令和5年10月6日
人事院は、新規採用職員の志望動機等の就業意識を把握して、今後の人材確保施策に役立てるため、主として国家公務員採用総合職試験に合格して令和5年4月に採用された職員に対してアンケートを実施しました。
アンケートの結果は別紙のとおりです。
国家公務員への志望動機に「公共のために仕事ができる」を挙げる者が過去最多 国家公務員になろうとした主な理由については、「公共のために仕事ができる」「仕事にやりがいがある」「スケールの大きい仕事ができる」が上位となっています。 公務の魅力を高める取組として「給与水準の引上げ」を挙げる者が8割超 公務の魅力が向上し、優秀な人材の獲得につながる取組を問う質問に対しては、「給与水準の引上げ」が8割超で最多、次いで「働き方改革の推進(超過勤務・深夜勤務の縮減)」が約7割となっています。 主な人材確保の競合先は企業規模1,000人以上の大企業 国家公務員採用総合職試験以外で内定を受けた民間企業の企業規模については、「1,000人以上」が約8割となっています。 早期の転職を考える者は1割強 国家公務員としていつまで働きたいかについては、「若いうちに転職・転身を考えたい」と「条件が合えばいつでも転職・転身を考えたい」を合わせると1割強となっています。 |
※1 令和5年度初任行政研修(令和5年5~7月実施)を受講した職員764人が対象です。有効回答は699人(回収率91.5%)。
※2 各ポイントとアンケートの設問は以下の通り対応しています。
公務の魅力を高める取組として「給与水準の引上げ」を挙げる者が8割超:問9
主な人材確保の競合先は企業規模1,000人以上の大企業:問4
早期の転職を考える者は1割強:問6
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