令和7年度予算概算要求・要望の概要
 
令和6年8月30日
 
 
 人事院は、本年8月8日に示した「公務員人事管理に関する報告」における国家公務員の人材確保の状況を改善させるための抜本的な施策、人事行政諮問会議の議論や中間報告を踏まえた施策等を実現するため、令和7年度予算の概算要求・要望をまとめ、8月30日に財務省に提出します。要求・要望の概要は、次のとおりです。
 
 
令和6年度
予  算  額
(百万円)

令和7年度
要求・要望額
(百万円)
比較増減
金額
(百万円)

(%)
人 事 院
8,784 12,301 3,517 40.0
  庁舎移転
経費を除く
8,681 9,000 319 3.7
注:要求・要望額には「重要政策推進枠」による要望額457百万円を含みます。
 
1 主な要望          
 「重要政策推進枠」として457百万円の要望を行います。
(単位:百万円、カッコ内は令和6年度予算額 )
採用試験へのオンライン方式の導入に係る調査研究 11(新規)
 国家公務員採用試験受験者の利便性の向上や受験機会の拡大を図るため、令和9年度からのオンライン方式(CBT)の段階的導入、令和8年度におけるプレテストの実施に向けた調査研究のための経費
健康相談窓口拡充に係る実証事業の実施 8(新規)
 健康相談窓口の充実に向けた適切な運用方法等の実証事業として、民間サービスを活用した職員の健康課題に関する相談窓口を新設するための経費 
各府省勤務間インターバル確保等に向けた支援 9(新規)
 勤務間のインターバル確保等の適切な勤務環境の整備に関して、民間企業の事例等を収集し、それらも活用しつつ各職場への効果的な働きかけ方を検討するための経費
職務に応じた報酬水準の在り方等に係る調査研究 14(新規)
 採用年次や年齢にとらわれない職務をベースとした人事制度・運用と適切な報酬水準の設定に関する調査研究のための経費
公務員の人事管理におけるAI活用の実現可能性に関する調査研究 8(新規)
 公務員の人材マネジメントにおけるAⅠ活用の実現可能性について、試行検証を行うための経費 

  
2 主な組織・定員要求          
 人事院として定員合理化(7人減 )を行った上で、増員要求(15人)等を行います。
【主な要求内容】
 ○ 採用試験へのオンライン方式(CBT)の導入に係る検討や試験問題の管理等
 ○ 健康増進施策の企画・立案
 ○ 各府省人事管理業務に係るシステム化の着実な推進
 ○ 職務に応じた俸給水準の在り方や民間における職務給の動向等についての調査
  研究(給与調査研究室長の設置)
 ○ 人事院における組織運営方針の策定・統括、組織力強化の推進(総務企画調整
  官の設置)
 
 
 

 




事務総局会計課長   奈良間 貴洋
  同 会計課長補佐 牛田 旨保
電 話 3581-5311(内線2176)
(組織・定員関係)
事務総局人事課長   森川 武
  同 人事課長補佐 佐藤 英樹
電 話 3581
5311(内線2155)
 
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