令和3年における懲戒処分の状況について
一般職の国家公務員について、令和3年1月から12月までの懲戒処分の状況は、次のとおりです。
【ポイント】
- 令和3年中に懲戒処分を受けた一般職の国家公務員は252人で、前年より18人増加。
- 処分数を府省等別にみると、法務省(60人)が最も多く、次いで国税庁(40人)、国土交通省(22人)、厚生労働省(21人)、海上保安庁(19人)の順。
- 処分数を処分の種類別にみると、免職が20人、停職が50人、減給は115人、戒告は67人。
- 処分数を処分の事由別にみると、公務外非行関係(85人)が最も多く、次いで一般服務関係(64人)、収賄・供応等関係(33人)、通常業務処理関係(28人)、交通事故・交通法規違反関係(25人)の順。
1 全体の処分数
令和3年中に懲戒処分を受けた一般職の国家公務員は252人で、前年(234人)と比べて、18人増加しています。
2 府省等別処分数
処分数を府省等別にみると、法務省が60人で全体の23.8%、国税庁が40人で同15.9%、総務省が24人で同9.5%、国土交通省が22人で同8.7%、厚生労働省が21人で同8.3%、海上保安庁が19人で同7.5%となっており、この6省庁で、全体の73.8%を占めています。
処分数が前年と比べて増加した省庁は、総務省(23人増)、林野庁(5人増)などであり、減少した省庁は、海上保安庁(14人減)、国土交通省(12人減)などです。
3 「処分の種類」別処分数
処分数を種類別にみると、免職20人(前年比2人増)、停職50人(前年比同数)、減給115人(同5人増)、戒告67人(同11人増)となっています。
4 「処分の事由」別処分数
処分数を事由別にみると、公務外非行関係が85人(33.7%)と最も多く、次いで一般服務関係64人(25.4%)、収賄・供応等関係33人(13.1%)、通常業務処理関係28人(11.1%)、交通事故・交通法規違反関係25人(9.9%)の順となっています。
資料1「府省等別・種類別処分数(令和3年)」はこちら (PDF/108KB)
資料2「事由別・種類別処分数(令和3年)」はこちら (PDF/89KB)
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