総合職試験採用職員の退職状況に関する調査の結果について
 
令和4年5月25日
   
人事院は、若年退職者の増加を踏まえ、総合職試験採用職員の退職状況について調査を実施しました。
調査結果のポイントは、以下のとおりです。
人事院では、これらの調査結果を今後の人材確保施策の改善につなげていくこととしています。
 
 

令和2年度退職者数は109人 [表1]
○ 平成25年度の退職者数と比べると33人(43.4%)増加
○ 在職年数別に見ると、採用後1年未満の退職者数は横ばいである一方、3年未満、5年未満及び10年未満の退職者数は増加傾向

若年層の退職率は平成25年度採用者の退職率と比べ増加傾向 [表2]
○ 5年未満退職率は、平成25年度採用者(主に平成24年度に新設された総合職試験からの採用者。以下同じ。)5.1%から平成28年度採用者(5年未満退職率が把握可能な採用者。)10.0%と4.9ポイント上昇
○ 3年未満退職率は、平成25年度採用者2.4%から平成30年度採用者(3年未満退職率が把握可能な採用者。)4.4%と2.0ポイント上昇
 

【調査の概要】
・ 調査の対象は、総合職試験採用職員(人事院が行う総合職採用試験からの採用者のみ。旧Ⅰ種試験名簿からの採用者を含む。)における令和3年3月31日までの状況。

・ 採用後10年未満の退職者には、5年未満、3年未満及び1年未満の退職者を含む。
・ 在職年数別の採用後1年未満には、例えば、令和2年4月1日採用で令和3年3月31日に辞職した者を計上。
・ 5年未満退職率は、各採用年度の採用者数における5年未満退職者数の割合。
・ 3年未満退職率は、各採用年度の採用者数における3年未満退職者数の割合。
 

 
以   上
  
     


 
  人事院人材局  

     企画課長      箕 浦 正 人
     企画課長補佐   赤 池  希
      電話(03)3581-5311内線(2315)
        (03)3581-7722(直通)

 
              
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