を行っています。図面の作成時には既存図面の確認や、現地の調査等を行い、工事の際には工事受注者との連絡調整のほか、宿舎の入居者や本省内の関係部署との調整も行っています。
 全国8会場で行われる施設保全説明会では、建物を長く使用するための点検項目等についての説明を行っています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 大学で学んだ建築についての基礎知識が日々の業務の土台になっていると感じています。これに加えて、実際に業務に携わってから知るものも多く、常に学ぶ意識で業務に当たることが重要であると考えています。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 関係法令や条例、限られた広さの敷地の中で、部屋の配置、建物の配置を検討し、使用者の利便性、現地庁からの要望にぴったり合致した配置を作成できたときは達成感があります。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
  職員宿舎や法務本省の改修工事の発注図面作成の際に改修方法の検討を自分で行えるようになったことです。配属当初は改修方法についての知識がほとんどありませんでしたが、最近では改修案を検討した上で上司に相談し業務を進められるようになり、自己の成長を実感しました。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 図面作成や積算業務はセキュリティ上、テレワークができませんが、その他の業務を行う際は、ワークライフバランス推進のため、積極的にテレワークを活用しています。テレワーク勤務の際は、節約できた通勤時間を趣味のバイク整備などに充てることが多く、始業時間前に洗車を行えるなど仕事と趣味を両立した働き方ができています。
 
  (令和6年5月)

  
高橋 諒 
 
法務省大臣官房施設課 収容施設企画第二係・係員
 
令和2年採用 一般職(機械)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
機械システム工学科
 
◇ 志望動機は?
  学生時代は、公務員の仕事に対して、事務作業が多く、どこも同じような業務内容なのだろうと思っていました。しかし、業務説明を聞いて、業務内容は各省庁、自治体によって全く違うことを知り、特に大臣官房施設課の「刑務所を建てる仕事」という、想像のつかない特殊性、それでいて未知の魅力があった業務内容に心を惹かれ、志望しました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 1年目から4年目まで機械設備設計を担当し、5年目の現在は企画係に異動し、予算管理や小規模案件の工事発注を担当しています。設計部門に4年間在籍した後の初めての異動で全く新たな業務に携わっています。日々悪戦苦闘しておりますが、これまでの業務で培った技術的な知識を活かせる場面も多く、やりがいを感じています。
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 刑務所等の設計・工事関係の予算管理や職員宿舎の修繕工事発注に関する事務作業など、デスクワークがメインです。しかし、施設の保全(維持管理)に関する説明会等で札幌や福岡など、全国に説明者として出張する機会が多く、各地の法務省職員と交流する機会があり、施設保全に関する知見を広げています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 建築分野の知識が求められることが多いので、入省後に実務を通じてしっかり学びつつ、大学で学んだ機械工学の知識を機械設備設計等に活かしています。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 実際に完成した建物を目にしたとき、自分が携わった建物の設計業務や工事調整、完成後に図面どおりに施工されているかの検査などが想起され、1つのプロジェクトをやり切ったという達成感と充実感があります。 
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 工事中に発生する問題点等を理解するスピードが速くなったことです。入省当時は、建築分野の知識が全く無く、業務を委託した設計業者・施工業者が話す内容を理解することに多くの時間を要していました。最近は、スムーズに問題点を理解・把握できるようになり、自分なりの考えを持って上司に相談できたときに成長を感じます。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 休日や業務を計画的に遂行して取得した休暇を活用し、新たにバイクの免許を取得しました。東北出身なので、未だに東京の景色が目新しく、学生時代の友人と都内や関東近郊の名所を巡っています。他にも、登山や自転車など、幅広くチャレンジして、仕事にとどまらず趣味についても充実させています。
 
  (令和6年5月)
 
  
  
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