第1編 人事行政

第2部 公務組織の人材マネジメントにおけるデータやデジタルの活用の可能性

第4章 公務組織の人材マネジメントにおけるデータやデジタルの活用の可能性

第2節 データやデジタルの活用に当たっての留意点

2 安定的な職員情報収集の仕組みの確立

前節2とも関連するが、特に職員が持つスキルや経験等の情報については、収集しようとする情報の内容やその粒度によっては、情報収集を行う担当者の業務量が膨大になる可能性がある。体系的に標準化されたデータが安定的に収集されるよう、例えば人事異動・配置の参考にできる情報とは具体的にどのようなものか、また、それはどのように収集することが適当か等、上記1の活用目的に照らして収集すべき情報の種類、内容、体系的に標準化する手法等についての検討が必要である。

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