国家公務員の留学の実施等に関する状況
令和8年9月14日
| 〇公表のポイント
1.留学の開始件数の状況
・ 国家公務員の留学制度として、多様な研修が整備されています。
・ 留学は、「国家公務員スキル一覧」の「概念化スキル」や「対人スキル」など、多様な能力の向上につながる重要な成長機会となっています。
・ 令和7年度に新たに留学を開始した件数は、463件となっています。留学費用償還制度の創設以降、令和7年度末までに留学を開始した件数の総数は8,227件となっています(表1)。
2.留学費用の償還件数の状況
・ 令和7年度に新たに償還義務が発生した件数は94件となっています(表2)。
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1.留学の開始件数の状況
(1)多様な留学制度の整備
国家公務員の留学制度として、多様な研修(うち在外18研修、国内25研修)が整備されています(参考1)。
留学制度のうち、行政官長期在外研究員制度を利用した研究員からは、所管する政策分野について最新の知見や関連施策への示唆を得ることができた、多様な国々出身の同級生との交流等を通じて新たな視座・視点を得ることができた、などの報告が寄せられています(注1)。
このように、留学ならではの経験を通じ、各府省の所管分野で必要なスキル、「国家公務員スキル一覧」(注2)の「概念化スキル」(組織が直面する課題に対して解決策や戦略を考えるスキル)や「対人スキル」(他人と関わりチームで働いていくためのスキル)など、多様な能力の向上に資するものとなっています。研究員は、これらの留学の経験・成長をいかして、留学後も公務に従事しています。
また、令和8年度に人事院が実施した総合職試験等からの新規採用職員に対するアンケートの結果では、回答者の約8割が留学などの国際的な経験を希望すると回答しており、留学は職員にとって魅力的なキャリア形成や成長機会の一つとなっています(注3)。
引き続き、公務の魅力向上のための取組を一層進めるほか、公務のブランディングの取組において、留学等を挑戦と成長のプロセスと位置づけ、公務の魅力の一つとして発信をしていきます。
(注1) 行政官長期在外研究員制度(昭和41年度創設)の研究員の体験記の詳細については、下記リンクをご参照ください。
(https://www.jinji.go.jp/seisaku/ninmen/kensyuu/haken/haken_2.html)
(注2)「国家公務員スキル一覧」については、下記リンクをご参照ください。
(https://www.jinji.go.jp/seisaku/ninmen/skill-ichiran.html)
(注3)アンケート結果の全体については、下記リンクをご参照ください。
(https://www.jinji.go.jp/content/000017713.pdf)
(2)年度別の留学開始状況
令和7年度に新たに留学を開始した件数は463件(うち在外267件、国内196件)であり、近年は毎年400件台後半で推移しています。留学費用償還制度の創設以降、令和7年度末までに留学を開始した件数の総数は8,227件(うち在外4,961件、国内3,266件)となっています。
<表1> (件)
| 年度 | 当該年度に留学を開始した件数 | ||
| うち在外 | うち国内 | ||
| 令和7年度 | 463 | 267 | 196 |
| 令和6年度 | 450 | 273 | 177 |
| 令和5年度 | 476 | 275 | 201 |
| 総数 (平成18年6月19日以降) |
8,227 | 4,961 | 3,266 |
2.留学費用の償還件数等の状況
国家公務員が留学中又はその終了後5年以内に離職した場合、国家公務員の留学費用の償還に関する法律(平成18年法律第70号)に基づき、留学費用相当額の全部又は一部を償還しなければならないこととされています(参考2)。令和7年度に新たに償還義務が発生した件数は94件となっています。
(1)年度別の償還件数
<表2> (件)
| 年度 | 当該年度に償還義務が発生した件数 |
| 令和7年度 | 94(85) |
| 令和6年度 | 96(92) |
| 令和5年度 | 85(84) |
| 総数 (平成18年6月19日以降) |
851 (832) |
(※)( )内は、令和8年5月1日までに留学費用の償還を終えている件数を表す。
(2)令和7年度の留学費用の償還状況の内訳
<表3> (件)
| 研修の名称 | 件数 | |
| 在外 <48> |
・行政官長期在外研究員制度 ・金融庁在外研究員制度 ・財務省在外研究員制度 ・外務省在外研修 |
33(27) 1(1) 3(3) 11(10) |
| 国内 <46> |
・行政官国内研究員制度(修士課程コース) ・行政官国内研究員制度(博士課程コース) ・金融庁国内大学院派遣制度 ・財務省経済学等専門研修制度 ・財務省税関研修所大学委託研修制度 ・国税庁税務大学校研究科博士前期課程受講コース ・防衛省国内一般大学留学(修士課程) ・防衛省国内一般大学留学(博士課程) ・防衛省防衛大学校理工学研究科留学(前期課程) ・防衛省防衛大学校理工学研究科留学(後期課程) ・防衛省防衛大学校総合安全保障研究科留学(前期課程) ・防衛省防衛医科大学校医学研究科留学 |
5(4) 1(1) 1(1) 1(0) 1(1) 1(1) 2(2) 2(2) 13(13) 3(3) 4(4) 12(12) |
以 上
問い合わせ先
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人事院人材局研修推進課
課長 髙田 悠二
課長補佐 川口 孟桂
電話 (03)3581-1971(直通)
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内閣官房内閣人事局
内閣参事官(人材育成担当)伊東 千尋
参事官補佐(人材育成担当)小澤 孝洋
電話 (03)6257-3753(直通)
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