第1編 《人事行政》

【第2部】 次世代の行政の中核を担う30代職員の育成と公務全体の活性化 〜意識調査を通じて課題と対策を探る〜

第3章 課題と対応の考察

第1節 今回調査等から見えるもの

4 コミュニケーションの改善

今回調査により、業務分担の偏りの評価等いくつかの項目について課長級職員と30代職員の間で認識にギャップがみられるものがあり、職場でのコミュニケーションを改善することでそのギャップを解消していくことが求められる。

例えば、課長級職員では、業務外のコミュニケーションについて入省時と比べて「希薄となった」と考えている者の割合が高いのに対し、30代職員は、多くが「変わっていない」と回答していた。調査結果からは、価値観等の基準となる勤務環境や時代背景が異なる可能性があること、電子化等によりコミュニケーションの手段が多様化していること、ハラスメント防止やプライバシーへの配慮の必要性の高まりなど職場環境が変化していること等がうかがえたところであり、これらを踏まえ、対応に留意する必要がある。