第1編 《人事行政》

【第2部】 次世代の行政の中核を担う30代職員の育成と公務全体の活性化 〜意識調査を通じて課題と対策を探る〜

第2章 30代職員の意識等

第1節 前回調査等から見える課題

1 年齢階層別の回答の平均値等

人事院は、平成28年度、本府省に勤務する行政職俸給表(一)適用職員を対象として意識調査を実施した(以下「前回調査」という。)。前回調査は、各質問項目について「まったくその通り」から「まったく違う」までの5段階で回答を求め、それぞれについて5点から1点までに点数化して、回答者の点数の平均値を算出し、分析を行っている。

年齢階層別に前回調査の全85項目の回答の平均値をみると、24歳以下が最も高く、以降急激に低下し、30歳〜34歳が最低となり、35歳〜39歳が次に低くなっている。その後、50歳〜54歳まで高くなっており〔図3〕、10歳バンドでみても30代が最も低くなっている。

また、質問項目別にみると、30代職員の回答の平均値が最低値となった項目は、全85項目中51項目あり、そのうち、前回調査で否定的な傾向がみられる項目と整理した平均値3.19以下の項目は23項目あった〔表5〕。

図3 前回調査における年齢階層別の回答の平均値
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表5 30代職員の回答の平均値が3.19以下かつ他の年代と比べて最も低い質問項目