国家公務員の仕事や働き方に対するイメージについて、5件法による平均値を算出したところ、表3-1のとおりとなった。
表3-1 国家公務員の仕事や働き方に対するイメージ(5件法)の平均値のCSVファイルはこちら
国家公務員の志望度合いが高まるにつれて肯定的な回答が多くなる傾向があるが、「国民のためにやりがいのある仕事である」、「国を動かす仕事などスケールが大きい」、「周囲の人に誇れる職業である」については、志望状況に関わりなく肯定的な傾向が強い。
一方で、「能力や実績に基づいた評価や昇進がある」、「仕事と私生活の両立ができる」については、否定的な傾向が強い。特に「仕事と私生活の両立ができる」は、志望状況別の平均値の差が小さいことから、志望状況に関わりなく否定的なイメージがあることが窺える。
また、「国際的に活躍する仕事ができる」、「仕事を通じて専門性や能力等を高められる」、「留学や研修等の機会が充実している」、「人間関係や職場の雰囲気が良さそう」については、志望度合いが高まるにつれて、肯定的な回答が多い状況が見られる。