第1編 人事行政

第2部 公務職場の魅力と課題を考える~国家公務員の意識調査データを通して~

第2章 令和2年度「公務職場に関する意識調査」の結果

第1節 調査結果の捉え方

1 基本的な考え方

5段階評定の回答を設定した設問のうち、68の質問項目について、「まったくその通り」、「どちらかといえばその通り」を肯定的な回答、「どちらともいえない」を中立的な回答、「どちらかといえば違う」、「まったく違う」を否定的な回答とするとともに、それぞれについて、順に5点、4点、3点、2点、1点と点数化して、全ての項目について平均値を算出した。したがって、平均値が高い方が、肯定的な傾向が強いことを示すこととなる。これら68の質問項目の総平均値は、3.51であった。

今回の調査結果については、目安として、平均値が上位20位(3.74以上)となっている質問項目は、肯定的な傾向が見られる質問項目とし、他方、平均値が下位20位(3.29以下)となっている質問項目は、否定的な傾向が見られる質問項目と捉えることとした。

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