報 道 資 料
令和6年6月28日
令和5年度過労死等の公務災害補償状況について
人事院は、毎年、一般職の国家公務員について、過労死等の公務災害の補償状況を取りまとめ、公表しています。令和5年度の状況は次のとおりです。
(※)「過労死等」とは、過労死等防止対策推進法第2条において、「業務における過重な負荷による脳血管疾患若しくは心臓疾患を原因とする死亡若しくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡又はこれらの脳血管疾患若しくは心臓疾患若しくは精神障害をいう。」と定義されています。
【ポイント】
〔判断・認定件数〕(注1)
○ 各府省等における令和5年度の判断件数は5件(前年度2件)、認定件数は3件(同2件)でした。
○ 認定件数(3件)のうち死亡件数は2件でした。
〔判断・認定件数〕(注1)
○ 各府省等における令和5年度の判断件数は10 件(前年度22 件)で、このうち認定件数は6件(同9件)でした。
○ 認定件数(6件)のうち、死亡件数は1件でした。
○ 認定件数(6件)を職種別に見ると、一般行政職2件、公安職3件などでした。
○ 認定件数(6件)を「業務負荷の類型」別(注2)に見ると、「仕事の量」及び「公務に関連する異常な出来事への遭遇」がともに2件、「不祥事の発生と対処」及び「セクシュアル・ハラスメント」がともに1件でした。
(別紙表2-1(2)、表2-2(2)、表2-6(2)参照) |
(注1)判断件数・認定件数には、令和5年度より前に人事院に協議を行ったものも含まれます。
(注2)「業務負荷の類型」別とは、各事案における主な負荷要因をもとに分類したものです。
以 上
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