総合職試験等からの新規採用職員に対する「初任行政研修」の実施～地方自治体実地体験と合宿研修を再開～

総合職試験等からの新規採用職員に対する「初任行政研修」の実施
～地方自治体実地体験と合宿研修を再開～

令和５年５月１０日

○　初任行政研修は、平成９年度に創設されたもので、主として総合職試験に合格して新規採用された全府省の職員を対象に実施しています。

○　国民全体の奉仕者としての使命感、行政ニーズの多様化、国際化等への対応、国民目線で施策を行うための資質・能力の向上に加え、採用後の間もない時期に、他府省の職員とともに学ぶことで、相互理解と信頼関係を醸成し、府省間の連携強化の基礎作りにも貢献します。

○　本年度の受講予定者は７６７人（うち女性２７８人）です。研修員は、８つのコースに分かれ、３週間にわたって受講します。

○ 各コースとも以下の日程で実施します。

　１週目：オンライン研修（１日）

　２週目：通勤研修（５日間）

　３週目：地方自治体実地体験又は被災地復興・地方創生プログラム（現場等）（２日間）及び合宿研修（３日間）

○　３週目の地方での現場研修のうち、地方自治体実地体験は、全国１６９市町村のご協力を頂き、令和元年以来４年ぶりの実施となります。また、被災地復興・地方創生プログラムは、福島又は宮城で活動するＮＰＯ等の団体のご協力を頂き、昨年度に実施した福島での活動を含めて実施します。
　このほか、合宿研修は、令和２年以来、３年ぶりの実施となります。

１研修の目的等

○　本府省において主に政策の企画立案等の業務に従事することが想定される新規採用職員について、①倫理観、使命感の涵養、②行政ニーズの多様化、国際化等への対応、③セクショナリズムの弊害の排除を基本的な視点として、国民全体の奉仕者としての使命感の向上、国民全体の視点から施策を行うための資質・能力の向上、研修員間の相互理解と信頼関係の醸成を目的としています。

○　具体的には、行政政策に関する討議など研修員同士の議論や講師との意見交換を通じ、国家や行政の在り方に関する基礎的素養を付与し、行政ニーズの多様化や国際化等への的確な対応を学ぶとともに、行政官としての在り方や今後の課題を考えます。

２受講予定者数

　　７６７名（うち女性２７８人）

３研修内容等
（１）カリキュラムは別表のとおりです。

（２）第一週及び各コースの日程は、以下のとおりです。
【１週目】複数コース同時受講
＜Ａコース～Ｄコース＞：（オンライン）　５月１１日（木）
＜Ｅコース～Ｈコース＞：（オンライン）　６月　７日（水）

【２～３週目】コース別受講
＜Ａコース＞：（通勤）　　　　５月１５日（月）～５月１９日（金）
　　　　　　　（地方、合宿）　５月２２日（月）～５月２６日（金)
＜Ｂコース＞：（通勤）　　　　５月２２日（月）～５月２６日（金）
　　　　　　　（地方、合宿）　５月２９日（月）～６月２日（金)
＜Ｃコース＞：（通勤　　　　）５月２９日（月）～６月２日（金）
　　　　　　　（地方、合宿）　６月　５日（月）～６月９日（金）
＜Ｄコース＞：（通勤）　　　　６月　５日（月）～６月９日（金）
　　　　　　　（地方、合宿）　６月１２日（月）～６月１６日（金）
＜Ｅコース＞：（通勤）　　　　６月１２日（月）～６月１６日（金）
　　　　　　　（地方、合宿）　６月１９日（月）～６月２３日（金）
＜Ｆコース＞：（通勤）　　　　６月１９日（月）～６月２３日（金）
　　　　　　　（地方、合宿）　６月２６日（月）～６月３０日（金）
＜Ｇコース＞：（通勤）　　　　６月２６日（月）～６月３０日（金）
　　　　　　　（地方、合宿）　７月　３日（月）～７月７日（金）
＜Ｈコース＞：（通勤）　　　　７月　３日（月）～７月７日（金）
　　　　　　　（地方、合宿）　７月１０日（月）～７月１４日（金）

（３）地方での研修は、全国の市町村、福島又は宮城で活動するＮＰＯ等の現場を訪問します（第３週の月曜日及び火曜日）。

また、通勤研修は西ケ原研修合同庁舎（東京都北区西ケ原２－２－１）、合宿研修は人事院公務員研修所（埼玉県入間市宮寺３１３１）で実施します。

以上

問

合
せ
先

人事院公務員研修所　
     教務部長　　　　石水　修　
     主任教授　　　　岸本　康雄
     教務第二課長　安慶名　隆秀
　電話　０４－２９３４－１２９１