平成29年度過労死等の公務災害補償状況について
平成30年7月19日
人事院は、一般職の国家公務員について、平成29年度の過労死等の公務災害の補償状況を取りまとめました。その概要は、次のとおりです。
【ポイント】 1 脳・心臓疾患に関する事案の公務災害補償状況
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平成29年度に協議を受け付けた件数(協議件数)は4件(前年度5件)です。また、平成29年度に公務上の災害と認定した件数(認定件数)は1件(同3件)です。 ○ 平成29年度の協議件数及び認定件数について職種別にみると、協議件数では一般行政職が2件(前年度4件)、公安職が2件(前年度1件)となっており、認定件数では一般行政職が1件(同2件)となっています。 2 精神疾患等に関する事案の公務災害補償状況
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平成29年度に協議を受け付けた件数(協議件数)は15件(前年度14件)です。また、平成29年度に公務上の災害と認定した件数(認定件数)は12件(同5件)です。 ○ 平成29年度の協議件数及び認定件数について職種別にみると、協議件数では一般行政職が11件(前年度14件)となっており、認定件数では一般行政職が11件(同3件)となっています。 ○ 平成29年度の認定件数について業務負荷の類型別にみると、仕事の量(勤務時間の長さ)が5件(前年度2件)、公務に関連する異常な出来事への遭遇が4件(同0件)となっています。 詳細は、別紙のとおりです。 |
注1
「過労死等」とは、過労死等防止対策推進法第2条において、「業務における過重な負荷による脳血管疾患若しくは心臓疾患を原因とする死亡若しくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡又はこれらの脳血管疾患若しくは心臓疾患若しくは精神障害をいう。」と定義されています。
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認定件数には平成29年度前に協議を受け付けた件数を含みます。
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