これまで女性が必ずしも十分に活躍することができなかった組織から、女性が仕事でその力を十分に発揮できる組織へと変わっていくことが必要である。そのためには、女性を組織の戦力としてしっかりと採用した上で、その職域を拡大し、さらに、女性が出産期・育児期等を迎えても、仕事と安心して両立できる仕組みの整備がまず前提となる。
このため、女性の活躍推進に積極的に取り組む企業では、勤務本拠地や職種を社員が選択する制度を導入する、まず女性の採用強化を図った上で管理職等の数値目標を設定する、男女を問わず能力主義で登用するなどの取組を行っている。