第1編 《人事行政》

【第2部】 魅力ある公務職場の実現を目指して

第1章 公務職場に関する意識調査

第1節 調査方法

2 対象、属性

職員を対象とする多角的・包括的な調査は初めての試みであることから、調査の実施コストを勘案し、一般的な事務に従事する行政職俸給表(一)が適用されている職員で、本府省に勤務する職員を対象とした。

調査に当たっては、回答者である職員の属性として、職制段階、年齢、採用区分、性別、勤務形態を把握することとし、以下のように区分を設定した。

  • ○ 職制段階は、「係員級」、「係長級」、「課長補佐級」、「室長級」、「課長級」の5区分を設定した。
  • ○ 年齢は、5歳バンドからなる9区分とし、最も年齢が低い区分は「24歳以下」、最も年齢の高い区分は「60歳以上」として設定した。
  • ○ 採用区分は、「総合職等」、「一般職(大卒)等」、「一般職(高卒・社会人)等」、「選考等」の4区分とし、専門職試験や従前の採用試験については、分析の必要から、受験資格等が対応する区分に包含した。
  • ○ 勤務形態は、「フルタイム勤務」と「短時間勤務」に大別し、前者については、勤務時間の割振り方により、「通常勤務」、「早出遅出勤務」、「フレックス勤務」、「交替制勤務」の内訳を設定した。
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