各府省は、派遣法に基づき、国際協力の一環として、条約その他の国際約束や我が国が加盟している国際機関、外国政府の機関等の要請に応じ、職員をその同意の下にこれらの機関に派遣している。
平成30年度において新たに国際機関等に派遣された職員は112人で、前年度と比べると54人減少している。一方、平成30年度中の復帰職員数は112人であり、平成30年度末における派遣職員数は384人で、前年度と比べると19人減少している。
なお、派遣期間が5年を超える新たな派遣又は更新の場合には人事院に協議することとされており、令和元年度には4件の協議があった。
平成30年度末の派遣先機関別及び派遣先地域別の状況は、図8-2及び図8-3のとおりである。