第1編 《人事行政》

【第2部】 次世代の行政の中核を担う30代職員の育成と公務全体の活性化 〜意識調査を通じて課題と対策を探る〜

第1章 30代職員を取り巻く環境

第2節 職員を取り巻く昨今の勤務環境

3 担当する業務の遂行方法の変化

各府省ヒアリングにおいては、トップダウンで仕事が決まることが増えた、以前は係長の仕事だったものを課長補佐が行い、課長補佐の仕事だったものを課室長が行っているなどの意見や、部下のいない係長ポストが増え、部下が行うべき仕事も自ら引き受けざるを得ない職員が増えているなどの意見が挙げられた。

近年の政策決定過程の変化、多様な行政需要への対応の必要性等が影響し、30代職員については、政策決定に関与する機会よりも、大きな判断を要しない事務に従事する機会が、以前よりも増えている可能性も指摘された。