人事院 人事院ホーム

第2章 定年後の仕事の選択

1 仕事を選択する理由

あなたは、定年後も仕事を続けようと考えていますか。あるいは仕事はせずに自分の好きな活動や趣味に生きようと思っていますか。いずれにしても、定年後の人生をより有意義に過ごすために、なぜ仕事をするのか、何がしたいのか、また、なぜ仕事をしないのかなどについて、その目的をじっくり考えてみましょう。

何のために働くのかについては、多くの場合、仕事を続ける理由は複数あると思いますが、まず始めに、どの理由を優先して取り組んでいくのかを検討して整理します。仕事の形も、公務への再任用、民間企業への再就職、起業して会社を興すなど様々ですので、仕事をする理由やその優先度によって、自分が就きたい仕事、職種が異なることになります。

(1) 家計を支えるため

生活費そのものが必要なため、将来に向かっての蓄えのため、他の家族に負担を掛けたくないため、自由になる収入を得るためなど、様々な経済的理由が挙げられると思いますが、漠然と収入を得たいということではなく、定年後の収入と支出について把握し、具体的にどの程度の収入が必要となるのかを検討します。定年後の収入は、現役のときに比べて大きく下がるのが一般的ですので、あまり高望みはせず、現実的な目標を設定します。

(2) 健康の維持・増進のため

仕事をすることによって規則正しい生活が保たれ、人との交流や適度な緊張感が健康を維持することに役立ちます。その場合、フルタイムでの就業とするか、パートタイムによる就業とするか、自らの年齢や健康状態に適した就業形態を選択するようにします。

(3) 能力活用、社会貢献のため

公務で培ってきた知識、経験、能力などを活用し、社会に貢献するために就業を希望する人もいます。その思いを実現するためには、自らの能力、適性を見極め、どのような仕事に就けば、その能力を発揮して社会に貢献することができるのかを考えてみる必要があります。

(4) 生きがいのため

仕事が好きで、仕事が生きがいだという人もいると思います。その場合でも、仕事のどのようなところに魅力を感じるのか、やりがいや誇りが感じられる仕事とはどのようなものなのかを考えてみます。
 

ページトップへ

 

                                                                            `次へ ▶
HOME