1 超過勤務・年次休暇の使用の状況
職員の勤務時間は、原則として1日7時間45分、週38時間45分とされているが、公務のため臨時又は緊急の必要がある場合には、超過勤務を命ずることができる。超過勤務の状況について、令和5年国家公務員給与等実態調査によると、令和4年の年間総超過勤務時間数は、全府省平均で220時間であった。これを組織区分別に見ると、本府省では397時間、本府省以外では179時間であった。また、超過勤務時間が年360時間以下の職員の割合を見ると80.3%であった。
また、国家公務員の超過勤務については、規則15-14 により、超過勤務を命ずることができる上限を設定している。ただし、大規模災害への対処等の重要な業務であって特に緊急に処理することを要する業務に従事する職員に対しては、上限を超えて超過勤務を命ずることができる。令和4年度の超過勤務の上限を超えた職員の状況は、表5-1 から表5-3 までのとおりである。
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職員の年次休暇は、原則として1年につき20日とされ、令和5年国家公務員給与等実態調査によると、令和4年の1人当たり平均使用日数は15.5日であり、組織区分別に見ると、本府省では13.0日、本府省以外では16.1日となっていた。