第1編 《人事行政》

【第3部】 平成29年度業務状況

第5章 職員の勤務環境等

第6節 災害補償

1 災害補償の制度改正

次の事項について改正を行い、平成29年4月1日から施行した。

(1)介護補償

介護補償の最高限度額及び最低保障額を次のように改定した(「災害補償制度の運用について」(昭和48年事務総長通知)の一部改正)。

改定前 改定後
常時介護 最高限度額 104,950円 105,130円
最低保障額 57,030円 57,110円
随時介護 最高限度額 52,480円 52,570円
最低保障額 28,520円 28,560円

(2)奨学援護金

奨学援護金の支給月額のうち、小学校等に係る額を13,000円から14,000円に、中学校等に係る額を17,000円から18,000円に改定した(規則16-3(災害を受けた職員の福祉事業)の一部改正)。

(3)平均給与額の改定率等

一般職の国家公務員の給与水準の変動等に対応して、次の事項について改正を行った。

  1. ア 年金たる補償に係る平成29年度の補償額の算定に用いる平均給与額の改定率等(平成2年人事院公示第8号の一部改正)
  2. イ 年金たる補償等に係る平成29年度の平均給与額の最低限度額及び最高限度額(平成4年人事院公示第6号の一部改正)
  3. ウ 平成29年度の遺族補償一時金等の算定における既支給額の再評価率(平成4年人事院公示第7号の一部改正)
  4. エ 平均給与額の最低保障額(平成8年人事院公示第11号の一部改正)
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