総合職試験等からの新規採用職員に対する「初任行政研修」の実施
~現場での感覚を養うため体験研修を拡充~
令和7年5月1日
 
【本年度のポイント】
 
  • 人事院では、毎年、主として総合職試験に合格して新規採用された全府省の職員を対象に、行政・行政官の在り方などについて主体的に学び、相互啓発を促すため、初任行政研修を実施しています。本年度の研修員は、5月~7月にかけて7つのコースに分かれ、15日間の研修を受講します。
  • 現場での感覚を養うため、昨年度より研修期間を1日延長し、川崎キングスカイフロント国際戦略特区、入間市等の企業、羽田空港に所在する行政機関、外交史料館への現場訪問等を実施するなど内容を拡充します。
  • 地方自治体実地体験は全国164市町村のご協力の下、被災地復興・地方創生プログラムは、宮城、福島に加え、本年度から石川(能登)で活動するNPO等の団体のご協力の下、それぞれ実施します。

1 研修の目的等

  • ○ 本府省において主に政策の企画立案等の業務に従事することが想定される新規採用職員について、①倫理観、使命感の涵養、②行政ニーズの多様化、国際化等への対応、③セクショナリズムの弊害の排除を基本的な視点として、国民全体の奉仕者としての使命感の向上、国民全体の視点から施策を行うための資質・能力の向上、研修員間の相互理解と信頼関係の醸成を目的としています。
  • ○ 具体的には、行政政策に関する討議など研修員同士の議論や講師との意見交換を通じ、国家や行政の在り方に関する基礎的素養を付与し、行政ニーズの多様化や国際化等への的確な対応を学ぶとともに、行政官としての在り方や今後の課題を考えます。
  •   ※カリキュラムの詳細は、別添の参考の1のとおりです。
     

    2 受講予定者数

     781人(うち女性290人)
     

    3 研修内容等

  • (1)コース日程は次のとおりであり、5月8日(木)から7月18日(金)までの間で実施します。
  •     1週目 オンライン1日(A~Dコース、E~Gコースでそれぞれ同時受講)
  •     2週目 通勤研修4日
  •     3週目 地方自治体実地体験又は被災地復興・地方創生プログラム5日(移動含む)
  •     4週目 合宿研修5日
  •     ※各コースの日程の詳細は別添の参考の2のとおりです。
     
  • (2)地方での研修は、全国の市町村、宮城、福島、石川(能登)で活動するNPO等の現場にて実施します。
  •   また、合宿研修は人事院公務員研修所(埼玉県入間市宮寺3131)、通勤研修は西ケ原研修合同庁舎(東京都北区西ケ原2-2-1)で実施します。
以   上
              
 

 

問い合わせ先

人事院公務員研修所
 教務部長   池田 繭樹
 主任教授   小山 茂樹
 教務第二課長 田中 康文
電話 04-2934-1291
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