2 年金制度の概要

公的年金制度 ▶ 国民年金制度 ▶ 老齢基礎年金 ▶ 被用者年金制度 
厚生年金の計算の基礎 ▶ 老齢厚生年金と退職共済年金  ▶ 年金の繰上げ・繰下げ・在職支給停止  ▶ 特別な年金計算と支給停止 
障害給付 ▶ 遺族給付 ▶ 離婚等の場合の年金分割 ▶ ねんきん定期便

(5) 厚生年金の計算の基礎

厚生年金の額は、第2号厚生年金被保険者期間の月数と「平均標準報酬月額」及び「平均標準報酬額」をもとに計算します。

ア  被保険者期間の月数

第2号厚生年金被保険者期間は、国家公務員として「就職した月」から「退職した月の前月(定年等のように月の末日に退職した時はその月)」までの期間の月数によって計算します。

ただし、昭和61年3月31日までの第2号厚生年金被保険者期間の計算は、「就職した月」から「退職した月」までの期間の月数によります。

イ  平均標準報酬月額・平均標準報酬額

(ア)平均標準報酬月額

平均標準報酬月額は、平成15年3月以前の第2号厚生年金被保険者期間に係る「各月の標準報酬月額の総額」をその第2号厚生年金被保険者期間の月数で除した額です。


(イ)平均標準報酬額

平均標準報酬額は、平成15年4月以後の第2号厚生年金被保険者期間に係る「各月の標準報酬月額の総額」と「標準賞与額の総額」の合計額をその第2号厚生年金被保険者期間の月数で除した額です。


(注1)各月の標準報酬月額は、各再評価率を乗じた額をいいます。
(注2)標準賞与額とは、期末手当と勤勉手当の額のことで、6月、12月それぞれの額に1,000円未満の端数があるときには、これを切り捨てた額(150万円が上限)となります。

(参考情報)マクロ経済スライドとは(国家公務員共済組合連合会)

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