第1編 人事行政

第2部 人材確保に向けた国家公務員採用試験の課題と今後の施策

第1章 採用試験の実施状況

第3節 総合職新規採用職員アンケート

【概要】

 国家公務員への就職を意識した時期が早期化。総合職試験(大卒程度試験)採用者のうち、約5割が大学2 年生までに国家公務員を就職先として意識。

 国家公務員の志望動機は「公共のために仕事ができる」が約7割で1位。

 将来的な転職志望は増加傾向。約2割が早期の転職を視野に。

 超過勤務の縮減やフレックス・テレワークなど働き方への関心が過去最多(優秀な人材の確保に必要な施策として「職場全体の超過勤務や深夜勤務の縮減」を80.7%、「フレックスタイム制・テレワークの活用」を54.7%が選択)。

人事院では、毎年、総合職試験等から採用された新規採用職員を対象に志望動機などを調査するアンケートを実施している。本節ではこのアンケート結果から読み取れる傾向を提示する。

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