Ⅰ種試験・総合職試験における女性の割合は、直近5年間の平均が申込者の段階で30.7%、合格者の段階で20.5%、採用者の段階で23.9%である。
平成25年度総合職試験の事務系区分(院卒者試験にあっては行政区分並びに大卒程度試験にあっては政治・国際区分、法律区分及び経済区分)では、申込者の段階で33.0%、合格者の段階で20.6%、採用内定者の段階で29.1%である。合格者の段階での割合の低下傾向がみられるものの、同年度は、採用内定者における女性の割合は過去2番目の高さであり、これは各府省の積極的な取組によるものと考えられる(図5)。
各府省において女性の採用に対する意識が非常に高まっている中で、合格者に占める女性の割合を高めるために、優秀な女性受験者を増加させるべく、今後も女性に向けた人材確保活動を強化することが必要である。