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鈴木賢太 |
金融庁 検査局 総務課 システムモニタリングチーム 係員 平成26年採用 一般職(行政)
(平成28年12月現在) |
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| 学生時代の専攻分野は? |
| 情報工学 |
| 志望動機は? |
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大学時代は、物流をテーマにプログラミングを学んでいました。物の流れを勉強していくなかでお金の流れ、金融にも興味を持ち始めたのがきっかけです。クレジットカードによる決済やPASMO(電子マネー)など、私たちの身の回りには様々な金融サービスがあふれています。これらを人々が安心して利用できる環境づくりに貢献したいと思い、志望しました。
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| 採用後の経歴は? |
最初に配属された部署は、金融庁で使用しているシステムの企画管理業務を担当する部署でした。ここでは、主にシステムの改修・保守業務や情報セキュリティ管理業務を担当し、システムリスクに関する考え方や管理方法などを学びました。
現在は、検査業務を担当する部署に在籍しており、各金融機関が行っているシステムリスク管理の状況について、これまでの経験で習得した専門的な知識を生かした分析やオンサイト・オフサイトでのモニタリングを行っています。
今後、更なる専門性を高めるために、金融庁の留学制度を活用し、システムリスク管理や情報セキュリティが学べる大学院に留学の予定です。
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| 日々の仕事の様子は? |
現在は、検査業務を担当する部署のシステムリスクを担当するチームに在籍し、各金融機関のシステムリスク管理態勢の整備状況について、オンサイト・オフサイトでのヒアリングや金融検査マニュアル、システム統合リスク管理態勢チェックリスト等に基づく検証を行っております。
ヒアリングや検証で発見した改善が必要と思われる事項については、金融機関と建設的な議論を行ないながら、その改善に取組んでいます。
こうした担当業務を通じて、金融機関システムの安定・安全稼動の改善に微力ながら貢献できているところにやりがいを感じています。
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| 仕事の面白み、やり甲斐は? |
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情報分野のサイクルは早く、新しいソフトウェアが開発され、システムの脆弱性に関する情報が流れています。新しい技術に触れ、それが担当するシステムに必要か、どのように活用できるか検討するのは面白く、学務知識も高まります。
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| 自己の成長を実感したエピソードは? |
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これまで読むことのできなかった設計書(専門用語やサーバの役割等の情報が記載されている。)を、日々の業務や総務省が行う情報システム統一研修に参加することで、事業者と設計書を見ながら、打合せを行ったとき、知識の高まりや経験を実感しました。
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| 今後関わっていきたい政策課題などは? |
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近年重要度を増しているサイバーセキュリティに関する業務を行っていきたいです。
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田代祐太 |
金融庁 総合政策局 リスク分析総括課 情報・分析室 係員 平成29年採用 一般職(電気・電子・情報)
(令和2年3月現在) |
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| 学生時代の専攻分野は? |
| 電気電子情報工学 |
| 志望動機は? |
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官庁訪問をしていた当時、Fintechや仮想通貨という『IT×金融』に関する新しい言葉が次々と世の中に出てきており、PASMOやクレジットカード等、気づいた時にはいつの間にか生活に欠かせない金融サービスにこれらがなるのではないかと思い金融の世界に興味を持ちました。大学時代に専攻していた情報分野を活かし、今後の金融技術の発展を監督するとともに、よりよい行政サービスの実現に貢献できるのではないかと思い金融庁を志望しました。
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| 採用後の経歴は? |
入庁後初めて配属された部署は、金融機関から財務データ等の情報を受け付けデータベース化し、データ検索や分析を実施するシステムの運用・保守業務を担当し、データの利活用や分析方法、セキュリティの維持管理等を学びました。
2年目には金融庁のIT戦略・企画立案を実施する部署でITガバナンス・データガバナンスの強化や、効率的なIT投資を実現するために情報システムの予算見直し等を担当しました。
3年目の現在は全国の金融機関のモニタリングを実施するためのデータ作成を担当する部署で、1年目に担当していたシステムの今後の在り方や現行システムの問題点や改善点等についてデータを収集・加工・分析するユーザ目線での企画立案を担当しています。
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| 日々の仕事の様子は? |
既存のシステムの機能を全て洗出し、システム更改後もそれらの機能を活用することが有効であるかの現状の見直しと併せて、金融機関から徴求しているデータ形式を変更した際の影響調査を確認する実証実験を行っています。現在のモニタリングでは金融機関とデータに基づいた深度ある対話ができていないと考えているため、どれくらい詳細なデータをもらうのかや分析に必要となる情報の取捨選択を行っています。
システム更改後にモニタリングを高度化させていくためにもバックデータの作成の効率化や金融機関側で報告する財務データ作成の負担軽減、金融庁とデータをやり取りする際の情報漏えいリスクの対策等、検討する事項が多岐にわたっていますが、一つ一つ解決していくために、金融庁内外問わず有識者との意見交換会や金融機関への出張や打合せは多く、より良いシステムの実現に向けて日々試行錯誤の検討をしているところです。
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| 専門性はどのように活かされていますか? |
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情報系を専攻していたことから日々最新のIT技術等の情報を収集をする習慣があったので、常にアンテナを立てて業務関係の情報収集を行い、円滑に業務を遂行できている点で活かされていると感じます。
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| 仕事の面白み、やり甲斐は? |
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多くのITソリューションベンダーや金融機関、監査法人等から最先端の技術や将来の展望等について議論することで世の中のトレンドや各者の思想や戦略等の情報を聞くことは面白みがあり、今後の金融庁について期待されていることを実感でき、やり甲斐を感じます。加えて、それらの技術を使用することで、自組織の中ではどのように活用することができるのかを考え、また、国民のニーズをより多く実現するためによりよい方法を検討していくことができるのも面白みを感じます。
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| 自己の成長を実感したエピソードは? |
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単に資料作成やデータ分析をするのではなく、作成した資料が今後どのように使われるのかを俯瞰的に考え、分析した結果が関係各所へどれくらい影響が出るのか等を考えて行動する癖がついたのは学生時代に比べて大きく成長していると思います。
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| 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は? |
有給が比較的取りやすく、休日は気分転換に趣味の一眼レフを片手に旅行しています。
また、長期の休暇も取りやすいため年に1回は海外で羽をのばしてリフレッシュしています。
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大和田歩 |
金融庁 監督局 総務課 企画調整係員 平成27年採用 総合職(数理科学・物理・地球科学)
(平成28年12月現在) |
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| 学生時代の専攻分野は? |
| 数学応用数理専攻(主に機械学習分野) |
| 志望動機は? |
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私は、数学を活かして人の役に立つ仕事がしたいと思い、国家公務員を志望しました。当初、数理業務に携わる技術職を志望していましたが、金融庁への官庁訪問を経て、金融行政の幅広さや奥深さに魅力を感じました。また、金融を取り巻く様々な問題に対し、多様なバックグラウンドを持った人材が求められる中で、自らの数理的なバックグラウンドを活かした仕事がしたいと思い、金融庁を志望しました。
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| 採用後の経歴は? |
2015年.4月~2016年6月 監督局銀行第一課で個別の銀行の監督業務に従事。
2016年7月~ 監督局総務課に所属し、金融機関の監督全体のまとめ役を担う。
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| 日々の仕事の様子は? |
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現在、監督局総務課で金融機関の監督全体のまとめ役を担っています。具体的には、①監督局の司令塔として庁内外の依頼元と調整を行った後、②局内の関係する課室に仕事を依頼し、③成果物をとりまとめて依頼元に還元する、といった流れの連続です。立場上、多くの関係者とコミュニケーションを取る必要があるため、普段から、相手に物事を正しく、かつわかりやすく伝えるにはどうすれば最も効果的かを考えながら、日々の業務に取り組んでいます。
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| 専門性はどのように活かされていますか? |
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学生時代に研究活動を通じて培ってきた問題解決プロセスやプレゼンテーション能力は、日々の業務にも活かされていると思います。
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| 仕事の面白み、やり甲斐は? |
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局内の各課室から情報が集まってくるため、知的好奇心を満たすことができるのがこの仕事の面白みだと思います。また、多くの関係者とコミュニケーションを取りながら調整を繰り返した結果、一つの落とし所(最適解)に持って行くことができた時にやり甲斐を感じます。
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永峰碧 |
金融庁 総合政策局 リスク分析総括課 フィンテックモニタリング室 係員 平成29年採用 総合職(化学・生物・薬学)
(令和2年3月現在) |
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| 学生時代の専攻分野は? |
| 化学工学、エネルギー科学 |
| 志望動機は? |
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技術革新によって生まれた新しい金融サービスを、安全な形で普及させることができること、また、そのための制度設計に携わることができることに魅力を感じ、金融庁を志望しました。
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| 採用後の経歴は? |
1年目は監督局総務課にて監督局内の調整業務に従事しました。2年目は財務省近畿財務局にて信用金庫・信用組合の立入検査に従事し、主にマネー・ローンダリング及びテロ資金供与リスクに対する、金融機関の対策状況を検証していました。
2019年7月からは金融庁に戻り、フィンテックモニタリング室にて、暗号資産(仮想通貨)交換業者、資金移動業者及び前払式支払手段発行者(いわゆるキャッシュレス決済事業者を含む)の監督に携わっています。
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| 日々の仕事の様子は? |
日本は世界に先駆けて暗号資産交換業者に対する規制を導入したことから、規制・監督の知見を共有するため、国際会議の開催や海外当局との電話会議による意見交換を行っています。ボーダレスな分野における規制・監督のあり方について、国内外の業者や学者を交えて議論しています。
また、暗号資産のほか、キャッシュレス決済事業者について、国会答弁やレク依頼など国会対応も多く発生します。それだけ社会に注目されている分野だと実感します。
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| 専門性はどのように活かされていますか? |
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学生時代、研究に従事した際に培った、専門的な内容を適切かつわかりやすく伝えるための文章・資料作成能力は、入庁後も非常に役立っています。
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| 仕事の面白み、やり甲斐は? |
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新しくサービスを始めようと検討しているスキームが、法的に問題ないか確認するため毎日のように業者の相談を受け付けています。検討されているサービスの面白さと、どうすればその面白さと利便性を損なわず安心・安全に利用できるようになるか検討する難しさに、やりがいを感じます。
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| 今後関わっていきたい政策課題などは? |
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引き続き、新しい技術を活用した金融サービスの監督、制度設計に関わりたいと考えています。また、コンプライアンスや内部管理など、新しい金融サービスと、銀行、証券会社など伝統的な金融機関が共通して対応する分野に携わりたいとも考えています。
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高橋舜 |
金融庁 監督局 総務課 企画調整係長 平成28年採用 総合職(化学・生物・薬学)
(令和3年11月現在) |
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| 学生時代の専攻分野は? |
| 生命化学 |
| 志望動機は? |
私の場合、研究の継続が自分でしっくりこなかったため、就職活動では研究分野以外に幅広く見たいと思い活動していたところ、偶然、学内の説明会で国家公務員の職種について知りました。
その金融庁の説明会で、金融システムの面白さに触れるとともに、金融システムの安定に関する制度設計及びその監督、その他国際交渉などまでを一貫して行うことができる仕事内容や、そこで働く職員の方々の人柄などが、自分の根本となる考え方「多くの人の役に立つ仕事がしたい」に合致しており、非常に魅力を感じました。
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| 採用後の経歴は? |
入庁後すぐは、導入された日本銀行のマイナス金利等の市場環境の変化に伴い、金融機関の経営に与える影響の分析等のお手伝いしておりました。
その後、財務省での勤務を経て、金融庁の国際部門で、G20/G7といった国際会議や金融安定理事会(FSB)という金融規制の国際組織における金融規制や中銀デジタル通貨、新型コロナが金融システムに与える影響に関して、各国当局者との議論に参加しておりました。
その後の国内部門の監督局においては、新型コロナの国内金融や経済に与える影響への対応や、各種手続きの電子化、経済安全保障といった幅広い分野に関わりながら仕事をしております。
なお、財務省での出向では、財政健全化や防衛関係費に関する業務にも携わらせていただきました。
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| 日々の仕事の様子は? |
現在は、監督局という金融機関の監督を行う部局の取りまとめの部署に所属しており、部局をまたぐような案件の企画、調整業務を行っております。
具体的な例としては、昨今のデジタル化の流れで、金融機関における書面・押印・対面手続きの一部を見直す必要が生じているのですが、この見直し当たっては、見直すべきとされた規制について、
①もともと規制した理由(例えば、顧客保護確保のために金融機関による説明を重要と考えていた)と、
②見直す必要性(例えば、顧客の利便性向上にはオンライン対応が必要かつ需要がある)
との関係性などを深く理解し、その両方を実現できるようなあり方を見出した後に、関係部署や省庁、金融業界と意見交換や議論のうえで、関係者が納得できるような形に調整していくといった業務に携わっております。
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| 専門性はどのように活かされていますか? |
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金融庁においては、いわゆる理系学生として役に立ったスキルの一つとしては、統計学などを用いてデータを分析する作業は、非常に親和性高く作業を進めることができると思います。
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| 仕事の面白み、やり甲斐は? |
国家公務員の仕事は、問題構造が複雑に入りくんだり、関係者が非常に多く、その調整に多くの労力がかかることが度々あります。ただ、それらの多くが、世間に大きな影響を与えるものであり、その調整等を乗り越えることができれば、多く人の役に立てるような仕事へとつながります。例えば、上記だと規制によって金融機関で求められていた押印の多くをなくすことにつながってます。
私は、こうした仕事を成し遂げることに非常にやり甲斐を感じるとともに、上記の私の経歴の通り、金融庁では、幅広い業務に携わることができるので、そうした経験により、色々なことを学ぶことができて非常に面白いとも感じております。
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仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は? |
国家公務員は、非常に残業時間が多いという世間での評判があるようですが、最近は改善されたと感じております。(もちろん、非常に重要な仕事上の局面において、一時的に残業時間が増えることもあります。)
そのため、私は、暇な平日の夜は友人や同僚などと飲みに行ったり、休日に趣味の登山やサウナでリフレッシュすることで、仕事とプライベートが両立しながら過ごせていると感じております。
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川井大輔 |
金融庁 総合政策局 秘書課課付 平成30年採用 総合職(数理科学・物理・地球科学)
(令和3年11月現在) |
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| 学生時代の専攻分野は? |
| 物理学 |
| 志望動機は? |
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今まで学んできた知識を活用しながら、より良い社会に向けた制度設計に携われることに魅力を感じ国家公務員を志望しました。中でも、金融庁での金融という経済の柱を支える仕事にやり甲斐を強く感じたことに加え、金融工学やデジタル化の進展により、今後金融の世界でいわゆる理系的な知識が今後益々重要になっていくと考え、金融庁を志望しました。
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| 採用後の経歴は? |
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入庁後すぐの1年は銀行の健全性規制を作成する部署に勤務しました。ここでは証券化商品規制の改正等を担当し、法律文書の構成や金融規制の考え方について学びました。その後、庁内ITシステムを担当している部署に異動し、システムの管理やITシステム予算に関する文書作成に携わりました。現在は人事院の長期在外研究員制度のもと海外大学院で研究活動を行っています。
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| 日々の仕事の様子は? |
現在は海外大学院でコンピュータサイエンス、経済学及び行政学について学びながら、暗号資産市場の分析とそれに基づいた規制の在り方に関する研究を行っています。
そのような中で、IT技術や現代社会に対する知識をはじめ、外国の方と交流する過程で、海外諸国での政府の役割や外国から見た日本についても多くのことを学び、今後自身が行政に関わっていくうえで有用な見識を深めることができていると感じています。
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| 専門性はどのように活かされていますか? |
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健全性規制の基本的な考え方は数学に基づいており、その意味するところを理解するにあたって自身の専門性が重要な役割を果たしました。また、暗号資産のような新しい技術が金融の世界に普及するなかで、その実態を把握するのに理系的な専門性は今後より重要になってくると思います。
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| 仕事の面白み、やり甲斐は? |
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日々凄まじいスピードで変化していく金融の世界に対して、その実態を素早く的確に捉え、どのように行政として対応すべきかと常に考えることを求められているということが金融庁での仕事の面白味であり、やり甲斐であると思っています。
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| 今後関わっていきたい政策課題などは? |
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まずは今学んでいるIT技術に関する知識やデータ分析の知識を還元するべく、暗号資産やフィンテックに関する業務やデータ分析に関する業務に携わりたいと考えています。また、自身の視野を広げ、より良い金融行政に貢献できるよう、官房業務といった全庁的な仕事にも携わっていきたいと考えています。
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