報 道 資 料
令和7年7月4日
令和6年度過労死等の公務災害補償状況について
人事院は、毎年、一般職の国家公務員について、過労死等の公務災害の補償状況を取りまとめ、公表しています。令和6年度の状況は次のとおりです。
(※)「過労死等」とは、過労死等防止対策推進法第2条において、「業務における過重な負荷による脳血管疾患若しくは心臓疾患を原因とする死亡若しくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡又はこれらの脳血管疾患若しくは心臓疾患若しくは精神障害をいう。」と定義されています。
【ポイント】
〔判断・認定件数〕
○ 各府省等における令和6年度の判断件数は2件、認定件数は1件(死亡・一般行政職)でした。(前年度 判断件数5件、認定件数3件)
〔判断・認定件数〕
○ 各府省等における令和6年度の判断件数は20 件(前年度10 件)で、このうち認定件数は7件(同6件)でした。
○ 認定件数(7件)のうち、死亡件数は1件でした。
○ 認定件数(7件)を職種別に見ると、一般行政職が5件、公安職及び医療職がともに1件でした。
○ 認定件数(7件)を「業務負荷の類型」別(注)に見ると、「仕事の量」が3件、「セクシュアル・ハラスメント」が2件、「パワー・ハラスメント」及び「職場でのトラブル」がともに1件でした。
(別紙表2-1(1)、表2-2、表2-6(2)参照) |
(注)「業務負荷の類型」別とは、各事案における主な負荷要因をもとに分類したものです。
以 上
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