「人事院総裁賞」は、国家公務員が国民全体の奉仕者としての強い自覚の下に職務に精励し、もって公務及び公務員の役割についての理解と公務に対する信頼を高めることに寄与したと認められる職員又は職域グループを顕彰するもので、昭和63年に人事院創立40周年を記念して創設された。
被顕彰者は、人事院総裁の委嘱する各界有識者からなる選考委員会(令和3年度は佃和夫委員長(三菱重工業株式会社名誉顧問)のほか、6人の委員)が、各府省及び行政執行法人から推薦された職員又は職域グループについて厳正な審査・選考を行い、その結果に基づいて人事院総裁が決定している。
第34回を迎えた令和3年度「人事院総裁賞」は、個人2名及び職域5グループに対して授与された(表10)。授与式は、令和4年2月28日、東京都内において行われた。
令和3年度までの被顕彰者の合計は、個人69名、職域106グループとなっている。
人事院総裁賞授与式