2023年度国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)教養区分の申込状況等について
 
令和5年9月21日
   
  総合職試験は春と秋に実施しており、秋には「教養区分」を実施しています。
 2023年度国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)「教養区分」は、7月28日(金)~8月21日(月)の25日間で受験申込を受け付けました。
 トピックス
 1.申込者数が大幅に増加 (資料1・2
 ・ 「教養区分」の申込者数は4,014人となり、昨年度と比べて1,062人(36.0%)増加し、過去最高となりました。
 ・ これにより、今年度の総合職試験全体(春・秋合計)の申込者数は18,386人となり、昨年度と比べて91人(0.5%)の増加となりました。
 2.受験可能年齢引下げ等の効果
 ・ 今年度から実施した受験可能年齢の引下げに伴い、新たに受験資格を有することとなった19歳(2023年4月1日時点)の申込者数は、420人でした(申込者数の増加数(1,062人)のうち、39.5%が受験可能年齢引下げによるもの)。
 ・ 従来から受験資格を有する20歳以上(2023年4月1日時点)の申込者数(3,594人)は、試験地を拡充した地域を含めて全ての地域で増加しており、昨年度と比べて642人(21.7%)の大幅な増加となっています。
 3.女性の割合は過去最高 (資料1
 ・ 「教養区分」の女性申込者数は1,656人となり、昨年度と比べて494人(42.5%)増加しました。申込者全体に占める女性の割合は41.3%で過去最高となりました。
 ・ また、総合職試験全体(春・秋合計)でも女性申込者数は7,573人となり、申込者全体に占める女性の割合は41.2%で過去最高となりました。
【2023年度「教養区分」の変更点】
より多くの志望者が受験しやすくなるよう、今年度から以下の見直しを行いました。
① 受験可能年齢の引下げ
受験可能年齢を1歳引き下げて19歳(2023年4月1日時点)とし、主に大学2年生の秋からの受験を可能としました。
② 第1次試験地の拡充
札幌市、東京都、大阪市及び福岡市に加え、仙台市、名古屋市、広島市、高松市及び那覇市においても実施し、9試験地に拡充しました。

(参考)
【教養区分とは】
専攻分野にとらわれない広範な見識を有する学生や外国の大学の卒業者など多様な有為の人材確保に資するよう、企画立案に係る基礎的な能力の検証を重視した試験の区分

【教養区分の試験日程等】
申込受付期間2023年7月28日(金)~8月21日(月)
第1次試験日10月1日(日)
第1次試験合格者発表日10月18日(水)
第2次試験日(企画提案試験)11月25日(土)
第2次試験日(政策課題討議試験、人物試験)11月26日(日)
最終合格者発表日12月13日(水)

試験の詳細は、人事院ホームページ「国家公務員試験採用情報NAVI」に掲載しています。


 


 人事院人材局 
     試験課長      住 吉 威 彦  (03)3581-1554(直通)
     試験課長補佐    兼 平 直 樹  (03)3581-1554(直通)
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